吉本隆明の時代 の商品レビュー
吉本隆明のヘゲモニー確立の動きを追いながら、主役は吉本ではなく、時代だ。 時代がサルトルを祭り上げたように、時代が吉本を祭り上げた。 サルトルも吉本も、アカデミズムに属さない在野の思想家で、表現者だった。 それが二人を時代に屹立せしめたのだ。 ポリティカルな吉本隆明によるヘゲモ...
吉本隆明のヘゲモニー確立の動きを追いながら、主役は吉本ではなく、時代だ。 時代がサルトルを祭り上げたように、時代が吉本を祭り上げた。 サルトルも吉本も、アカデミズムに属さない在野の思想家で、表現者だった。 それが二人を時代に屹立せしめたのだ。 ポリティカルな吉本隆明によるヘゲモニー確立闘争が辿られるが、丸山眞男に割くページの多さに、著者の丸山に対するシンパシーを感じる。
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吉本隆明の時代 (和書)2010年08月12日 21:45 すが秀実 作品社 2008年11月29日 柄谷行人さんの書評をみて読んでみました。 吉本隆明の存在が、ほとんど本人ついて語られることなく浮かび上がってくる。その辺りの周到さ緻密さ批判の確かさなどとても面白いと思いま...
吉本隆明の時代 (和書)2010年08月12日 21:45 すが秀実 作品社 2008年11月29日 柄谷行人さんの書評をみて読んでみました。 吉本隆明の存在が、ほとんど本人ついて語られることなく浮かび上がってくる。その辺りの周到さ緻密さ批判の確かさなどとても面白いと思いました。 ただ自分にとっては、僕は知識人じゃないなって痛感させられる。 知識人・非知識人 一切の諸関係を覆せと言う無条件的命令をもって終わる。 知識人とイエスについてすこし考えてしまいました。
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