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南極(人) の商品レビュー

3.4

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2010/05/17

絵で表現しないギャグ。 ユーモア小説っていうカテゴリーはあるのかもしれないけど、多分ギャグはないんじゃなかろうか…。 どすこい的な、ねぇ…(笑 最後の赤塚先生キャラが小説に出てくるというのに驚き!

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2010/03/03

かなり尖った小説ではないでしょうか。 全8編の連作短編集で、フォント、段組み、フィーマット、紙の質まで微妙に違う。 極めつけはひも状のしおりが計四つも付いている。 原価は相当高そう…… なんて読者がそこまで考えなくても良いでしょうってことで。 そんな本の作りだけ取っても『ギャグ...

かなり尖った小説ではないでしょうか。 全8編の連作短編集で、フォント、段組み、フィーマット、紙の質まで微妙に違う。 極めつけはひも状のしおりが計四つも付いている。 原価は相当高そう…… なんて読者がそこまで考えなくても良いでしょうってことで。 そんな本の作りだけ取っても『ギャグ小説』が成り立つのではと思いますが、 こち亀やバカボンとのコラボ作品あり、有名作家の名前をちょいと変形させたり、 知っている人には思わず笑いがこみあげてきます。 特にこち亀はキャラを熟知しているだけに、小説ではどうなるか期待して読んでました。 小説の真髄であったり、リアリティーがないから漫画的という表現はおかしいなんて議論も展開してくるので、ギャグの中にも勉強になるくだりもあります。

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2009/12/30

南極夏彦シリーズ再び。またしても抱腹絶倒です。でも一気にまとめて読むと、くどいかも(笑)。少量ずつ読むのがお薦めでしょうか。 今回も、タイトル見てるだけでも楽しいです。「毒マッスル海胆ばーさん米糠取る」なんて、よくぞまあ。このタイトル読んだだけで充分笑えた気がします。ちなみにこの...

南極夏彦シリーズ再び。またしても抱腹絶倒です。でも一気にまとめて読むと、くどいかも(笑)。少量ずつ読むのがお薦めでしょうか。 今回も、タイトル見てるだけでも楽しいです。「毒マッスル海胆ばーさん米糠取る」なんて、よくぞまあ。このタイトル読んだだけで充分笑えた気がします。ちなみにこの話はちょいホラーっぽい味付けでしたが。それにしてもこのオチかいっ!

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2009/11/23

これはギャグ小説だったのか…。 と、気付いたのは「巷説ギャグ物語」を読んでからでした。 ギャグ小説って難しいのですねぇ。 「ぬらりひょんの褌」を除き、7つの話のタイトルは実存する小説や漫画のパロディで、無理やり感が凄いなぁと思ったのは「毒マッスル海胆ばーさん用米糠盗る」でしょうか...

これはギャグ小説だったのか…。 と、気付いたのは「巷説ギャグ物語」を読んでからでした。 ギャグ小説って難しいのですねぇ。 「ぬらりひょんの褌」を除き、7つの話のタイトルは実存する小説や漫画のパロディで、無理やり感が凄いなぁと思ったのは「毒マッスル海胆ばーさん用米糠盗る」でしょうか。扉絵もすんごい。 タイトルはパロディなんですが、中身は元ネタとは関係の無い内容です(「ガスノート」だけ設定が同じくらいかなぁと…と言っても、他の原作は読んでないので分かりませんが)。 ま、元ネタ知らなくったってまったく支障はありません。 「どすこい(仮)」と同じくらい(それ以上かも)くだらんものですが、「どすこい(仮)」より楽しかったです。 デブよりハゲの方が楽しかったんですね、自分の場合は。 「どすこい(仮)」はひたすらに暑苦しくってしんどかったのかしら…と振り返ってみたり。 ひたすらに阿呆で馬鹿でくだらない物語ですが、そんな中でも真面目と言うかきっちりとした部分と言うか京極さんらしいなぁという解釈が随所にあったので、全力で馬鹿をやっていてもそれほどシンドイことにはなっておらず、調度良いバランスになっていたように思います。 爆笑はできませんでしたが(クスっくらいの笑い)、愉快な気分にはなれましたの満足です。 本文よりも扉絵裏の著者の言葉の方が楽しかったです。 あとは、他の作者さんの名前が楽しく愉快に弄られていたのも面白かったです。 誰がどの作者なのかが分かるとより楽しいです。自分が一番ウケたのは「Z1」でしょうか。ああ、愉快。 装丁は「どすこい(仮)」のノリに通じるものを感じました。 遊び心満載の装丁はお馴染み(と言っていいのか)の祖父江さん。 しおりの紐がなんで4本もにあるんだろう、分厚いからかな?と思いましたが、主人公の南極をイメージしたものなのかと気付きました(笑)。 1本だけ白ってのもリアルでいいです。 ページ数の書体も凝っています。ヘタレ具合が出てます。 もう、いろんなところが楽しいです。ブラボー。

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2009/10/14

「どすこい」にまさかの続編。 徹頭徹尾アホでありながら、なぜかああなるほどとか思ってしまった。 ギャグ漫画のギャグ漫画たる所以とか。 つうかスダレ(笑) こんなに栞いらねえだろ邪魔だなとか思ったらスダレか。 この人の本(というモノ自体)への愛とこだわりが好きだ。 ややエイジズ...

「どすこい」にまさかの続編。 徹頭徹尾アホでありながら、なぜかああなるほどとか思ってしまった。 ギャグ漫画のギャグ漫画たる所以とか。 つうかスダレ(笑) こんなに栞いらねえだろ邪魔だなとか思ったらスダレか。 この人の本(というモノ自体)への愛とこだわりが好きだ。 ややエイジズムを感じるのが難。

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2009/10/14

小説、漫画など有名な作品を文字って書かれています。 あまり小説読まないので、元ネタを知っていたらもっと面白かったかも知れません。 でも中野の古本屋さんが出てきただけで良い気がします(笑)。 栞の紐が4本だったり、フォントや1頁の段数まで話ごとに変えていて、作りにエラく拘った本です...

小説、漫画など有名な作品を文字って書かれています。 あまり小説読まないので、元ネタを知っていたらもっと面白かったかも知れません。 でも中野の古本屋さんが出てきただけで良い気がします(笑)。 栞の紐が4本だったり、フォントや1頁の段数まで話ごとに変えていて、作りにエラく拘った本です。(2009年10月13日読了)

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2011/07/17

ごめんなさい。独特の世界観というかノリというかバカバカしさについていけずに最後まで読めませんでした… ただ読む前はタイトルの意味がまったく分からなかったのですが、読めば「なるほど〜」と思わされました。(人)ってところが面白いですね。 短編集なのですが、唯一楽しめたのが『こち亀』...

ごめんなさい。独特の世界観というかノリというかバカバカしさについていけずに最後まで読めませんでした… ただ読む前はタイトルの意味がまったく分からなかったのですが、読めば「なるほど〜」と思わされました。(人)ってところが面白いですね。 短編集なのですが、唯一楽しめたのが『こち亀』とのコラボ作品である「ぬらりひょんの褌」でした。中野の某古本屋さんがゲスト出演(?)していて、言動から彼の友人たちのその後が窺えるので、思わずニヤついてしまいました(笑) 「この世には不思議なことなど何もない」とはいいますが、両さんの超人間的な体力はやっぱり不思議なんじゃないかと思ったり… まあ作品として面白くないわけではないので、いつか気分が沈んでるときにでも再び手に取ってみようかと思います。

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2009/10/07

南極wwwwwwww まあ言ってもこちかめとのコラボがね! 「決め台詞じゃ!版元や媒体を越えた、決め台詞じゃあ!」

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2009/10/04

何かこのセンスにはついていけない・・・・ 40ページくらいで挫折(09.07.17) 図書館(09.07.12)

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2009/10/04

次の本が来る(図書館から)までの暇潰し。まさか読み終えるとは思わなかった。「どすこい(仮)」と同じパターンのようだけど、元ネタの影もなく、ドタバタすぎて読みにくいなぁと思ったら、ギャグマンガを小説でやりたかったらしい。京極堂や又市シリーズみたいなのをまた書いてー! 2009/7/...

次の本が来る(図書館から)までの暇潰し。まさか読み終えるとは思わなかった。「どすこい(仮)」と同じパターンのようだけど、元ネタの影もなく、ドタバタすぎて読みにくいなぁと思ったら、ギャグマンガを小説でやりたかったらしい。京極堂や又市シリーズみたいなのをまた書いてー! 2009/7/7 読了。

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