人類は衰退しました(4) の商品レビュー
工場と無人島のお話。 [ひみつのこうじょう]食糧不足が起こったと思ったところ、妖精社なるところの物品が自動で増えてる話。 加工済みチキンが知能を得て動き回るとか嫌だなあ。食べれなくなりそう。 主人公は前巻からの続きで短髪で登場。 ただし50ページにも満たずに即回復してたのには...
工場と無人島のお話。 [ひみつのこうじょう]食糧不足が起こったと思ったところ、妖精社なるところの物品が自動で増えてる話。 加工済みチキンが知能を得て動き回るとか嫌だなあ。食べれなくなりそう。 主人公は前巻からの続きで短髪で登場。 ただし50ページにも満たずに即回復してたのには驚いた。 この動く髪は後々の伏線になったりするのか? [ひょうりゅうせいかつ] 妖精さん人口が爆発して、妖精さんのストレスが増加したことの対応として一部を連れて出張したら無人島に漂流したお話。 さすがの妖精さんも無から有は作れないのですね。 何でもありだと思った。
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第一話「妖精さんの、ひみつこうじょう」は、主人公の少女やおじいさんが、「妖精社」という工場の秘密をさぐる物語です。 第二話「妖精さんの、ひょうりゅうきょうしつ」は、少女が調停官となってクスノキの里に来て以来、妖精たちが異常に増加してしまい、ストレスのためかいじめなどの問題が生じ...
第一話「妖精さんの、ひみつこうじょう」は、主人公の少女やおじいさんが、「妖精社」という工場の秘密をさぐる物語です。 第二話「妖精さんの、ひょうりゅうきょうしつ」は、少女が調停官となってクスノキの里に来て以来、妖精たちが異常に増加してしまい、ストレスのためかいじめなどの問題が生じます。少女は、おじいさんの指示で島に移り、そこで妖精たちの女王となって新しい王国を築きます。 今回も、パロディ色の強い内容です。アニメやマンガだとこうしたシュールな描写が映えるのですが、わたくしの想像力が乏しいせいか、小説だといまひとつ作品世界に入り込めないように感じてしまいます。
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「フフ……落ち込むときは、狭いところに限りますよね……?」 平常運転の第4巻。 里で食べ物が不足して困ってたら、いつのまにか不審な(明らかに妖精さん由来の)食べ物などなどが現れたので工場に調べに行くお話と、 妖精さんの人口過密を解消するために移住しようとしたら漂流して、島の土...
「フフ……落ち込むときは、狭いところに限りますよね……?」 平常運転の第4巻。 里で食べ物が不足して困ってたら、いつのまにか不審な(明らかに妖精さん由来の)食べ物などなどが現れたので工場に調べに行くお話と、 妖精さんの人口過密を解消するために移住しようとしたら漂流して、島の土着植物を遺伝子改造するなどして食べ物(とお菓子)をゲットしようとするお話の2本です。 …食べ物の話ばっかりですね? 文明の衰退期には食べ物、大切ですからね。 工場探検は、「チャーリーとチョコレート工場」っぽくなるのかなと思ってたらちょっと違いました。 あんな感じで探検するのも見てみたかったですね。 この方向でのんべんだらりとやっていってもらえると嬉しいな。 シリアスはたまでいいと思うのですが。 「……むのうで、ひんじゃくな、ぼくら、をみすてないで?」
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今回はこれまでに比べて更に多様な妖精さんたちが出てきて一段と作品の魅力が増したように思う。 内容は食料工場の探検と無人島を王国に変えてしまった話。どちらにも妖精さんらしい発想が随所に込められていて読んでいると自然と情景が浮かんでくるようである。 しかし、絵柄や本の雰囲気に...
今回はこれまでに比べて更に多様な妖精さんたちが出てきて一段と作品の魅力が増したように思う。 内容は食料工場の探検と無人島を王国に変えてしまった話。どちらにも妖精さんらしい発想が随所に込められていて読んでいると自然と情景が浮かんでくるようである。 しかし、絵柄や本の雰囲気に相反して助手さんの絵本や憂鬱状態の妖精さんが放つ言葉はかなりの黒さを含んでいる。ブラックユーモアですか。あと、崖から集団自殺するチキンはシュールなんて言葉じゃ済まない程ブラックです。 今回も無人島を科学の最先端にしてしまった妖精さん。彼らにお菓子作り以外の限界はあるのだろうか?
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文化生活万歳! ひもじかったり豊かだったり、わたしちゃんはだいぶ忙しい様子。 深いような、そうでもないような? 物語の展開がおもしろい。
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人類は衰退しましたの4巻目。 不条理なファンタジーなのですが、毎回お話ごとに、いろんな分野について、考えさせられることが混ざっているような…。 ひみつのこうじょうだと、身近なものにも表出されない思考が宿っているかもしれないということ。 ひょうりゅうせいかつだと、集団生活におけるストレスといじめの発生とか、人類の発展における資源の重要性とか。 私ちゃんのショートカットは可愛いと思うのですが…本人は嫌なんですよね。 アニメの妖精さんのいじめシーンの「おめーのせき、ねーです?」は可愛かったなぁ…(ひどい台詞だけど)。 しかし、ひょうりゅうせいかつのcivilizationネタはアニメで入ったのかと思ってたけど、原作の時から…というかむしろ原作まんまだったんですね…。 当時から結構有名だったのかなぁ…。
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『物資』を手に入れねばならない話と 増えすぎた妖精さん話の、2編もの。 なんというか…さすが妖精さん、詰めが甘い。 いや、まさかこんな状態になるとは思えませんし。 むしろ落ちの乗っ取り計画に突っ込むべきなのか 動力源に突っ込むべきなのか。 空からお菓子が降ってきた、より楽しい状...
『物資』を手に入れねばならない話と 増えすぎた妖精さん話の、2編もの。 なんというか…さすが妖精さん、詰めが甘い。 いや、まさかこんな状態になるとは思えませんし。 むしろ落ちの乗っ取り計画に突っ込むべきなのか 動力源に突っ込むべきなのか。 空からお菓子が降ってきた、より楽しい状態に 最後にはなってますが。 ある意味幸せ? なぜ妖精が学校もどきをやっている?! と 驚きな2本目。 それよりも驚く驚きが、その後まっておりましたが。 幸せだと思うと増えていく妖精さん。 お菓子のせいで増えまくっている妖精さん。 無駄に頭がいい妖精さん。 ある意味、ものすごくよい生活? そしてまたしても驚きの生活力の元。 一応祖父が誤魔化されてくれてよかったね、としか 言いようがないほど、作られてしまった文明w で、流されてしまった妖精さんはともかく 残った妖精さん、どう生きていくのでしょう?
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妖精グッズ量産工場へ行ったり、無人島で妖精さんと国家を築いたりする物語。 というか、アニメで観たね。これら。 「妖精さんの、ひみつのこうじょう」 処理済チキンは絵で観ると非常にキモイ。間違いない。 しかし、相変わらずギャグテイストで埋め尽くされてるな。 「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」 島スタート。まさかの島スタート。 私は結構好きです。この話。 技術発展は確かに素晴らしいけれど、何も考えずに際限なくやりたい放題やったら駄目だよね、な話。
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ひみつのこうじょうは、とても妖精さんらしい不思議な空間で、面白かった。 食パンの一斤さんのくだりはアニメでもすきなシーンだったので、楽しかった。 アニメ衝撃的すぎた。 食品が自我をもつというのは、なさそうでありそうだからこわい。 (植物とかももしかしたらしゃべっているかもしれない...
ひみつのこうじょうは、とても妖精さんらしい不思議な空間で、面白かった。 食パンの一斤さんのくだりはアニメでもすきなシーンだったので、楽しかった。 アニメ衝撃的すぎた。 食品が自我をもつというのは、なさそうでありそうだからこわい。 (植物とかももしかしたらしゃべっているかもしれないしね…) 後半の孫ちゃんが女王様に就任するはなしも、すてきだった。 さまざまな遺伝子組み換え植物が出てくるのが楽しかった。 妖精さんのつくるものは文面ではメルヘンチックですてきだけど、じっさいには使いたくないなあとおもう。 そして、鬱る妖精さんもかわいらしかった。
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妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ が実はアニメだとわりと好きな話 そして両方アニメ化されている話なのでさくさく読みました。 妖精さんの密度が増えるくらいには 妖精さんと交流して毎回ひどいめにあってる私ちゃんなのに 妖精さんと暮らすことで、まだまだ知らないことあるのね って感じになってます そりゃあそうか← うっかり根暗な言い方して、妖精さんの鬱発症させるとか うかつだなあと思いました
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