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金融大崩壊 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2010/01/07

 サブプライム・ローンやリーマン・ショックとは何であるかを歴史的な視点から分析した本。著者の示す日本の未来は暗い。

Posted byブクログ

2009/10/07

★良質の背景説明書★サブプライム問題を非常にシンプルかつ丁寧に説明する。住宅の買い手がいなくなったので、無理をして低所得者層に買わせる→CDO(Collateralized Debt Obligation)といった証券化により見た目のリスクを減らして投資家が金を出しやすくする→そ...

★良質の背景説明書★サブプライム問題を非常にシンプルかつ丁寧に説明する。住宅の買い手がいなくなったので、無理をして低所得者層に買わせる→CDO(Collateralized Debt Obligation)といった証券化により見た目のリスクを減らして投資家が金を出しやすくする→それをCDSにより支える、という流れが、破たんした。本来はもっと歴史観のある話を書く人のように思えるが、この本では分かりやすさを優先したのだろうか。

Posted byブクログ

2009/10/04

コンパクトにサブプライムローンから金融危機について書かれています。  ネガティブな内容ですが、今起きている事を知るという意味では良いですよ。 ITロードマップ〈2009年版〉情報通信技術は5年後こう変わる! (単行本)

Posted byブクログ

2009/10/07

 金融崩壊とは資本・国家・国民の三位一体論の崩壊を意味する。大きな政府論が崩壊し、小さな政府論から新自由主義として起こった今回のような金融業界。そんな金融業界が暴走し、国家・国民を裏切った。  現在は、経済の常識がありとあらゆるタイミングで崩されている。。そしてアメリカが世界...

 金融崩壊とは資本・国家・国民の三位一体論の崩壊を意味する。大きな政府論が崩壊し、小さな政府論から新自由主義として起こった今回のような金融業界。そんな金融業界が暴走し、国家・国民を裏切った。  現在は、経済の常識がありとあらゆるタイミングで崩されている。。そしてアメリカが世界の中心の座を降り、世界は「無極化」に向かうであろう。日本は早くその事実に向き合い、リーダーのいない世界でどのように舵を取っていけばよいのか。

Posted byブクログ

2009/10/07

サブプライムローン・バブル崩壊後、いろいろな人が世界が変わりつつあるという。 世界で何が起こっているのかちゃんと知りたいと思い、この本を手に取った。 そして、本書は期待通りの本だった。むしろそれ以上だ。 体系的な情報を私に伝えてくれ、理解もさせてくれた。そして、これからの日本と...

サブプライムローン・バブル崩壊後、いろいろな人が世界が変わりつつあるという。 世界で何が起こっているのかちゃんと知りたいと思い、この本を手に取った。 そして、本書は期待通りの本だった。むしろそれ以上だ。 体系的な情報を私に伝えてくれ、理解もさせてくれた。そして、これからの日本と世界について、考えさせてくれた。 先ず、コンテンツが過不足ない。 ・サブプライムローンの仕組みと崩壊の過程、 ・アメリカ金融帝国が生まれた歴史的過程、 ・今後の景気の見通し、 ・予想される今後の世界経済・日本の立ち位置。 現在の表面的な問題 → 問題の根本原因とその形成過程 → 今後の見通し、という展開で、無理なく読み進めることができる。 そして、いずれのコンテンツもとてもわかりやすく書かれている。 特に、アメリカ金融帝国が生まれた歴史的過程はとてもわかりやすかった。 アメリカに初めて行ったとき(1999年)、「なんてモノにあふれた、豊かな国なんだろうか」と、カルチャーショックを受けた。 快適な生活をうらやましく思うと同時に、こんな生活が地球上でいつまで許されるのだろうか?と純粋に懸念もした。 本書を読んで、そんなアメリカの豊かさがどのように形成されたのか、少し理解できた気がした。 そして、アメリカで豊かさの中にどっぷりと住んでいる(いた)人たちは、今の状況をどれだけ本質的に理解しているのだろうかとも思った。 アメリカは、そう簡単にその豊かさを手放せるはずがない。どんな経済政策を実施していくのだろうか。 アメリカだけではない。 資本主義は、16世紀に誕生して以来、最大の危機を迎えている。 全世界で、資本主義と「国家」の役割が問われている。 これからどんな世界になっていくのだろう。私たちは、自分たちの子どものために、何をすべきなのだろうか? 読んだ日: 7月21日 読んだ場所: 小田原→新大阪の新幹線内

Posted byブクログ

2018/10/14

2009年、最初に読破した本。100年に一度の金融危機といわれるが、国家と国民に対する資本の裏切りが、誰の眼にも明らかとなった点で、16世紀以来の資本主義の変化にさしかかっているという指摘は、さすがと思わせる。

Posted byブクログ

2009/10/04

サブプライムローンから資本主義のしくみまで、とてもわかりやすく書かれていました。 アメリカの時代はもう終わりだそうです。

Posted byブクログ

2009/10/04

サブプライムローン以降の世界の金融の流れが書いてありました。当然私には直接関係のない話になるが、現在の景気の原因ですので、大枠の知識として必要でした。クライアントさまとの話題作りには絶対必要ですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

サブプライムローン問題、リーマン・ショックなど、世界を巻きこんだアメリカ型ビジネスモデルの崩壊から起こった金融危機について読み解かれています。 既にポストアメリカ探しが始まっており、世界経済は次のステージに突入する所である、また、その中で、今後の日本はどう生き抜いていくべきか書...

サブプライムローン問題、リーマン・ショックなど、世界を巻きこんだアメリカ型ビジネスモデルの崩壊から起こった金融危機について読み解かれています。 既にポストアメリカ探しが始まっており、世界経済は次のステージに突入する所である、また、その中で、今後の日本はどう生き抜いていくべきか書かれております。

Posted byブクログ

2009/10/04

資本主義2.0が面白かったので購入。よみおわったー。日本は変わらなきゃ、とか世界の構造が変わった、とかよく聞くけど結局どんなところが変わったのよ?という話を読むには非常にわかりやすくていいんじゃないかと思われます。

Posted byブクログ