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見抜く力 の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2009/10/04

平井伯昌氏の「見抜く力」を読み終えました。 平井氏は、水泳の北島康介選手、中村礼子選手らのコーチで、北島選手にはオリンピック2大会連続二種目金メダル、中村選手には、オリンピック2大会連続銅メダルをもたらした方です。 最近、NHKの「プロフェッショナル」にも出られていて、その考...

平井伯昌氏の「見抜く力」を読み終えました。 平井氏は、水泳の北島康介選手、中村礼子選手らのコーチで、北島選手にはオリンピック2大会連続二種目金メダル、中村選手には、オリンピック2大会連続銅メダルをもたらした方です。 最近、NHKの「プロフェッショナル」にも出られていて、その考え方、コーチングに興味を持っていました。 基本的にはどのように指導してきたかが書かれていますが、普遍的に感銘を受けた章は第3章の「見抜く力」章です。 「成績より人間を見よ」 「伸びる選手とは周りが伸ばそうとしてくれる選手」 「簡単にすぐ伸びるのが才能ではない」 「やる気は目で見分けろ」 「なぜできなかったかではなく、なぜできたかを考える」 など、深い言葉が並んでいます。 私は、とくに5番目の 「なぜできなかったかではなく、なぜできたかを考える」 に、なるほど!と思えました。 「選手のための目標を設定し、このテクニックを身につけさせるために、こんな練習をしていこうとプログラムを組む。それが予定通りにすべて順調に行ったとき、人は反省や分析をおろそかにしてしまいがちなのだ。  だが、良かった原因や効果が上がった理由を、きちんと整理してまとめておかないと、つぎに活かせないのだ。・・・・」

Posted byブクログ