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そうだったのか!日本現代史 の商品レビュー

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65件のお客様レビュー

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2012/03/31

単に年代順に起こった事件や出来事を並べているのではなく、まとまったテーマ(政治、経済、外交、公害etc...)ごとに並列してまとめてあるのが非常によかった。このまとめ方によって、同じ時代を何回も行き来し、起こった出来事の因果関係がつかみやすくなっている。何度か重複する話もでてくる...

単に年代順に起こった事件や出来事を並べているのではなく、まとまったテーマ(政治、経済、外交、公害etc...)ごとに並列してまとめてあるのが非常によかった。このまとめ方によって、同じ時代を何回も行き来し、起こった出来事の因果関係がつかみやすくなっている。何度か重複する話もでてくるが、それも同時代をより深く多面的にとらえる一助となった。 またその時代を生きていた池上彰さんの感じていた、率直な実感や当時の国民の反応などがところどころに挿入されており、たんなる知識だけではなく、その時代に流れていた風潮や漂っていた雰囲気にまで触れられるような気がした。 テレビの解説でも特徴的な簡潔で、わかりやすく、丁寧な説明は見事でした。何の前知識もなくすらすらと引き込まれるように読めるでしょう。 できれば政党史はもうひとつ章を増やしてまとめてほしかった。分離、連立が激しくやはりどうしてもややこしいので。

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2012/01/04

「55年体制」「安保条約」「日教組」「日本赤軍」「公害」・・・。 何となく言葉は知っている だけれども詳しくは知られていないし風化されていく現代において闇に葬り去られる真実 その話の内面や実情、向こう側に見えてくる時代背景 複雑に絡み合い簡単には説明不可能な話題なのだが池上彰さん...

「55年体制」「安保条約」「日教組」「日本赤軍」「公害」・・・。 何となく言葉は知っている だけれども詳しくは知られていないし風化されていく現代において闇に葬り去られる真実 その話の内面や実情、向こう側に見えてくる時代背景 複雑に絡み合い簡単には説明不可能な話題なのだが池上彰さんの説明は誰にでもわかりやすい内容で腑に落ちます 日本人は日本の歴史を知らないとよく言われますが 【第7章 日韓条約が結ばれた 】より 「歴史への無知、そして無知であることも知らないままでは、失敗の歴史を繰り返します。」 著者の言うことはごもっともである 最後に主要参考文献が掲載されているがその量がハンパではない これほどの文献がコンパクトに凝縮された何ともお買い得な一冊とも言えるでしょう

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2011/12/18

自衛隊の設立、「五五年体制」、東西冷戦が日本国内に反映した日米安保、戦後の廃墟からの高度経済成長、その歪みである公害問題。第二次大戦後の日本の歴史について、これからの歴史を刻んでいくわたしたちはどれだけのことを知っているだろうか。『そうだったのか!現代史』読者の熱いリクエストで生...

自衛隊の設立、「五五年体制」、東西冷戦が日本国内に反映した日米安保、戦後の廃墟からの高度経済成長、その歪みである公害問題。第二次大戦後の日本の歴史について、これからの歴史を刻んでいくわたしたちはどれだけのことを知っているだろうか。『そうだったのか!現代史』読者の熱いリクエストで生まれた池上彰版「日本現代史」、激動の時代を読むための一冊がシリーズ文庫化第三弾に登場。

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2011/12/15

2012/12/15読了。 最も「そうだったのか!」と感じたのは、自分がいかに日本の歴史について無知であったかということだった。

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2011/11/21

同シリーズの「中国」がすごく良かったので、期待して読んだ1冊。 うーん…期待外れ、とは言わないけど、期待したほどではなかった。 もうちょっと、踏み込んだ内容を時系列で見たかった…。 と思って気が付いたコト。 要は、事前知識の差、だ。 「中国」はほとんど知識のナイ状態で読んだので、...

同シリーズの「中国」がすごく良かったので、期待して読んだ1冊。 うーん…期待外れ、とは言わないけど、期待したほどではなかった。 もうちょっと、踏み込んだ内容を時系列で見たかった…。 と思って気が付いたコト。 要は、事前知識の差、だ。 「中国」はほとんど知識のナイ状態で読んだので、かえってその概論的なところが良かったけど、日本史については一応主選択だったのである程度は知ってるから、もうちょっと詳しく知りたかったな、と。 ま、巻末に参考文献ありますからね、興味のあるところを自分で読めばいいんですが。 (この参考文献はありがたい。とっかかりになりますから。) あー図書館行きたいなあ…。

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2011/11/02

語句のみは知っていても内容を知らないことが多かった。今、この本に出会えたことに感謝しました。わかりやすくお勧めの一冊です。

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2011/09/19

池上さんが書く、太平洋戦争以後の日本政治史。 やはりわかりやすい!ただ時系列で追うのではなく、分野で分けて書かれているため、分野については理解を深められる。 時系列については、初めて日本史をやるのであれば、話があっちこっちするので、ちょい厳しいかも。 90年代以降の話が少し...

池上さんが書く、太平洋戦争以後の日本政治史。 やはりわかりやすい!ただ時系列で追うのではなく、分野で分けて書かれているため、分野については理解を深められる。 時系列については、初めて日本史をやるのであれば、話があっちこっちするので、ちょい厳しいかも。 90年代以降の話が少し薄い気がした。

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2011/08/28

・書いてある内容は現代社会の教科書と一緒 ・でもわかりやすく、面白く、頭に入る ・個別案件同士のつながりが見えるからだ ・教科書もこんな感じだったら授業を好きになれた気がする・・

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2011/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 第二次大戦以降の現代史をまとめた本の日本版。今ニュースで話題になっている出来事を知るために役に立つ本。特に余計な情報もなく、読みやすい。

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2011/06/21

池上さんの本は、まるで教科書のようだ。 そしてこれは日本の現代史なので、たぶん中学の現代史の授業でもやってるんだと思うのだけれども、大人になってからこれらのことを振り返ると、断然面白味が違う。 会社勤めをしたことがある人が労働組合の運動について知るのと、働くってなんだか知らない子...

池上さんの本は、まるで教科書のようだ。 そしてこれは日本の現代史なので、たぶん中学の現代史の授業でもやってるんだと思うのだけれども、大人になってからこれらのことを振り返ると、断然面白味が違う。 会社勤めをしたことがある人が労働組合の運動について知るのと、働くってなんだか知らない子供が勉強するのでは、現実味が違うしね。 そういう意味で、愉しみのために中学の勉強をもう一回してやってみるのは、結構面白いんじゃないかと思う。 にしても、戦前も戦後も、昭和の日本はすごい。国会議事堂の入口に野党がバリケード作って、それを与党が突破して強行採決、それもおっさん達が、夜の夜中に!とか、会社員が何か月もスト!学生が火炎瓶を機動隊に投げつける!とか、どこの国ですか。。。 それだけ日本って国が「盛り上がってた」ってことなのかな。今は全然そんなアツさはなくなってしまったけど、いいことなのかな・・・暴力はダメだけど、ちょっと考えちゃうな。

Posted byブクログ