実践Web Standards Design の商品レビュー
待ってました! 絶版となっていた九天社の同名書籍(通称:ホップ本)が、技術評論社より再刊行された。内容も改定されているようである。HTMLはザックリと書けるけれども、CSSはお飾り程度…という方にオススメだ。 1〜3章で(X)HTMLとCSSの基本を学び、4〜5章でfloatと...
待ってました! 絶版となっていた九天社の同名書籍(通称:ホップ本)が、技術評論社より再刊行された。内容も改定されているようである。HTMLはザックリと書けるけれども、CSSはお飾り程度…という方にオススメだ。 1〜3章で(X)HTMLとCSSの基本を学び、4〜5章でfloatとpositionプロパティを利用したレイアウトのコツを習得する。6章では2つの例題を用いて、より実践的なレイアウトを完成まで導く。実例を理解することにより、きちんと構造化された、モダンで見栄えのよいWebページがデザインできるようになるはずだ。 残念なことに、4〜6章には何故そのように記述するのかが分かりにくいコーディング例も若干見受けられるが、それも7章の「XHTML&CSS Tips」を読むことで解決するだろう。この「XHTML&CSS Tips」は24項目の逆引きリファレンスになっているので、例えば「CSSでフォトギャラリー」を作りたいとか「背景画像を利用してロールオーバー」を実現したいというような、的を絞った使い方もできる。 ブラウザ毎の対応方法については、実例に基づいた詳細な解説がある。7章の最後の項目は「モダンブラウザのCSSハック」と「IEのコンディショナルコメント」となっており、新たな問題が発生した場合にもこれで対処することが可能だ。本書の知識を身に付けることで、対象とするブラウザの表現や挙動の違いを考慮したコーディングを心がけるようになるだろう。 デザイナーでなくともWebサイトを構築される方なら、ぜひ手元に置いておきたい一冊である。
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HTML5ではないが今でも有効で有益な内容が多い ツイッターなど何箇所かでおすすめされており興味をもち借りて読んだ。 もともとW3Cが推進していたXTMLをベースとした汎用性の高いHTMLを書くための考え方・書き方について詳しく書かれている。参考文献も多い。勧告などで書かれていな...
HTML5ではないが今でも有効で有益な内容が多い ツイッターなど何箇所かでおすすめされており興味をもち借りて読んだ。 もともとW3Cが推進していたXTMLをベースとした汎用性の高いHTMLを書くための考え方・書き方について詳しく書かれている。参考文献も多い。勧告などで書かれていないがわかりやすさのためのCSSの書き方のガイド・理由も示されており参考になる。 大きく1.HTML、2.CSS、3.float・position、4.tips集という構成となっている。3-4は実務的な内容でHTML5が勧告された今でも利用できそうな部分が多く見られた。たとえば、ぱんくずリストや節番号の実現方法など。 本のレイアウト自体は余白が多いためページ数が多いがそのぶん読みやすかった。 技術評論社から電子書籍epubでさらに改訂新版が出ているようなのでこちらを購入したい。手元においておきたいと思える1冊だった。 可能ならばHTML5に準拠させて同様の書籍がでてきてほしい。
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Web製作の土台づくりに欠かせない1冊。正しく運用するためのHTMLの技術。セレクタの優先順位や、float、position、clearfixなどのCSSテクニック。実践的なコーディングを集めたTips。コーディングの入門を終えたら、本書で応用力を身につけよう。
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XHTMLとCSSについて書かれた本。市瀬裕哉、福島英児、望月真琴の共著作品となっている。フリーランスでWeb制作をしていたり、専門学校の講師をされている人たちのようだ。HTMLやXHTMLについての説明から始まり、CSSの基本、CSSを使ったレイアウト、実践的なレイアウト、X...
XHTMLとCSSについて書かれた本。市瀬裕哉、福島英児、望月真琴の共著作品となっている。フリーランスでWeb制作をしていたり、専門学校の講師をされている人たちのようだ。HTMLやXHTMLについての説明から始まり、CSSの基本、CSSを使ったレイアウト、実践的なレイアウト、XHTMLとCSSのTips集という構成をとっている。 序盤のXHTMLやHTMLの説明では、HTMLの始まりからXHTMLが主流となるまでの経緯が説明されている。XHTMLの基本では文書からマークアップしていくチュートリアル形式となっていた。またHTMLとXHTMLのドキュメントタイプ宣言についても詳しく書かれている。ここらへんの説明はW3Cなどの標準化団体が提示しているドキュメントを参照しているが、ドキュメントの数が少ないこともあり確固とした指標がない為、現状を説明することに留まっているという印象を受けた。自分は読んでいて難解だと感じ途中から読み流してしまった。 CSSの基本では、スタイルシートの優先度や、スタイルが適用されていくカスケードの仕組み、セレクタや擬似クラスなどが説明されている。CSSを使ったレイアウトではフロートやポジション要素を使ったカラムレイアウトの作り方が様々なパターンで紹介されている。それぞれのメリット、デメリットも説明されているので、取り入れる場合は参考になるだろう。 実践レイアウトではYahooのトップページのようなコンテンツの多いサイトと、デザイン性が高いCSSを使った少々トリッキーなサイトを作成していく。文量としては多くはなく、流して読める程度の説明となっていた。 終盤のTips集では、パンくずリスト、CSSで作るフォトギャラリー、CSSで作るドロップダウンメニュー、背景画像を利用したロールオーバー効果、印刷用のCSS作成、line-heightプロパティの指定値、DTとDDを横並びにする方法など、実用性が高くバラエティーに富む内容となっている。付録はDTDの詳しい説明とCSS2、CSS3のリファレンスとなっている。 前半のXHTMLの経緯やDTDの説明は少々難解で読み進めるのに苦労したが、後半のレイアウトからはソースと図版が多くなりテンポ良く読み進めることができた。HTMLやXHTMLについて理解していて、より深く理解したい人向けの本なのではないかと思う。ドキュメントタイプやXMLの宣言、CSSでのレイアウト、CSSのハックを詳しく学びたい人には良い本だと思う。
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http://booklog.jp/users/mis-labo/archives/1/4861671647 の再刊行版。 HTML, CSSとも版が新しくなってきているので、 本書の内容は最新に追従しているわけではないので★4としました。 以下、同ページのレビュー再掲 --...
http://booklog.jp/users/mis-labo/archives/1/4861671647 の再刊行版。 HTML, CSSとも版が新しくなってきているので、 本書の内容は最新に追従しているわけではないので★4としました。 以下、同ページのレビュー再掲 --------------------------------------------------- Web標準のコンテンツ側(XHTML/cssなど)についてお勧めできる数少ない解説書。UA(User Agent; Webブラウザのこと)間の違いに起因する問題への対処(クロスブラウザ問題への解法)にも細かな言及が見られるが、バッドノウハウとして明快に解説しているところに好感が持てる。具体的かつ実践的内容で、中級者のステップアップに最適。
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HTML、CSSについて、教科書のように、省く事なく、丁寧な説明が売りの本。 HTMLについて、書かれた本は多いが、仕様から思想まで、丁寧に追っていくものが少ないため、HTMLを書く人には是非とも知ってもらいたい情報が多い。
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ある程度CSSが解ってから見ると、とても面白い。 デザインだけでなく、実際のソースも載ってるので便利です。
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[関連リンク] 【書評】 「実践Web Standards Design」が名著すぎる - IDEA*IDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ 〜: http://www.ideaxidea.com/archives/2009/01/web_standards_design....
[関連リンク] 【書評】 「実践Web Standards Design」が名著すぎる - IDEA*IDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ 〜: http://www.ideaxidea.com/archives/2009/01/web_standards_design.html
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