すっぴんは事件か? の商品レビュー
我らがカオルコ先生、相変わらずのぶっ飛ばしっぷりに溜飲のさがる思い。 ポジティブシンキング、是非マネしなくては!
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この著者にとって、公立図書館とは、「著作権を侵害」する場所、「どこの本屋さんでも手に入る本をさらにタダ読みできる場所」だそうで。 心の底から軽蔑する。
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語り口が軽快、あと表現がなんだかかわいらしくって好きだ。 「にこやかでかわいいので私は室井さんの頬にキスをした」 かわいい
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題名読みの一冊 すっぴんはやっぱり事件なのか、 それとも悟りをひらけば なんてことないことかも 言いたいこと言い放題 こんなのもとてもおもしろい!
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図書館で借りて。 基本的に姫野氏の主張には昔から常に概ね同意です。 ちょっと行きすぎな感はあるけど。 しかしながら、この本にはそこまで印象に残る内容はなかったかな・・・。
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雨の降り続くなか、借りてきた本を次々読む。この本は、出た頃にタイトルは見ていたが、わりと次々に借りられていったりしていて、そのうち忘れていた。そういや、こんな本あったなーと、今日書架をぶらぶらしていて思い出す。 パラっと「はじめに」を読んだら、ちょっと読もうかという気になって...
雨の降り続くなか、借りてきた本を次々読む。この本は、出た頃にタイトルは見ていたが、わりと次々に借りられていったりしていて、そのうち忘れていた。そういや、こんな本あったなーと、今日書架をぶらぶらしていて思い出す。 パラっと「はじめに」を読んだら、ちょっと読もうかという気になって、借りてくる。 ▼…すっぴんや化粧や美容について首をかしげるのではない。 「そういうことになっていること」について首をかしげる、これはそんなエッセイ集です。(p.3) 姫野カオルコが、そのことについて首をかしげるのではないと言うけど、私はすっぴん生活をしているので、どっちもけっこう気になる。 すっぴん暮らしをしていると、何を言われるかというと「シミができる」とくどいほどに言われる。20代の終わり頃から「30になったらタイヘンやで」と、ずいぶん言われた。それは、そんなすっぴんをさらす生活をしていると、30を過ぎればあっというまにシミだらけの顔になるデ、ということを慮ってくれているようであったが、私には、そう言ってくれる人がせっせと塗っているらしき「日焼けどめ」を塗ったほうが妙な化学変化が起きるような気がして、というより、根本的には「めんどくさい」からだが、やはりすっぴん生活を送っている。 もう10年以上前に「30になったらタイヘン」説を聞いていたが、30代の終わりには「40になったら、マジ危険」みたいに、警告度があがった。 だが、「もう10年以上前からみんなに言われてるけど、そんなものすごいことになってへん気がするし、シミができてもまあエエし」という感じである。 紫外線は目によろしくないらしいので、日差しの強い日には帽子をかぶったりするけれども、顔になにか塗る気にあまりならない(めんどくさい)。 エッセイの冒頭は「♂♀の定番メニュー」と題して、「女はこういうもんだ」説、「男はこういうもんだ」説が、その書かれる媒体(例としてあげられているのは「男女差もの」と「有名ステキもの」)によって一貫していないのが気持ち悪い!!と、なんでこんなことになっているのか、姫野式によくよく考えたことが綴られている。結論はわかりやすく「そんなこと一概に言えない」「両方とも「男は」「女は」と書かずに、「ぼくは」「わたしは」と書くべき」という話。 おお、久々のこの姫野感~、という調子で読みはじめた2つめが「男と女はアソコが違う」で、「鼻くそ」と「付録」の話になる。 なんか、さっきは「男は」「女は」と言うのはやめようとかましたわりに、ここが「男は」「女は」風だったので、あれ?という気がした(私の読みが悪いのかもしれない)。 そのつぎの3つめは「エロ本の男女差」で、なんだかここも「男は」「女は」風味を感じて、ビミョーだった(私の読みが悪いのかもしれないが)。 ちらっとそんなビミョーな感じをもちつつ、最後まで読んだ。「バスト!バスト!バスト!」や「文庫を先にしてみては?」提言、「怠慢大賞総ナメ」は、なかなかおもしろく、納得した。
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ウェブちくまに連載されていた姫野カオルコのエッセイ集。化粧やすっぴん、男女観、エロ本、制服、小悪魔願望「芸能(有名)人の○○似」問題などに対する固定概念を覆し、バストの呼称になやみ、ごはんを食べない女性の不思議な習性に首をかしげ、単行本のまえに文庫本を発売したらどうかと提案し「理...
ウェブちくまに連載されていた姫野カオルコのエッセイ集。化粧やすっぴん、男女観、エロ本、制服、小悪魔願望「芸能(有名)人の○○似」問題などに対する固定概念を覆し、バストの呼称になやみ、ごはんを食べない女性の不思議な習性に首をかしげ、単行本のまえに文庫本を発売したらどうかと提案し「理想の文芸誌」を企画「なんかこうジャズのかかっている飲食店」や一本に賞が集中する日本アカデミー賞へ疑問を投げかける。つまり「それってへんでは?」と感じたことに鋭くきりこんでいく。目から鱗が落ちる、というほどではないけれど、なるほどとおもうことの連続で、あいかわらずたいへんおもしろい、まあいつもの姫野節。わたしも薄々感づいていたとはいえ、とくに小悪魔の定義と解釈にはうなってしまう。あたらしい発見もいくつかあり「究極の勝ち☆メイク」など役に立ちそうな情報も掲載。他に「ツ、イ、ラ、ク」執筆秘話や、嘘か誠か判別不能のポジティブ・シンキングの効能話も収録。巻末には憧れの地ベニスでのオノ・ヨーコとの邂逅も記されている。著者はそのとき、よりによってローリングストーンズのTシャツを着ていたそうだ。
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化粧した顔よりすっぴンの方がきれいという主張にはすぐには頷けないけど・・なるほど!がたくさんなエッセイ。 単行本より文庫本を先に出版というのはぜひ実践してほしい。
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しばらく本よんでないなー。 と、リハビリ代わりの一冊。 世間一般で、あたりまえだというお約束扱いされている事柄に疑問を抱く姫野さん。斬る。
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「Web ちくま」に連載された辛口ロジカルエッセイ「やめて愛してないなら」を単行本化。世間にはびこる甘ったれた「常識」を姫野ロジックがほじりだし、鉄槌を下す。
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