昭和天皇のお食事 の商品レビュー

渡辺誠【著】

2013/05/08

この本、凄く面白かった。
天皇陛下様のお食事の裏がどうなっているのか、なんて全然知らなかったから、凄い興味深かった。そして筆者の若い頃の失敗談が面白い。庶民の私にはわからない世界。

柏餅の葉っぱごと陛下が食べてしまう、昭和天皇はサンドウィッチが好きだった、天皇家専用の牧場があって、外国要人が来るスケジュールにあわせて羊が出産される、女官は天皇陛下に聞かれるまで直刀してはいけない、など小話が面白い。

2013/02/02

仕える人と自分の道を、まっすぐ堂々と晴れやかに誇る職人の姿！ エッセイはなんでも好きだけど、別の意味でも感動。大林監督によるあとがきも涙。

2012/12/11

間違いなく、私の方が贅沢してる！

長く宮内庁勤めをしている人たちからみても
昭和天皇はカリスマ性があったんですね、しかも優しい。
微笑ましいと思えるエピソードもあって、よかったです。

2011/09/21

大膳だった作者の思い出話。

宮中のあれこれや料理人としての云々は面白かったけど、タイトルほどは昭和天皇のエピが出てこなかった印象。
なんかまあ、いろいろ思うところあったんだろうなという読後感でした。

2009/12/30

わたしは食エッセイが好きだ。
そして、皇室も好きだ。
なので、この本は素晴らしく好きだ。

意外に質素で素朴な陛下の食生活が忍ばれます。
結構泣ける……陛下ー！
つまり、陛下が好きなんですよねえ。

2009/10/04

メニューは、とりわけ豪華！といった風ではないけれど
手間隙が恐ろしくかかっている。
グリンピースの皮、剥いちゃうんだ・・・
気が遠くなりそう。

だけど、ダイレクトにしかも特定の人に喜んでもらえる
仕事って羨ましいです。

麺麭ってパンの事だったんだ。と目からウロコ。