ヒトクイマジカル の商品レビュー
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死がテーマの今回の作品。 死に抗って運命への独立宣言をするのか、 死を受け入れて迎合するのか。 死に続けている者と、既に死んだ者と、死に損ないと。 生き方が人それぞれならば、死に方もまた同じ。死に方を左右するのは、生き方なのかもしれないが。
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長いんだけどあっという間だった。誰とも言えない新キャラが、強烈で物凄い苛烈な印象を残し残すための今作。次作で完結しちゃうのが寂しい。
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【再読】 姫ちゃんって死んじゃうんだっけ……?? 事件直後の描写は西尾維新全開って感じで懐かしく感じた。 『円朽葉は違う世界から来た宇宙人なんじゃないか』みたいな会話のパートが好き。西東天もふくめ、なんだか違う物語のスピンオフみたいな回だった。 ジェイルオルタナティヴとバックノズルが初めて出てきた回、戯言シリーズは最初の作品からかなりオルタナティヴがキーワードになっていたことを思い出す。 というかクビシメロマンチスト、サイコロジカルもそうだな… クビツリハイスクールも、姫ちゃんがジグザグのオルタナティヴと言えないこともないので、かなり序盤からテーマと位置付けてたのかもしれない。 そんなことない気もめっちゃするけど、戯言シリーズはとにかく入れ替わり系のトリックが多い。
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わたしラノベは普段読まないのですが、このシリーズは好きで…「殺し名」の「殺戮奇術集団、匂宮雑技団」なんて、自分の中の中2が疼いて仕方ないですよね…。 そして中盤で、結構濃いキャラの今作の主要人物が一気に殺されて退場するの、さすが西尾維新ですよね…。 キャラ小説なだけじゃないサプライズを突如仕掛けてくる感じ…。 実は先に人間シリーズを読んじゃったので、「人間試験」「人間ノック」のエピソードの匂わせがあったのも嬉しかったな。 零崎一族も好きなのよ。 さて次作、狐面の男が言うように「最早永劫の最終章にむけてまでどこにも一歩たりとも寄り道を許されない!」。 シリーズがどんな大団円を迎えるのか楽しみです。
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あー、そうだったそうだった。 この話がまさに「おわりのはじまり」で、本格的なバトルものに変わったタイミング。 このノリについてこれたひとなら、最終巻3冊も読めます。
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サイコロジカルに続いて手に取る。 戯言シリーズの中でもキャラクター描写がピカイチで1番好きかもしれない。木賀峰助教授に匂宮兄妹、円朽葉、西東天、紫木一姫、そして「ぼく」。全員等しく壊れていて、全員等しく足掻いているその姿が美しく醜く見えて良かった。好きなキャラは匂宮兄妹。匂宮出夢のチラと見せる人間味が良かった。トリックのどうしようもなさも良かった。
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ついに現れた殺し名の第1位匂宮。とてつもない展開でどんどん面白くなる、もはや分類不明になった戯れ言シリーズの第5作目。西尾維新の才能がとにかく爆発するシリーズで、メフィスト賞受賞ってこういった作品だよなと思える。ラストに続く一歩前。最悪のラスボスが姿を現した…。
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再読。結構長いわりには内容的には何人かのキャラが退場してラスボスが登場した以外はそこまで話は進んでいない。逆に言えば来るべき本戦の前の戦い、嵐の前の静けさ的な感じ。本作をターニングポイントとして戯言遣いは変わっていく。戯言遣いとその周囲の関係も変わっていく。そういえばここらへんの...
再読。結構長いわりには内容的には何人かのキャラが退場してラスボスが登場した以外はそこまで話は進んでいない。逆に言えば来るべき本戦の前の戦い、嵐の前の静けさ的な感じ。本作をターニングポイントとして戯言遣いは変わっていく。戯言遣いとその周囲の関係も変わっていく。そういえばここらへんの潤さんは本当かっこいい。良い意味での底知れなさが魅力的。別作品の「最強シリーズ」では潤さん視点なのでそれ故の弊害がないから外側から見る潤さんはマジでかっこいい。
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