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スカトロジー大全 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2018/04/14

糞尿の文化人類史 1891年にジョン・G・ボークによる自費出版『各国の糞尿の祭式』を抜粋したもの。フロイトいわく、「人間生活のなかで糞尿が果たす役割についてわかっていることの大部分は本書にまとめられている。」 ボークがショックを受けたというズーニー族の飲尿パーティからはじまるが、...

糞尿の文化人類史 1891年にジョン・G・ボークによる自費出版『各国の糞尿の祭式』を抜粋したもの。フロイトいわく、「人間生活のなかで糞尿が果たす役割についてわかっていることの大部分は本書にまとめられている。」 ボークがショックを受けたというズーニー族の飲尿パーティからはじまるが、このようなことは少数部族に限らないもので、古来ヨーロッパインド中国様々な文化での糞尿のあり方が紹介されている。 ダライ・ラマやヒンドゥーの牛など、糞尿を聖なるものとして扱うこともあれば、化粧品やシャンプー、薬などの日用品として、祭式や通過儀礼、供物や呪術、侮蔑としてなど、糞尿が世界中で色々な認識がされてきたことがわかる資料集。

Posted byブクログ

2011/09/17

内容は スカトロっつーと、エロ方面のプレイを想像しますが じゃなくて、世界の歴史における糞便の役割を 例えば「医薬として」とか「呪術として」などのように 各章に分け、様々な地域の例と文献を連ねてあります。 面白いですが、眠くなります。

Posted byブクログ

2009/10/07

12月29日読了。特にこの本を手に取ったことに意味はないのだが、フロイトが序文を寄せていたりと大変気合の入った、糞便に関する興味深い学説。糞便を利用しようとする思想には二種類あるようだ。一つは糞便は汚いものである、という前提で禁忌を犯す快感を味わおうとするものであり、もう一つは聖...

12月29日読了。特にこの本を手に取ったことに意味はないのだが、フロイトが序文を寄せていたりと大変気合の入った、糞便に関する興味深い学説。糞便を利用しようとする思想には二種類あるようだ。一つは糞便は汚いものである、という前提で禁忌を犯す快感を味わおうとするものであり、もう一つは聖なる動物(ウシなど)や処女、聖人の排泄物などの薬効を信仰し、積極的にそのご利益にあずかろうとするものか。ビールや味噌も広義で言う微生物の排泄物だし、糞便は肥料に使ったり燃料に使うことも出来る。糞便というものは、動物が何かを吸収して出すアウトプットとして目に見える、一番分かりやすいものであるから古来より人々をひきつけてきたのだな。

Posted byブクログ

2009/10/04

内容:糞尿はこんなにも使われていますよという話。 感想:なぜにこんな本を借りたかというと、生理的に無理ってのはやめてちょっと考えてみようぜ、と思ったから。例えば汗を舐めたくなる感覚とかは違うのか、とか。そしたらこの本はセックスの話じゃなくて、糞便学の本だったと。薬になったり、儀式...

内容:糞尿はこんなにも使われていますよという話。 感想:なぜにこんな本を借りたかというと、生理的に無理ってのはやめてちょっと考えてみようぜ、と思ったから。例えば汗を舐めたくなる感覚とかは違うのか、とか。そしたらこの本はセックスの話じゃなくて、糞便学の本だったと。薬になったり、儀式に使ったり、貨幣になったり、食べ物になったり、とかそういう話。南米のある国では製造段階で煙草に入れてるって話が一番やだった。

Posted byブクログ