ノーと私 の商品レビュー
13歳の私とホームレスの少女ノーとの交流を描いた物語。ノーは家庭の事情から18歳でホームレスになり、偶然私と出会う。私はノーを救いたいと思い行動に出て、私自身も成長していく。小説ではあるがホームレスという社会問題についてとても考えさせられる。心に深く残る物語です。
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これは私にとって、‘もう一つの「レモネード作ろう」’です。ただ、こちらはノーの行く末が不安なままなので、ほろ苦いままです。フランスの2008年本屋大賞受賞作だとか。著者にとって4作目の本作が初邦訳。他の作品も翻訳してほしいです。
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ホームレスの少女ノーと出会った「私」 若い女性のホームレスについてのレポートを書くという口実でノーに近づいた私だったが、家庭でも学校でも疎外感を抱いていた自分とノーの間に、不思議な絆を感じる…。ホームレスでありながらどこか誇り高いノーが助けを求めにきたとき、私ははじめて家族を動か...
ホームレスの少女ノーと出会った「私」 若い女性のホームレスについてのレポートを書くという口実でノーに近づいた私だったが、家庭でも学校でも疎外感を抱いていた自分とノーの間に、不思議な絆を感じる…。ホームレスでありながらどこか誇り高いノーが助けを求めにきたとき、私ははじめて家族を動かす行動に出る。それは子どもならではの純粋な動機だったが、「大人の事情」はやがて彼女たちを引き裂いていくことに…。 フランスのホームレス事情の悲惨さ、「偉大なことをするフランス人は、路上でホームレスを見殺しにすることもできるのだ」という「私」の気づきの哀しさ。ノーも私も母親に愛されなかったという心の傷と絶えず闘い、常にその事実によって傷つき続けている。 読み手に問いかけるものの大きい物語。暗いといえばそうなのだが、読んで良かったと思える本。
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