図表でみる世界の社会問題 OECD社会政策指標(2) の商品レビュー
図書館の新巻棚で見つけて興味を持った本だが、資料としては非常に良いが、期待したものではなかった。 仕事でこうしたOECDなどの資料はよく使うので、少しデータが古いかなとも思うが、常にネット上で英語の文献を探す状況が続くので日本語で書かれているものがあるのはありがたいなと思う。 た...
図書館の新巻棚で見つけて興味を持った本だが、資料としては非常に良いが、期待したものではなかった。 仕事でこうしたOECDなどの資料はよく使うので、少しデータが古いかなとも思うが、常にネット上で英語の文献を探す状況が続くので日本語で書かれているものがあるのはありがたいなと思う。 ただ、最初にこの本を見て期待したのは、図表ごとの解説だった。 例えば最後の方にある自殺者の比較。自殺者が多い国とその理由が欲しかったのだが、一概には言えないのでうんぬんとうまくごまかされた感じがする。 もちろん一概には言えないのはわかるが、多い国と少ない国、その特徴を羅列してほしかった。 ある意味、幅広いデータが盛りだくさんすぎて、ひとつひとつの細かいところまで書けないのだろう。 やはり幅広いデータからそれなりに楽をしていろいろな情報を得ようとする方が間違っているらしい。そんなうまいはなしはないのかもしれない。
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