眠れぬ真珠 の商品レビュー
最近女性が年上、という内容の恋愛小説が多いような気がする。年上といっても2つ3つではなく10歳以上年上の設定が多いような・・・。 一昔前に負け犬と言われた女性に媚をうっているのかしら、とかんぐってしまうくらい。 ディアヌ・ド・ポアティエみたいに20歳年下の男性を虜にした例だってあ...
最近女性が年上、という内容の恋愛小説が多いような気がする。年上といっても2つ3つではなく10歳以上年上の設定が多いような・・・。 一昔前に負け犬と言われた女性に媚をうっているのかしら、とかんぐってしまうくらい。 ディアヌ・ド・ポアティエみたいに20歳年下の男性を虜にした例だってあるのだから一概には言えないけど、やっぱり頭の中ではありえねーと思ってしまう。 確かに主人公の女性は魅力的ではあるけど、一回り以上の年の差を跳ね除けるほどの魅力か?というとそこまでではないような。。ということで星2つ。女性としてはちょっぴり希望を与えてもらいましたが。
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ちょっとうろ覚えです; 恋の結末を知りながらもそれを隠しきる姿に、ああ大人だと思いました。飾り気がない、でも品のある女性。ああ素敵だと思いました。 あと石田さんがここまでリアルに女性を書いてることに本当に感嘆したしました。でも自分のお父さんが書いてたら少し嫌かなとか思ったりもし...
ちょっとうろ覚えです; 恋の結末を知りながらもそれを隠しきる姿に、ああ大人だと思いました。飾り気がない、でも品のある女性。ああ素敵だと思いました。 あと石田さんがここまでリアルに女性を書いてることに本当に感嘆したしました。でも自分のお父さんが書いてたら少し嫌かなとか思ったりもしました;笑 こういう恋愛小説もっと読みたいです。
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石田衣良はどうしてこんなに女性の気持ちが分かるのか。 老いることの歯がゆさと焦り。 若い女と比べてしまう愚かしさ、付きまとう深い悲しみ。 恋のパワーと、女であることの歓び。 咲世子のように、結婚しないで仕事に生きる事は、私には無理。 咲世子は版画作家として、仕事に全てを傾けられる...
石田衣良はどうしてこんなに女性の気持ちが分かるのか。 老いることの歯がゆさと焦り。 若い女と比べてしまう愚かしさ、付きまとう深い悲しみ。 恋のパワーと、女であることの歓び。 咲世子のように、結婚しないで仕事に生きる事は、私には無理。 咲世子は版画作家として、仕事に全てを傾けられる。 その強さが一途で切なく、でも確かな強い光となって彼女の魅力 が作品にあらわれる。それは確かに彼女にしか出来ないことで、 私がどんなに願っても手に入らない、優美な強さだった。 ものの作り手は、こうでなくっちゃならない。 心に芯がある人は、苦しんでいても美しい。 年をとることが素敵であると初めて感じさせてくれた作品。
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年代が近いせいか、すごく身につまされる思いで読みました。実際こんな風に十七歳も年下の人に愛されたら……なんて考えると思わず真剣に読んでしまいました。主人公があれだけ美しくて、才能豊かならあり得るかな。うらやましい。 長年連れ添った愛人という関係の人物も、なかなか人間臭くて憎め...
年代が近いせいか、すごく身につまされる思いで読みました。実際こんな風に十七歳も年下の人に愛されたら……なんて考えると思わず真剣に読んでしまいました。主人公があれだけ美しくて、才能豊かならあり得るかな。うらやましい。 長年連れ添った愛人という関係の人物も、なかなか人間臭くて憎めなかった。 年を重ねていくと、捨てるのも惜しいし、執着心も強くなる。新しいのもへの興味はあっても飛び込むのも難しい。だから持っているものを必死に守ろうとする。よく分かります、そういうの。 年上のプライドもあり、仕事への自負もある。だけど先に老いていくのを見られるのは怖くて、ずっと先の必ず訪れるであろう別れを想像し、今動けない。だけど欲しい。 その辺の葛藤がとても繊細に綴られており、作者は女心がよく分かるな~と、感心してしまいました。また更年期の症状などは何でそんなに知っているの?と聞きたくなるほど。内面の壊れ方が恐ろしかったです。 この年代の女性にとっては夢の書ではないでしょうか?
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意味のある歳を重ねて生きたい。 恋や愛だけではないすべての感情を暖かく使って、 黒く、白く、赤く、自分に正直に、 生きて行きたい。
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吉田まゆみのマンガを読んで、原作が石田衣良さんだと知り 購入した本。内容を知っていたので、なかなか読み進まなかった。 美しすぎるエロティシズムちゅうか、衰えていく身体のことをやたらと不安がるところとかは、やっぱり男性的な視線で描かれているな、という気持ちはしたけれど、女性心理をも...
吉田まゆみのマンガを読んで、原作が石田衣良さんだと知り 購入した本。内容を知っていたので、なかなか読み進まなかった。 美しすぎるエロティシズムちゅうか、衰えていく身体のことをやたらと不安がるところとかは、やっぱり男性的な視線で描かれているな、という気持ちはしたけれど、女性心理をものすごく上手に表現しているところは、さすがだなぁ~と思った。 哀しい女の性・・・という話。
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とっても良かった。 久々にアタリな本を読んだ。一気に読めた。 やっぱりハッピーエンドがいいです。 ハッピーエンドじゃないと思ってたので、最後のあたりはちょっと涙出た。 あーよかった…って。 17も歳が離れた恋愛。 それも女性が上。 こんな男性まわりにいないよーって、 そういう...
とっても良かった。 久々にアタリな本を読んだ。一気に読めた。 やっぱりハッピーエンドがいいです。 ハッピーエンドじゃないと思ってたので、最後のあたりはちょっと涙出た。 あーよかった…って。 17も歳が離れた恋愛。 それも女性が上。 こんな男性まわりにいないよーって、 そういうのは、自分にも魅力がないってことだとかガックリしてみる。 真珠な女性になりたいって思う。
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【光を豪華に撒き散らすダイヤモンドの女じゃなくて、内側に引き込んで大切に守るパールの女。 男たちが理解してくれなくても、気にしちゃダメよ。男の目なんてみんな節穴なんだから】 てっきり女の人が書いているのかと思った。 恋愛小説でなかなか こんな主人公のような強い人はいるのだろうか
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45歳の女性版画家と17歳年下の男の恋を描いた恋愛小説。 石田衣良の恋愛小説は嫌いではないけれど、この作品は少し苦手だった。 読んでいて、何故か、登場人物の誰にも共感出来なかった。 読み終わっても、「出来すぎ」な感じが拭い去れず・・・。 時代性を反映した作品という点では、...
45歳の女性版画家と17歳年下の男の恋を描いた恋愛小説。 石田衣良の恋愛小説は嫌いではないけれど、この作品は少し苦手だった。 読んでいて、何故か、登場人物の誰にも共感出来なかった。 読み終わっても、「出来すぎ」な感じが拭い去れず・・・。 時代性を反映した作品という点では、石田さんらしい作品かもしれないけれど・・・。
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恋愛物は大のつくほど苦手。 ・・・・なのだけれど、人から借りて最後までよんだら程よい爽快感を感じることができました。
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