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コペルニクス の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/08/22

コペルニクスといえば「地動説」を唱えた人物として有名です。「コペルニクス的転回」という言葉があるほど世界の常識を覆した偉人中の偉人です。 ですがこの人物に関してはその名や地動説については知ってはいたものの、いざこの人物がどのような人物でどんな生涯を送っていたのかについてはほとん...

コペルニクスといえば「地動説」を唱えた人物として有名です。「コペルニクス的転回」という言葉があるほど世界の常識を覆した偉人中の偉人です。 ですがこの人物に関してはその名や地動説については知ってはいたものの、いざこの人物がどのような人物でどんな生涯を送っていたのかについてはほとんど知りませんでした。 そんな私にとってこの『オックスフォード 科学の肖像』シリーズの伝記は非常にありがたいものがありました。 そしてこの伝記の特徴として、偉人が生きた時代背景も大切にしているという点があります。 コンパクトな伝記ながら時代背景も見せてくれるのは非常にありがたかったです。

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2018/02/02

図説なども豊富で丁寧に説明されているが、天球の動きについての部分で一部理解できないところがあった。本書のせいではなく、きっとぼくの能力不足だと思う。ヨーロッパを1,000年以上に渡って支配した天動説を覆したコペルニクス。その功績自体は世界の常識として知られるが、プロセスについて知...

図説なども豊富で丁寧に説明されているが、天球の動きについての部分で一部理解できないところがあった。本書のせいではなく、きっとぼくの能力不足だと思う。ヨーロッパを1,000年以上に渡って支配した天動説を覆したコペルニクス。その功績自体は世界の常識として知られるが、プロセスについて知る人は少なく、ここにフォーカスしたのが本書。コペルニクスは当然天才であるが、ある一瞬のひらめきによって、この世界を変える発見をしたのではなく、丹念に研究を続けることで少しずつ真実に近づいていったことがよくわかる。それにしても、最晩年(寿命的な意味での)になって、「出版」が間に合って世に出せたことは本当に奇跡だと思う。門下生グッジョブなんてレベルじゃない。

Posted byブクログ

2013/05/22

500年も前から天体の動きをここまで解明しているのはすごい。 内容は短めだがところどころ難しいところがあって完全には理解できなかった。コペルニクスがどのように地球が動いてるかを考えていったか、短いながらもわくわくする内容だった。

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2011/09/03

『オックスフォード科学の肖像』シリーズの1冊。いわゆる伝記もの。 コペルニクスといえば、地動説を唱えた天文学者としてあまりにも有名。彼自身がクリスチャンであったという程度の知識は持っていたが、それなりの地位にあり、貨幣改革までも行っているということには驚いた。 彼が地動説を唱える...

『オックスフォード科学の肖像』シリーズの1冊。いわゆる伝記もの。 コペルニクスといえば、地動説を唱えた天文学者としてあまりにも有名。彼自身がクリスチャンであったという程度の知識は持っていたが、それなりの地位にあり、貨幣改革までも行っているということには驚いた。 彼が地動説を唱えるまでの過程は読んでいるとワクワクする。 今となっては間違った古い知識でしかない天動説も、なかなかおもしろそうなので、この機会に学んでみたいと思った。 それにしてもこのシリーズ、おもしろそうだからすべて読破してみるつもり。

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2010/06/26

[ 内容 ] ポーランドの片隅で司祭として忙しい毎日をおくるかたわら、わずかな余暇の時間を天文学の研究に費やし、完成した自らの本を死の床で目にする。 「すべての中心に太陽がある」―地球を太陽をめぐる惑星にし、1500年にわたって西洋人の思考を支配してきた世界観をひっくりかえしたコ...

[ 内容 ] ポーランドの片隅で司祭として忙しい毎日をおくるかたわら、わずかな余暇の時間を天文学の研究に費やし、完成した自らの本を死の床で目にする。 「すべての中心に太陽がある」―地球を太陽をめぐる惑星にし、1500年にわたって西洋人の思考を支配してきた世界観をひっくりかえしたコペルニクスの評伝。 [ 目次 ] 第1章 世界を拡張する 第2章 ポーランドで過ごした学校時代 第3章 クラクフの大学で 第4章 イタリアの学者 第5章 飛躍的前進 第6章 大地を揺るがす新理論 第7章 忙しい律修司祭 第8章 回転について [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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