白夜街道 の商品レビュー
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警視庁公安部外事一課・倉島警部補シリーズ2作目。倉島の成長ぶりが素晴らしい。 「すべての人々は平和で安全な日常の中で暮らす権利がある。だが、その日常は実に危ういバランスの上に成り立っていることを倉島はすでに知ってしまった。誰かが何処かで必死の努力をしなければ、そのバランスを保つ事は出来ない。日本も例外ではない。もし日本でその微妙なバランスが崩れたとき、自分もペデルスキーのように戦うことを決意できるだろうか。今はせめてバランスを保つために働く人々の一人になれるように努力するしかない。」 ウクライナで一般の人たちが志願兵として次々と戦場に赴くのをニュースで見て、日本で同じことが起こったときに一体どれほどの人が…と、感じたことを思い出した。「平和ボケ」の中に胡坐をかいていられるのは、こういう自負を持った人々の努力によるものなのだろうか。
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ヴィクトルがまたもや身近な人から裏切られてたり、ヒロイン?の誘拐があったりと好みではない展開が多かったが2作目として楽しめた。 倉島とヴィクトルとの妙な友情も良い。
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面白かった。でも公安の話というよりヴィクトルの話じゃん!て毎度思う笑 次もそうなのかなやっぱ。笑 なんだかうやむやにされることの裏にはこういうことが隠れてたりするのかぁって思った。 実際もそんなことがあったりなかったりするのだろうか。 異世界を垣間見れてとても興味深くそして面白い...
面白かった。でも公安の話というよりヴィクトルの話じゃん!て毎度思う笑 次もそうなのかなやっぱ。笑 なんだかうやむやにされることの裏にはこういうことが隠れてたりするのかぁって思った。 実際もそんなことがあったりなかったりするのだろうか。 異世界を垣間見れてとても興味深くそして面白い。
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月並みな言葉しか出ない自分が歯がゆいが、登場人物の一人一人がカッコいい。 公安外事が絡む話のため誰が味方で誰が敵か分からないところが良い。小説が終わっても次は敵になるかも知れない脅威を抱えている点がまた次の興味をそそりハマる。
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ビクトルは、超能力人間のようだ。 戦争が、こうした人間を造るのだろうが、 恐ろしい。 ロシアやプーチンが恐ろしいと思う。
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倉島シリーズ第二弾 ヴィクトルが再来日。伏線多数あり世界観に没入し伏線多数あり一気読み。面白かった!
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公安の倉島のシリーズ第二弾。 とはいえ、ヴィクトルが主人公のような内容だったけど…。 このシリーズ、映画かドラマで見てみたいなあ。
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シリーズ第2弾。前回よりさらに面白くなった。 倉島が随分成長していたのが頼もしかったし、何よりヴィクトルが研ぎ澄まされていく過程が格好いい。 外務省がかなり嫌な感じで描かれていたのが、ほんとかなあなどと思いながら知らないし、ほんとにこんなバカな方向の野心家がいるんだろか?とこのあ...
シリーズ第2弾。前回よりさらに面白くなった。 倉島が随分成長していたのが頼もしかったし、何よりヴィクトルが研ぎ澄まされていく過程が格好いい。 外務省がかなり嫌な感じで描かれていたのが、ほんとかなあなどと思いながら知らないし、ほんとにこんなバカな方向の野心家がいるんだろか?とこのあたりは現実味はないかなぁという感じ。 まあそのへんはともかく、他の警察小説で公安は散々秘密主義とか一般人は知らなくてよい的な感じで事を進める暗くてイヤなイメージがあるけど、それはこういったことからなのだと改めて知らされたような気がしてしまった。 とにかく最後は一気読み。 とてもスッキリ清々しく読み終えました。
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シリーズ二作目だが、人間関係が描けた後なので面白く読めた。倉島とヴィクトルも過去を受けてそのまま描かれている。
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評価は4。 内容(BOOKデーターベース) 警視庁公安部の倉島警部補は、自分と因縁のある元KGBの殺し屋ヴィクトルが、ロシア人貿易商のボディーガードとして日本に入国していると知らされる。そして、その貿易商が帰国前日に密会していた外務官僚が謎の死を遂げた。ヴィクトルたちを追い、倉島はモスクワに飛ぶ。緊迫の追跡捜査を描く、アクション・ノヴェルの傑作。 相変わらず最後まで誰が敵なのか全く分からなかった。はは~んそういうことね。しかし、偉そうにロシアまで付いてきた先輩刑事の腰抜けぶりが逆に島倉の成長を強調したわ。
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