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壺霊(上) の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2014/03/22

京都高島屋のダイニング京回廊の取材を、旅と歴史の藤田編集長から請けた浅見光彦。折しも兄の陽一郎から、昔京都で世話になった伊丹氏の相談にのってほしい、と頼まれる。 伊丹氏が所有する町家ゲストハウスに滞在することになった浅見。伊丹氏の相談とは、孫娘の千寿の母、佳代と、紫式部という異名...

京都高島屋のダイニング京回廊の取材を、旅と歴史の藤田編集長から請けた浅見光彦。折しも兄の陽一郎から、昔京都で世話になった伊丹氏の相談にのってほしい、と頼まれる。 伊丹氏が所有する町家ゲストハウスに滞在することになった浅見。伊丹氏の相談とは、孫娘の千寿の母、佳代と、紫式部という異名を持つ高価な青磁の壺の行方を探して欲しいというものだった。佳代は失踪して1ヶ月経つというが、身内の恥、と警察には届けないという。 浅見は、青磁の壺に紫式部と名付けた大勝に興味を持つ。彼は7年前に壺に取り憑かれた?ように亡くなったという。しかも亡くなったのは上田京子という若い女の部屋で、その上田京子は浅見が京都に来て間も無く殺されたのだった。

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2012/04/06

京都のそこここが描かれていて旅情感は良く出ていたし、 京都人っぽさ、あの店のそれ確かに美味しい!といった 「あるある!」部分は楽しめました。

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2010/10/23

舞台は京都。失踪した女性と壷の行方の捜索を依頼されますが、例のごとく別の殺人事件へと首を突っ込むことに。 最終的には女性の失踪も壷の行方も解決しますし、その推理過程は悪くないのですが、長い割にはどうにもしっくりこない話でした。グルメレポートが間に挟まっているせいか。内容は京都らし...

舞台は京都。失踪した女性と壷の行方の捜索を依頼されますが、例のごとく別の殺人事件へと首を突っ込むことに。 最終的には女性の失踪も壷の行方も解決しますし、その推理過程は悪くないのですが、長い割にはどうにもしっくりこない話でした。グルメレポートが間に挟まっているせいか。内容は京都らしくて好きなんですが、今回のヒロインは正直好きじゃない…。 ちなみに仕事の依頼は完結せず、それも中途半端な感じがして私の好みじゃないのかも。

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2010/05/02

代々伝わる高価な壺を手に、老舗骨董品店の女将が姿を消した。秋の京都を取材で訪れていた浅見光彦は、彼女と壺の行方探しを頼まれる。その頃、清水寺の裏手で女性の他殺体が発見され……。待望の浅見シリーズ最新刊

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2009/12/29

京都の老舗骨董店・正雲堂の嫁である伊丹佳奈が失踪した。嫁ぐ際に持参した高価な高麗青磁の壺“紫式部”も消えている。残された唯一の手がかり、縁切り神社・安井金比羅宮の形代には、佳奈と夫の離縁を祈願する内容に、見知らぬ女性の名前と住所が添えられていた。その紫野の住所で浅見光彦が発見した...

京都の老舗骨董店・正雲堂の嫁である伊丹佳奈が失踪した。嫁ぐ際に持参した高価な高麗青磁の壺“紫式部”も消えている。残された唯一の手がかり、縁切り神社・安井金比羅宮の形代には、佳奈と夫の離縁を祈願する内容に、見知らぬ女性の名前と住所が添えられていた。その紫野の住所で浅見光彦が発見したのは、何と紫式部の墓。しかも、壺を“紫式部”と名付けた男は、7年前に変死しているという…。京都町家暮らしという条件に惹かれ、佳奈の娘千寿の依頼を引き受けた浅見は、いつしか怨霊や生霊の息づく古都の底知れぬ深みにはまっていたのだった。

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2009/12/23

やはりこのシリーズはおもしろい。もはや枯れたシリーズなので、安心して読めるが、新しい作品も読みたいので、少し避けてきた。でも、おもしろい。京都という土地の事情も分かり、旅気分に浸れるのも良い。

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2009/12/23

浅見さん、以前と変わったね・・・ってこのごろ人に言われませんか? 昔はもっと素直で純真で、真摯で綺麗でしたよね。 って、私の方が変ってしまったのかしら。

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2009/12/04

代々伝わる壺と共に老舗の骨董品店の女将が失踪した。 京都にきていた浅見光彦が捜索を依頼される。 下に続く。

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2009/10/04

旅情ミステリー全開ですね。 京都の街中の様子が 旅案内のように描かれていて、楽しめます。 京都のデパートのレストラン街の取材に訪れた 浅見光彦は、 兄の知り合いである素封家に、 高価な壷と その家の嫁である女性の行方を探すことを、依頼されます。 「浅見さん、京の女は...

旅情ミステリー全開ですね。 京都の街中の様子が 旅案内のように描かれていて、楽しめます。 京都のデパートのレストラン街の取材に訪れた 浅見光彦は、 兄の知り合いである素封家に、 高価な壷と その家の嫁である女性の行方を探すことを、依頼されます。 「浅見さん、京の女は怖ろしゅうおすえ。」 京都と言えば、やっぱり女性のイメージ。 それを裏切らず、次々と印象的な女性が登場。 もう、女優さんの顔でも思い浮かべないと、誰が誰やら! もちろん、魅力的な男性も登場! まるで、某作家の登場人物を 彷彿とさせるような。 魅力的な観光地も登場。  安井金比羅宮。 そこの「縁切り碑」に貼られた形代が、重要な意味を・・・ どんでん返し的要素も、もちろん。 多少 過剰な説明や設定もありますが、新聞連載と言うことで。 それでも、古からの都であった地であり、  今でも 古いしきたりや慣習が息づいている京都には、ぴったりの作品です。 ※キーワード:六条御息所         万城目 学「プリンセス・トヨトミ」         アナグラム

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2009/10/04

京都を舞台に浅見光彦が歩き回ります。 京都って街は歴史もあるし、いろいろな場所が出てきて趣も感じられます。 ストーリーとしては、淡々と・・・といった感じでしょうか。

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