人生は愉快だ の商品レビュー
おおまかな哲学史(というか著名な哲学者の死生観)と彼女らしさ全開の人生相談とゆるゆるとしたコラムの一粒で3度おいしい。彼女が亡くなった後も、彼女の愛犬が幸せでありますように。
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イエスの章での「死後、天国へ行くことがさほどどれだけ重要か。いま、この瞬間に「救われる」のでなければいつ救われることができようか。そう気づくためには、やはり少々の発想の転換が必要なのである」 「今を生きる」意味を考えさせられています。
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面白かった 。特にまえがき、第2章の人生相談は共感できた。 すでに故人なのが残念である。 今後、読みたい著者の一人となった。
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荘子、ソクラテス、プラトン、ピュタゴラス、ヘラクレイトス、エピクロス、デカルト、パスカル、スピノザ、カント、ヘーゲル、キルケゴール、ショーペンハウアー、ニーチェ、マルクス、シュナイター、フロイト、ユング、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン、西田幾太郎、臨済、空海、道元、親鸞、一休。...
荘子、ソクラテス、プラトン、ピュタゴラス、ヘラクレイトス、エピクロス、デカルト、パスカル、スピノザ、カント、ヘーゲル、キルケゴール、ショーペンハウアー、ニーチェ、マルクス、シュナイター、フロイト、ユング、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン、西田幾太郎、臨済、空海、道元、親鸞、一休。 そんな人たちの思想に対して、自分の考えを元に反論したり評価してる。 僕には誰が誰だかわかりませんでした。苦笑 とりあえず、いろんな生死に対していろんな考えを持ってる人がいて、自分はそんなに深く考えたことがなかったなぁってことはわかったけど、それをわかろうとして「正しい」「正しくない」「その言い方だとこういう場合はどうなるんだ」とか言っててもそんなに生産的じゃないように感じました。そう思いながら読んでたから、逆に読むのも時間かかったんだろうな。。。 まぁ、もう少し興味が出てからまた読んでみたら違った感想を持つかもしれないけど、難しすぎて読んでて疲れたってのが正直なとこです。 ただ、「人の考えや教えを鵜呑みにせずに自分で考える」ってことは大事だと思うし、ここまでやると重いけどそれなりにやらないといけないよな、とは思いました。 人は悩んで 本当の意味を知る 人は泣き止んで 少しだけ強くなる 人は悩んで 生きてる意味を知る 人は泣き止んで 明日の朝は笑える (by ケツメイシ) こんな本もあるんだよなぁ。。。
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「私は、食べるために生きているのか、生きるために食べているのか」さて、ほんとうに楽しい人生は、どっち? 自分しかない私は、生きるために食べさせてもらっている。そこまでは辿りつけたかな。考えるヒントをくれた人でした。
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「死んでからでも本は出る」。当然と言えば当然だけど。その全著作をほぼ刊行順に読んだ者として、彼女の「遺稿」のつもりで読んだ。ところがさて、最近刊行された「さて死んだのは誰なのか」3部作(?)は、果たしてどうしよう。「もはや死して何も語らぬ」ほうが彼女らしく潔くてよい、と思ってしま...
「死んでからでも本は出る」。当然と言えば当然だけど。その全著作をほぼ刊行順に読んだ者として、彼女の「遺稿」のつもりで読んだ。ところがさて、最近刊行された「さて死んだのは誰なのか」3部作(?)は、果たしてどうしよう。「もはや死して何も語らぬ」ほうが彼女らしく潔くてよい、と思ってしまうのは私だけ?
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「死んでからでも、本はでる!」と「さて死んだのは誰なのか」と、彼女は語り継ぐ。 釈迦に始まり古今東西の思索者たちの「死」についての考えを、見上げる目線ではなく分析解読する。 今まで考えたこともなかった当たり前とおもってきた言葉とか、意味とか、価値観を、言葉というもので語ってみる...
「死んでからでも、本はでる!」と「さて死んだのは誰なのか」と、彼女は語り継ぐ。 釈迦に始まり古今東西の思索者たちの「死」についての考えを、見上げる目線ではなく分析解読する。 今まで考えたこともなかった当たり前とおもってきた言葉とか、意味とか、価値観を、言葉というもので語ってみること。私なんてただの問いかけなんだよって・・。 後半の人生相談はまさに痛快。 ゆっくりと、このエッセンスを重湯のようにして味わいたい。
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生きること死ぬことについての、 今までの様々な哲学者の意見をとても解り易く書いている。 孔子や荘子、ソクラテスなどの有名な哲学者の先生方から、 仏陀やイエス、道元や親鸞なんかの宗教関係の人々まで、 その人選恐るべし。笑 コメントもなんとも面白いではないか。 それから著者池田晶...
生きること死ぬことについての、 今までの様々な哲学者の意見をとても解り易く書いている。 孔子や荘子、ソクラテスなどの有名な哲学者の先生方から、 仏陀やイエス、道元や親鸞なんかの宗教関係の人々まで、 その人選恐るべし。笑 コメントもなんとも面白いではないか。 それから著者池田晶子さんの人生相談。 人を愛することの出来ない人、 怒りっぽい人、自分に自信の持てない人、 そういう人たちの悩みに分かり易くかつ痛快に応えていく彼女は、 やはり尊敬に値する人だと思った。 今回の作品は彼女が亡くなってから既に一年半以上経ってから出版されたもので、 私としてはとても気になる作品だったのだが、 買ってよかった、そう思える内容量だ。 借りてしまうだけじゃなかなか読みきることなど出来ないんじゃないかな。
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「死んでからも本は出る」 出るんですね。 わーわー!!(*ノノ 池田晶子さんの新作!すっごく心待ちにしていたのです…! この人の本はすんごく好きですー!(ぱたぱた) 毎度のことながら、斬新な感じにほぅっとさせられます。 後ろの方に、読者の方々とのやり取りが書かれてますが、...
「死んでからも本は出る」 出るんですね。 わーわー!!(*ノノ 池田晶子さんの新作!すっごく心待ちにしていたのです…! この人の本はすんごく好きですー!(ぱたぱた) 毎度のことながら、斬新な感じにほぅっとさせられます。 後ろの方に、読者の方々とのやり取りが書かれてますが、それがまた面白い。 毒舌ー、とも思ったりしますが、正しいことだから言い返せない、と言うか、正しいから納得できるんですよね。 哲学、なはずなのに、思わず笑ってしまうように書かれていて、とっても好きで仕方がないです(><* 池田さんは、ブログ嫌いだそうですね、訳もない主張ばっかりで。 …ごめんなさい(何) でも、例え本人が不快であろうと、池田さんの本だけは、僕は多くの方々に知ってほしいのです…!(*ノノ 考えること、それに重点を置いて、とても分かりやすい言葉で述べて下さる。 大好きです、死んでからも本は出るんですね! これからもじゃんじゃん出してくださいませ…!! しかも現在(081218)、お勧め度5.0を維持していらっしゃる…!流石です、すごいですよう!
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