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アンボス・ムンドス の商品レビュー

3.3

58件のお客様レビュー

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2026/03/05

女の悪意を楽しめるかどうか次第。 貞淑な妻や愛情深い母など女の理想をぶち壊す描写こそ、私が桐野先生の作品で特に魅力を感じるところです。 愛ランドや主題作のアンボス・ムンドスなどは加えて女同士の関係性の脆さや妙な連帯感の表現は真骨頂と言えます。 私は短編集を一遍読み終える度に読了...

女の悪意を楽しめるかどうか次第。 貞淑な妻や愛情深い母など女の理想をぶち壊す描写こそ、私が桐野先生の作品で特に魅力を感じるところです。 愛ランドや主題作のアンボス・ムンドスなどは加えて女同士の関係性の脆さや妙な連帯感の表現は真骨頂と言えます。 私は短編集を一遍読み終える度に読了感が出て、次に行くのに時間がかかってしまうのですが、本書は物語一つひとつが女の悪意に胃もたれするので余計に休憩を多く入れてしまいました。 それが好きで読んでいるので特にマイナス要素ではないと思うのですが、人は選びそうだと思います。

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2026/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったが、浮島の森は人物の関係が難しくあまり………、最後の文章の意味もあまり…。他のは楽しく読めました。 楽しいというか、不穏ではある。が、それが好き。最後の表題の短篇はグロテスクのように語り口調なので、さらに不穏さがましたな。

Posted byブクログ

2024/03/20

短編7作 読み始めて、 あ、、東京島を書いた作家さんだったと、、 個人的に苦手、後味が悪いから、、 あくまで個人的にです 19年前の作品だから、、あーそーかー、という感じがした

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2024/06/03

若い女教師と不倫相手の教頭を帰国後待っていたのは生徒の死と非難の嵐だった…。表題作をはじめ、情勢の怖ろし差をさを描く7篇を収録した作品集。

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2023/06/20

深みを感じない。 解説を読むと、名作のオマージュという作品もあるらしいが、自分はそういうことが気づかなかったので、退屈でまわりくどいような感じがした。深みのないエグさばかりを感じてしまった

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2021/02/22

最初の短編を読んで、こういう感じあんまり好きじゃないかも、と思ったけど、読んでいくうちに、どんどん引き込まれていった。全体的に暗い、人間の憎悪とか嫉妬とかそういうテーマの話。読み返したくなるような話ではないけど、娯楽としては面白かった。表題にもなってる「アンボス・ムンドス」がいち...

最初の短編を読んで、こういう感じあんまり好きじゃないかも、と思ったけど、読んでいくうちに、どんどん引き込まれていった。全体的に暗い、人間の憎悪とか嫉妬とかそういうテーマの話。読み返したくなるような話ではないけど、娯楽としては面白かった。表題にもなってる「アンボス・ムンドス」がいちばん好き。先生の気持ちわかる。実際自分が教員のとき、11歳の女の子、こわかった。これも実際の事件(事故)がモデルだとしたらその話も気になる。

Posted byブクログ

2018/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

桐野さんの短編集、初読み。 面白く読めてた話でも、最後がなんとなく全体的に消化不良のような… 題材は良かったのにそれが顕著だと感じたのは『植林』『毒童』。 『浮島の森』は登場人物の関係性がわかりにくく、しかも話もいまいち。 でも、サクサク読めて小気味良く、最高だったのは『怪物たちの夜会』。 咲子、やってくれたなーと笑いが出た。

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2018/02/09

2話目のルビーは結局住処のためには身体を差し出さなければならない。悲しく思う。 怪物達の夜会/田口家はどうなってるんだ。怪物達という題名が妙にしっくりくる。 愛ランド/オバハン達の果てしない性欲…… 代表作は本当に小学生だよね?っていう怖さよ。恐ろしい。 パッとキレよく終わ...

2話目のルビーは結局住処のためには身体を差し出さなければならない。悲しく思う。 怪物達の夜会/田口家はどうなってるんだ。怪物達という題名が妙にしっくりくる。 愛ランド/オバハン達の果てしない性欲…… 代表作は本当に小学生だよね?っていう怖さよ。恐ろしい。 パッとキレよく終わる話もあれば、え?というまだ続きあるのでは?という話もあってどれも刺激的で飽きずに楽しく読めた。

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2017/05/07

何もかもどうでもいい平日のど真ん中に銀座の片隅にある天井からドデカいシャンデリアのぶら下がるようなオシャンティなラウンジバーで毒薬の注がれたショットを7発嗜むような作品です。エッジィでどこかエレガントで彼女の作品は期待を裏切りませんね。

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2017/01/18

桐野夏生の短編集を読むのは、これが初めて。らしさを感じつつも、やはり短編ならでは、普段のどろっとした感情には触れる程度のところで終わってしまう。それでもなんとも言い難い感情の渦に、ぬるりと巻き込まれていく感覚は、桐野夏生の作品ならではのものである。

Posted byブクログ