世界がもし100人の村だったら 完結編 の商品レビュー
2008年12月18日と、出版されてまだ1年が経っていない。完結編ということで、今回は未来を予測している。 予測というよりは、楽観、いや呼びかけ、現在始まっている小さな動きの芽を紹介し、2015年にはこのような世界になっているよと、語りかけている。現実は、決して楽観視できる...
2008年12月18日と、出版されてまだ1年が経っていない。完結編ということで、今回は未来を予測している。 予測というよりは、楽観、いや呼びかけ、現在始まっている小さな動きの芽を紹介し、2015年にはこのような世界になっているよと、語りかけている。現実は、決して楽観視できるものではないが、多くに地域で小さい動きが起こりつつある。それらは、政府によるものでも、企業によるものでもなく、一民間人の「思い」を形にしているものである。中には、社会起業家としてビジネスにまでできている人もいれば、地域で地道な活動をしている人もいる。そんな雑多な、見かけ上統一性のない組織のつながりが、人間社会を形成していっていいのではないだろうか。政府や、会社じゃないとだめという社会ではおかしいと思えてきた。はたまた、NPOでなきゃだめというのもおかしいのだろう、日本やアジア文化としてある、「結」などの人と人を結ぶ何か違う存在があったもいいのだろう。それらを、この数十年私たち都市住民が忘れてしまっていただけなのでは無かろうか。 話を、今本に戻すが。長らく続けられてきたこのシリーズの締めくくりとして、昇華された内容になっていると思う。これらを読み通す中で、数字をきちんと読み解くこと、数字は生き物であるから常に新しい情報を仕入れておくことなど、読者に求められることもきちんと把握した上で、このシリーズのまとめとしたい。 追伸 このシリーズの第1冊目は、このブクログには書き込んでいないが、発刊当時に読んでいたと思う。
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★35 幸せの5つの条件を。 きれいな空気と土と水 災害や戦争でふるさとを離れなくてすむこと 基礎的な医療 基礎的な教育 そして、伝統文化です。 ●さて、共感はするけど、日本は?と思うと、1と5は危機的状況、2は守られているけど、3と4は崩壊寸前、幸せな国なのかな。
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完結編には、 現在から未来の100人の村の人々と その生活が地球にどのような影響を与えているのか? そして 未来に向けて何に取り組んでいくのかという 地球的使命の目標がある。 そして、 その地球的使命に関る人が紹介されている。 自分が今何をするのか?という問いというよりは、 ...
完結編には、 現在から未来の100人の村の人々と その生活が地球にどのような影響を与えているのか? そして 未来に向けて何に取り組んでいくのかという 地球的使命の目標がある。 そして、 その地球的使命に関る人が紹介されている。 自分が今何をするのか?という問いというよりは、 指針を見せてくれている。
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今までの可愛いイラストではなく写真つき。 自分の子どもも中学生と小学校高学年になったので よりよく現実を見て欲しいと 「完結編」も蔵書に加えました。 「世界を変えるひとびと10」 「世界はどんどん変わっている」 が巻末にあって これは社会起業に興味ある自分が読み...
今までの可愛いイラストではなく写真つき。 自分の子どもも中学生と小学校高学年になったので よりよく現実を見て欲しいと 「完結編」も蔵書に加えました。 「世界を変えるひとびと10」 「世界はどんどん変わっている」 が巻末にあって これは社会起業に興味ある自分が読みたかった。 小さな本ですが、 ここから「世界と未来へ」大きくひろがっていきます。
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