TOKYO BLACKOUT の商品レビュー
このような状況の中、興味深い内容でした。ただ文体が淡白に感じられてしまい、ここはおそらくグッと来るなという場面でも入り込めなかったです。
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導入は惹きつけるものを感じたか、何故か長続きしなかったのは残念。 徐々に関連が明らかになっていく登場人物という展開は嫌いではないが、ありきたりに感じてしまった。 設定が時期的に非常に興味深く、リアルな描写は詳細な取材の賜物と感心させられる。でも、少し説明っぽいかな。 真っ暗な東京...
導入は惹きつけるものを感じたか、何故か長続きしなかったのは残念。 徐々に関連が明らかになっていく登場人物という展開は嫌いではないが、ありきたりに感じてしまった。 設定が時期的に非常に興味深く、リアルな描写は詳細な取材の賜物と感心させられる。でも、少し説明っぽいかな。 真っ暗な東京が擬似体験できる。興味深い一冊でした。 引用 あの子に星を見せたかったのか。ほんとうならもうじき弟になるはずだった、あの子に。
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テロによる東京BLACKOUTの小説 原発事故による輪番停電を経験したばかりであり、 発電・送電には大変な保守体制が必要なことは理解できた
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2011.6.8読了 面白かった。2011.3.11の災害による東電原発事故というタイムリーがなかったとしても、工学部的なところはリアリティーがあって、面白い。 そして、ここは評価からは極力外したいとは思っているのですが、輪番制の計画停電や電源消失時の中央制御室の奮闘など、今の状況下ではとても臨場感があり、また、なるほど、そうなっているんだという現実の解説的に読めるところもあり、とても面白かった。今、色々言われている東京電力の人も、現場の人は頑張っているんだろうなと思い、普段何気なく使っている電気も、こういう人たちに支えられて、使えているんだなと想いを強くした。 ただ、ストーリーそのものには、やや無理があるところがあるし、書き足りないところもあるように思う。また、システムの説明や仕事中の人物に比べて、それ以外の時の人物描写や会話は明らかに劣っているようだ。 この作者には、もっと客観的で工学部的な密度の濃い作品を期待したいし、是非、読みたい。 すごく面白かったけど、タイムリーなところの分を無理矢理、差し引いて、星3つ。
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記念すべきブクログ登録1000冊目となる本。 今回の計画停電の実施から、『大停電の夜に』という本があることを思い出して読んでみたところ、twitter上でフォロワーの方から「私はこの本を連想しました」と教えてもらたので、こちらも読んでみました。 見るからにハードボイルドな装丁で、...
記念すべきブクログ登録1000冊目となる本。 今回の計画停電の実施から、『大停電の夜に』という本があることを思い出して読んでみたところ、twitter上でフォロワーの方から「私はこの本を連想しました」と教えてもらたので、こちらも読んでみました。 見るからにハードボイルドな装丁で、読みづらそうに思え、なかなか手に取れずにいましたが、読み始めたら夢中になり、ぐいぐいと引きこまれました。 東京電力をモデルとした、東都電力という会社が登場します。 物語で引き起こされる大停電は地震などの天災ではなく、テロ組織による故意の事件によるものとなっています。 電力会社の社員の他、警察、テロリスト側、犯人の知人など、さまざまな人にスポットライトを当てて同時進行していくスタイル。 その一人一人の状況や行動描写が迫真に満ちており、作者が綿密に事前調査を行ったのであろうことがわかります。 あまりクライムサスペンス的なものは得意ではありませんが、寝るのを惜しんで読みふけりました。 停電に至るまでの経緯は今回の停電とは違いすぎますが、電力会社内での、さまざまな発電所の使い分けや連携などがわかり、仕組みがわかったような気になりました。 話には、消防庁も自衛隊も登場しませんでした。 やはりどちらも、大災害だからこそ出動したのでしょう。 物語に輪番停電の案が出た箇所では(ここまで現実と一緒なんだ)と驚きました。 しかも2時間ごとと、時間まで同じです。 電力会社が、その停電回避法を、政府や国民に説明し理解してもらう流れまで克明に描かれていました。 しかし、復旧の努力空しく、執拗で綿密なテロの攻撃により、とうとう全東京が停電(ブラックアウト)を免れない状況に陥ります。 電気が途絶え、都市の機能がほぼ停止する中で、うごめく犯人たちを割り出し、追跡しようとする警察。 複数の人々が同時に動いているため、細かくシーンが変化し、混乱したりもしますが、飽きずに話を追って行けます。 『大停電の夜に』も、複数の登場人物について、同時進行形式で話が流れている形式でしたが、やはり現代のおとぎ話という感じのものなので、とてもここまでの切迫感とリアリズムはありませんでした。 両者のテーマは近いものの、内容は全く違うものです。 全くスピード感が衰えることなくラストまで描かれていました。 なにもわけがわからない状況から、犯人を割り出し、少しずつ包囲網を狭めて追い詰めていく様子に手に汗握ります。 犯人も相当な周到ぶりで、恨みを抱えていたターゲットと東京そのものにダメージを加えていきます。 刑務所への攻撃のやり方には驚きました。 読みごたえのある物語でしたが、惜しむらくは、テロリストや犯人が事件を起こした理由が、あまりはっきりと書かれていないことです。 犯人は、警察の推理でのみその動機が描かれているし、テロリストのベトナム人に至っては、結局なにが目的だったのかよくわかりませんでした。 お金を奪って祖国へ帰るにしても、そこに至るまでのやり方があまりに非人道すぎます。 わざわざスパナで店のガラスを割って少年たちに悪事を働かせるのも謎だし。 単に東京に恨みを持っていて、混乱させたかったということなのでしょうか。 最後に、「セキュリティの観点から必ずしも真実のみを書いたわけではない。本文の通りに実行しても大停電は起きません」と但し書きがありました。 それでも、内部の事情が分かってとても理解が深まった気がします。 今年の夏は、また計画停電が予想されていますが、冷蔵が効かなくなるため、作中に出てきたように食中毒の問題も起こるかもしれないことに気づいて、ひやっとしました。
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<選んだ理由> 宇宙兄弟の編集者さんがおすすめしていたので、 あの人は商売上手やと思う。 ただ、話の持っていき方(構成というのでしょうか)や口調が どこか某先輩に似ている。
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タイトルに惹かれ手に取ってみた一冊。 東北で大地震が起きて原発が停止し、送電量が落ちたところへ鉄塔(送電線)へのテロが起き、輪番停電を余儀なくされるも、テロリストはその先まで読んでいて、大停電に陥るといった話。 今回の大震災と重なるところもあって停電するまでは引き込まれはしたも...
タイトルに惹かれ手に取ってみた一冊。 東北で大地震が起きて原発が停止し、送電量が落ちたところへ鉄塔(送電線)へのテロが起き、輪番停電を余儀なくされるも、テロリストはその先まで読んでいて、大停電に陥るといった話。 今回の大震災と重なるところもあって停電するまでは引き込まれはしたものの、後半にあたる停電後は正直物足りない。 しかし、テロリストのひとりがなんのために大停電を起こしたのか、ということが綴られているラストの部分(読んでいる途中でその理由がわかってしまうものの)はロマンチックで嫌いじゃない。 が、事実(真実)は小説よりも奇なり。 今回の大震災があまりにも深く心に刻み込まれているが故に、小説がとても薄っぺらく思えてしまった感は否めない。 きっと、震災前に読んでいたらもっと違った印象だったと思う。
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■X'masイブにシャンパンを飲みながら(笑)読了。10月に読んだ同じ作者の オーディンの鴉 は、監視カメラや盗聴といった社会構造を扱っていたけど、今回はテロによる『東京大停電』が主題。大都市東京から電力が失われると...その状況を自分に重ね合わせながら読むと結構、怖く...
■X'masイブにシャンパンを飲みながら(笑)読了。10月に読んだ同じ作者の オーディンの鴉 は、監視カメラや盗聴といった社会構造を扱っていたけど、今回はテロによる『東京大停電』が主題。大都市東京から電力が失われると...その状況を自分に重ね合わせながら読むと結構、怖くなる。(ちなみに当家はオール電化だしさ。笑) ■ ストーリーとしては、大停電に至るまでの過程はスピード感とか個々人の心理描写の深さとかぐいぐいと引き込まれてしまったんだけど、いざ大停電が起きてからはちょっと単調というかのっぺりとしたイメージが払拭できず...。せっかくの舞台が大きすぎてきっちりと収束させることができなかった...って感じかなぁ。 ■にしてもこの作者...福田サンの作品って視点が独特で面白い。またなにかあったら読んでみよっと。(笑
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この本を読んで1ヶ月もしないうちに3/11の大地震、それに続く計画停電・・ 原因はテロと災害で違うが、電力不足による大規模停電=ブラックアウトを回避するために輪番停電を行うとニュースで聞いたときには、本書により電力供給のシステムを把握できていたので、すんなり理解することができた。...
この本を読んで1ヶ月もしないうちに3/11の大地震、それに続く計画停電・・ 原因はテロと災害で違うが、電力不足による大規模停電=ブラックアウトを回避するために輪番停電を行うとニュースで聞いたときには、本書により電力供給のシステムを把握できていたので、すんなり理解することができた。あまりにもタイムリーな内容で驚いたが。 本の内容に関しては、もっと登場人物ひとりひとりについて掘り下げたら話に厚みが出たように思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちゃんと取材して勉強はしているのだが,単位や数値が間違っている部分もある。 犯人が○○だから可能なストーリーだし,送電鉄塔倒すためにヘリコプターは不要だし。
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