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猫は魔術師 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2017/08/29

「ねこ新聞」というのがある、というのはあとがきで知った。寄稿したのは各界の著名人ばかり(私の知らない方もいたが)。どなたも猫に対しての愛情に満ちていて、しかも猫の下僕になるのも辞さない方々。自分には真似できないなと思った。この本に出てくる猫が天に召される場面は、どの方の文を読んで...

「ねこ新聞」というのがある、というのはあとがきで知った。寄稿したのは各界の著名人ばかり(私の知らない方もいたが)。どなたも猫に対しての愛情に満ちていて、しかも猫の下僕になるのも辞さない方々。自分には真似できないなと思った。この本に出てくる猫が天に召される場面は、どの方の文を読んでもウルッときた。たぶん、今保護している子猫達が里親さんに引き取られたら泣いてしまうかも知れない。

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2017/01/02

“猫”を題材とした大人感覚の文学紙・月刊『ねこ新聞』100号の中からより抜かれた、珠玉の猫エッセイ40編。 作家、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督等々、様々な分野で活躍されている著名人の皆さんが、にこにこデレデレ、時にしんみりと愛猫との日々について語っています。 お別れ...

“猫”を題材とした大人感覚の文学紙・月刊『ねこ新聞』100号の中からより抜かれた、珠玉の猫エッセイ40編。 作家、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督等々、様々な分野で活躍されている著名人の皆さんが、にこにこデレデレ、時にしんみりと愛猫との日々について語っています。 お別れのお話も多く、思わず涙ぐんでしまうことも度々だったのですが、下川香苗さんの「(すべての生命は)天からのあずかりもの」「いっとき手元へあずからせてもらっている宝」「(いつかは)天へ返す」という言葉に救われました。ありがたいなあ。 半藤一利さん・半藤末利子さん(漱石の孫娘)御夫妻が、例の日本で一番有名な名無しの猫について書かれており、とても面白かったです。

Posted byブクログ

2013/11/29

1994年7月に創刊された月刊「猫新聞」の投稿から30本を集めたもの。 世界で唯一の「猫」をテーマにした大人感覚の文学紙だそうです。 群よう子「飼い主の修行」は愛猫しいのために、旅行が出来なくなった話。 里中満智子「愛しあっていたジョンとミケ」は、仲むつましく暮らした犬と猫の話...

1994年7月に創刊された月刊「猫新聞」の投稿から30本を集めたもの。 世界で唯一の「猫」をテーマにした大人感覚の文学紙だそうです。 群よう子「飼い主の修行」は愛猫しいのために、旅行が出来なくなった話。 里中満智子「愛しあっていたジョンとミケ」は、仲むつましく暮らした犬と猫の話。 夏目漱石の家では猫を特に可愛がっていたわけではないのだが、「吾輩は猫である」がヒットしたので縁起がいいということで、いつも猫を飼っていたとか。 小池真理子さんのゴブちゃんは17歳で旅立ったんですね‥いぜん飼っていた猫に似ていたものだから、この猫はとても幸せに生きているんだと喪失感の慰めになって、その後どうしたか気になっていました。 加藤剛さんが共演した銀灰色のコラット種の猫が、そのまま私のところへまっすぐに走ってきたと書く愛情。13年共に暮らしたそうです。 小物を蹴り落とそうが、観葉植物をかじろうが、何をされてもいるだけで嬉しい猫の世話を嬉々としてする日々。 病院から帰ってきた猫が、そっとキスをしてくる。 仕事をする間ずっと寄り添っていてくれた猫のおかげで、本が書けた。 犬のいる家にいついた猫。犬が仲良くしようとしても威嚇していたのが、犬が病気になったら寄り添っていた。 公園に捨てられたらしい猫一家が、無事に引き取られていった‥ そうそうたるメンバーで、愛情とユーモア、時に悲哀をこめて描かれる~猫との出会い、手放しの愛情。 そうそう、そういう猫いた、あるよね~うちの猫はね‥と語りたくなります。 よりぬきのエピソードにはどうしても別れの記憶も出てくるので、続けて読むと切なくて胸が痛くてちょっと大変かも。 少しずつ、ゆっくり読むのがオススメです。

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2013/07/30

40人の著名人が、猫に寄せるそれぞれの想いをしたためたエッセイ集です。 著名な方々も、猫を前にするとメロメロです。それがとても感じられたのは、「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんの「ああ、愛しのお猫さま」でしょうか。お猫さまのされることなら、いかような仕打ちも我が幸せ・・...

40人の著名人が、猫に寄せるそれぞれの想いをしたためたエッセイ集です。 著名な方々も、猫を前にするとメロメロです。それがとても感じられたのは、「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんの「ああ、愛しのお猫さま」でしょうか。お猫さまのされることなら、いかような仕打ちも我が幸せ・・・♪ わかるわかる!と共感したり、プププとなったり・・・。じんわり胸が熱くなるエピソードもあります。読み終わると、我が猫の手をぎゅっと握りたくなること間違いなしです。 「かかってしまったら二度と解けない不思議な猫の魔術。」と帯のキャッチコピー。かかってしまったら二度と解かれたくないですよね♪(むしろ、かけてくださってありがとうございます?)

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2013/06/03

『ねこ新聞』100号記念のエッセイ集。 浅生ハルミンさんのイラストが可愛くて、エッセイに登場する猫達が可愛くて、とっても幸せな1冊。 どのエッセイも猫への愛にあふれていて、私の毎日にも猫との触れ合いがあったらなぁ…と、ついつい想像してしまう。 愛しくて、もしかしたらたまに憎らし...

『ねこ新聞』100号記念のエッセイ集。 浅生ハルミンさんのイラストが可愛くて、エッセイに登場する猫達が可愛くて、とっても幸せな1冊。 どのエッセイも猫への愛にあふれていて、私の毎日にも猫との触れ合いがあったらなぁ…と、ついつい想像してしまう。 愛しくて、もしかしたらたまに憎らしくて、何より心配で仕方ない小さな家族。 そんな猫の魅力に全面降伏した人間の姿が『猫は魔術師』というタイトルから見える気がする。

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2013/01/08

印象に残ったのは、 プーコになったピョンコ(西木正明)、 一年ののち(小池真理子)、 恋のために死す(海原純子)

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2012/07/01

ねこ好きな著名人たちによるのろけ話の数々が収められています。自分勝手で飼い主を顧みなくても、ただねこであるというだけで愛されてしまう幸せないきもの。たまりませんねー。私もねこを飼いたいです。特に印象に残ったのが、ねこの恋のお話。飼い主さんは笑っておられましたが、なんとも切ないラブ...

ねこ好きな著名人たちによるのろけ話の数々が収められています。自分勝手で飼い主を顧みなくても、ただねこであるというだけで愛されてしまう幸せないきもの。たまりませんねー。私もねこを飼いたいです。特に印象に残ったのが、ねこの恋のお話。飼い主さんは笑っておられましたが、なんとも切ないラブストーリーにほろりときました。ねこ好きなのに飼ったことがない私としては、飼いねことの生活を疑似体験させてもらえてとても癒されました。

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2011/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫新聞とか言うのに猫好きな人たちが書いたそんなに長くないコラム100篇。 そのメンバーが あさのあつこ 松本零時(じってどういう字?) やなせたかし などなど、有名どころがいっぱい! みんなにゃーたちが好きなんだなー。 愛してるんだなーと思ったけど、でもねよくコラムにはにゃーが死んじゃった時のことが書いてあるんです。 私もにゃーを飼ってたことがあって死んじゃったからなんだかいろいろ悲しくなって休み休みじゃないと読めなかった(ノ_・。) 読んでる時間が夜だから特になんだろうなー。 このコラムを読むとにゃーと一緒に暮らしたくなる反面悲しくなるな~

Posted byブクログ

2009/10/07

月刊「ねこ新聞」の100号までに寄稿された著名人300人のうちの40名の飼い猫および猫についてのエッセイ。2008年11月6日初版第一刷 私は若い頃から犬が好きだった。このごろ猫も好き。 夫は高校生の頃子猫を学生服のポケットにいれて学校へ行っていた。 娘に猫毛アレルギーがあること...

月刊「ねこ新聞」の100号までに寄稿された著名人300人のうちの40名の飼い猫および猫についてのエッセイ。2008年11月6日初版第一刷 私は若い頃から犬が好きだった。このごろ猫も好き。 夫は高校生の頃子猫を学生服のポケットにいれて学校へ行っていた。 娘に猫毛アレルギーがあること、夫が猫や犬に私情があること、家で飼う事はできないので人の猫で楽しむ。 十数匹の拾った猫を飼う浅田二郎さんのひとり娘さんが、医学生になり家を出るが子猫を拾って来て「モモ」と名づけアパートで飼う。勉強や実習がいそがしくなりモモはほったらかしになりぶくぶく太る。研修医になって家に帰れないので浅田二郎さんがモモ引き取る。他の猫を見たことがないモモは十数匹の猫に怯える。浅田二郎さんはもう二度と家へかえってはこないだろう娘だとおもってモモを毎日抱いて寝るというやっぱりうまいな〜ホロリエッセイ「猫と娘」他。

Posted byブクログ