ミレニアム1(下) の商品レビュー

スティーグラーソン【著】,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利【訳】

2011/08/24

あー、わー、すげー。人は壮大さの前に感嘆の声を上げるしか術はない。

歴史ミステリー？閉ざされた空間ミステリー？天才のひらめきで解決？主人公が探偵？
いいえ。全て貴方の予想を覆い尽くす壮大なスケール。自分の予想がちっぽけすぎたことも逆に清々しい。

ミカエルの気骨とリスベットの実は素直なところもいいね！三部作の残り二部！どうなるのん！

2013/02/24

ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を読む一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。やがて彼は、ハリエットの手帳に書かれた暗号のようなメモを発見する。そして二カ月の刑を勤め終えた彼は、失踪当日のハリエットを写した一連の写真を見て、疑問を抱く。その場所でいったい彼女に何が起きたのか?また、写真に写っていたハリエットの部屋の人影は誰のものか?深まる謎を調査するには助手が必要だと感じたミカエルは、ふとしたことからリスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。二人は調査を進め、リスベットはミカエルにしだいに魅かれていく。だが、何者かが卑劣な妨害を仕掛けてきた!やがて浮かび上がる忌まわしい事実とは――。

調査の過程でハリエット失踪の謎を知る人物はマルティンではないなと思いましたが、種明かしされるとこれほど驚いた展開もなかった。っていうかハリエット頭いいのにヘンリックには言えなかったのがよく分からん。ヘンリックは別に彼女のこと信じないほどアホではない気がする。ミステリーとしてはかなり上手いなと感じましたが、やっぱり病的な気持ち悪さが全体にあって苦手な部類でした。何でこんな性犯罪絡みなの・・・。マルティン親子ありえないわー。そしてやっぱりミカエルの奔放すぎる生活が分からない。リスベットこれからどうするのかなぁ。

2011/04/01

なかなか話に入り込めなかったけどいつの間にやら読破。
昔は海外ものも夢中で読めたのに名前が覚えきれなくて最近はご無沙汰気味
。これもよっぽどの勧めがなければ読まないだろうなって感じ。
けっこうグロ系な描写もあったし。
それにしてミカエルはそこまで女を惹きつける何かがあるのかねぇ。リスベットでさえ惹かれてしまうなんて。
これは映像化のほうが面白い作品なのかなぁ。

2011/03/30

ミレニアム１の上の衝撃に比べると少々弱いけど
面白かった！
読むのが楽しみで一気に読み終えた。
２も楽しみ。

2011/03/20

１の下巻はスピード感あって良かった。
でも、ハリエット事件ってミレニアムのメインストーリーじゃないのね。下巻で終わったんですけど…。
次巻からは新しい事件？

2011/03/09

ミカエルもてますな

とりあえず最後まで読みましたー
つぎはー　いっかなー　どーしよっかなー

2011/03/04

上巻も面白かったですが、事件の解決が進むにつれてますますこの本の魅力の虜になってしまいます。読んだあともパシズムや暴力、経済倫理などについてじっくり考えさせてくれたすばらしい本でした。

2011/03/04

後半、あっという間に読み終えました。
いきおいがあってよかったです。
でも犯人が犯行に及んだ理由付けがいまひとつ....かな？
全体的にはとてもおもしろかったです。

最後のシーンはこういう小説に似合わないというか、
なんだか不思議な終わり方。
なんかすごく乙女な感じ。。
リスベットってかわいい。

2011/03/04

孤島ミステリ？と思っていたがスケールの大きな大作だった。それもまだ第一部。二部以降も楽しみ。評判通り面白かったです。読みやすく・読み進めやすく、翻訳もいいです。

2011/02/28

　最初は遅々として進まなかった事件解明が、一つ糸の結び目が解けたら後はスルスルスル～っと全てが解けたって印象だった。
　進まない時も、展開がスピーディーになった時も、どちらもそれぞれ読み応えがあった。

　リスベットの復讐シーンと、ミカエルのインタビューシーンは、どちらも胸がスカッとした。前者は色が黒で、後者は白って感じだったけど。