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仏教瞑想論 の商品レビュー

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2024/09/14

仏教瞑想とは―サマタとヴィパッサナー: 輪廻思想 輪廻の根源は心の働き 心の働きを減らす止滅の道 観の道 四念処 情動作用の止滅 止と観の違い 大乗仏教の瞑想 東アジア世界の仏教瞑想: 中国への仏教の伝播 仏典翻訳の時代 禅観経典 馬祖道一の宗風 止と公案 看話禅・話頭禅 禅宗の...

仏教瞑想とは―サマタとヴィパッサナー: 輪廻思想 輪廻の根源は心の働き 心の働きを減らす止滅の道 観の道 四念処 情動作用の止滅 止と観の違い 大乗仏教の瞑想 東アジア世界の仏教瞑想: 中国への仏教の伝播 仏典翻訳の時代 禅観経典 馬祖道一の宗風 止と公案 看話禅・話頭禅 禅宗の中国的要素 日本・瞑想修行: 南都の伝統 良忍の融通念仏 唐招提寺の釈迦念仏会 臨済禅と公案 道元禅 白隠の禅 現代アジアの瞑想の実際: マハシーの実践 オーバーキンの実践 モコックの修行 タイにおける瞑想 タンマガーイの名僧 禅七 禅仏

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2023/02/04

今年こそはヴィパッサナー瞑想に挑戦しようと地橋秀雄著「ブッダの瞑想法」に続いて読了。 瞑想の観点からインド、中国、日本、アジア各国での仏教の歴史、変遷を教えてくれる。具体的な瞑想のやり方も詳しい。丁寧な解説で読むだけでも十分納得感がある。ある程度実践したうえでないと十分な理解まで...

今年こそはヴィパッサナー瞑想に挑戦しようと地橋秀雄著「ブッダの瞑想法」に続いて読了。 瞑想の観点からインド、中国、日本、アジア各国での仏教の歴史、変遷を教えてくれる。具体的な瞑想のやり方も詳しい。丁寧な解説で読むだけでも十分納得感がある。ある程度実践したうえでないと十分な理解までは行かないだろうけど。「ブッダの瞑想法」と基本的な論旨は共通しており、合わせて読むことでより理解を助けてくれる。 最後の章に一度だけmindfulnessが「気づき」として出てくるが、なにしろ15年前の著書であり、この間でもmindfulnessが世界で広く注目されてきていることを実感する。 特に印象に残ったのは中国において、 「気」を呼吸の対象とするようになり瞑想に新たに身体性が込められたこと、 心に生じる様々な働きを「肯定的に」捉えるようになったこと、の2点。 特に後者についてはかなり決定的な変容であると思うが、瞑想の本質は確実に継承されていると本書では述べている。 この世に生きる苦しみ悩みを乗り越えるため(悟り、解脱)にブッダがヴィパッサナー瞑想を確立したところから仏教が始まったことから考えても、他の2大宗教とは全く異質であることはよく分かる。そもそも一神教ではない時点で宗教と呼べるのかも疑問だが。 仏教は体験、実践の宗教である。瞑想活動を始めるのに格好の入門書であろう。

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2021/04/29

著者の蓑輪顕量さん。 2021年4月18日、Eテレの「こころの時代」に出演されていました。 どのような方かというと、以下に、コピペ。 東京大学教授。1960年、千葉県生まれ。東京大学教授。東京大学大学院博士課程単位取得。愛知学院大学教授を経て、現職。専門は日本の仏教、仏教思想史...

著者の蓑輪顕量さん。 2021年4月18日、Eテレの「こころの時代」に出演されていました。 どのような方かというと、以下に、コピペ。 東京大学教授。1960年、千葉県生まれ。東京大学教授。東京大学大学院博士課程単位取得。愛知学院大学教授を経て、現職。専門は日本の仏教、仏教思想史。 著書に『仏教瞑想論』『日本仏教史』(春秋社)など。 1999年、日本印度学仏教学会賞、2000年、中村元章受賞。日本マインドフルネス学会の理事を務める。

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2013/03/08

卒論テーマを決める際に大変役立った一冊。 いつもお世話になっている蓑輪先生の本。 仏教における瞑想の基礎である「止観」を中心に、瞑想方法を地域・宗派ごとに細かく解説。大変勉強になりました。

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2009/10/04

走圏の起源がここに?すべからくインドの瞑想が起源であるかのように書かれている部分は、歴史的な起源としてでなく構造的な根源として理解した方がより豊かな読みが開かれる。

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2009/10/04

瞑想という視点から仏教を概観する本。日本に伝わった大乗仏教だけではなく、東南アジアに伝播した、テーラーワーダ仏教で実践されるヴィパッサナー瞑想の視点をも包括した瞑想論である。仏教にとっての瞑想の意味をまず全体的な視野からとらえる試みはこれまでほとんどなかった。禅の瞑想、ヴィパッサ...

瞑想という視点から仏教を概観する本。日本に伝わった大乗仏教だけではなく、東南アジアに伝播した、テーラーワーダ仏教で実践されるヴィパッサナー瞑想の視点をも包括した瞑想論である。仏教にとっての瞑想の意味をまず全体的な視野からとらえる試みはこれまでほとんどなかった。禅の瞑想、ヴィパッサナー瞑想など個々に語られることはあっても、全体のなかでそれらを位置づける本として、その目論見は評価されるべきだろう。しかし、現代のヴィパッサナー瞑想に関していくつか基本的な事実の誤認があるのは残念だ。

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