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100円ショップの会計学 の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2017/08/23

100円ショップは、安いにもかかわらずに、需要が限られているようなアイデア商品が多数存在する。大量生産・大量販売の常識からかけ離れているようで不思議だったので、何かカラクリが分かるような本を読みたくて本書を買った。 結果から言うと、本書は中国の工場との取引交渉とか業務の効率化み...

100円ショップは、安いにもかかわらずに、需要が限られているようなアイデア商品が多数存在する。大量生産・大量販売の常識からかけ離れているようで不思議だったので、何かカラクリが分かるような本を読みたくて本書を買った。 結果から言うと、本書は中国の工場との取引交渉とか業務の効率化みたいなカラクリ的な話は出てこなかった。(さおだけ屋はなぜ潰れないか、的なモノを期待していた。) 本書は、各100円ショップの財務諸表を比較してその経営状態を分析することを通して、読者に財務諸表とは何であるか、どのように読めばよいかを身に付けてもらうことを目的としている。 この1冊で、3大財務諸表である「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の仕組みと読み方、そしてどこを見ればその企業が健全な経営状態であるか分かるようになっている。本の後半では、実際に文具店を経営した場合のシミュレーションがあり、追っていくことで毎月帳簿を付ける体験ができるようになっている。 僕は会計の知識がゼロだったので、財務諸表に対していわゆる「損益計算書」的な認識しか抱いていなかったが、「勘定合って銭足りず」状態(黒字にも関わらず現金が足りず経営が破綻すること)があることを知り、様々な側面から経営状態を観測する手段として複数種類の財務諸表が存在するのだなと気が付き、新鮮だった。 思いがけず新しい分野を知れて良かった。

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2014/07/28

100円ショップで自分がバイトをしていたこともあり、納得することが多かった!とても勉強になりました。

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2013/12/10

100円ショップのからくりを知りたいと思い手に取った一冊。 終始、財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の話がメインであり、会計学を学んでいないと少し難しい内容であった。 しかし、会計学について興味が湧いたため、基礎を勉強後、改めて読み直したい一冊である。

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2012/09/26

100円ショップの決算書で学ぶ会計学 100円ショップの経営戦略等にも触れていて面白かった。 会計入門書としては最低限の内容を抑えている。

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2011/10/10

実際に会計を使うにはちょっと荒っぽい説明なのだろうとは、思うけれど、私みたいな初心者にはわかりやすかった。すんなり読めた気がする。内容は「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」によく似ていた、と思う。100円ショップのからくりというよりは、100円ショップを事例に、財務三表の読み方、使...

実際に会計を使うにはちょっと荒っぽい説明なのだろうとは、思うけれど、私みたいな初心者にはわかりやすかった。すんなり読めた気がする。内容は「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」によく似ていた、と思う。100円ショップのからくりというよりは、100円ショップを事例に、財務三表の読み方、使い方、解釈の仕方をざっくり説明する感じだった。 すこしビジネスに興味が湧いたかもしれない。

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2011/06/04

[ 内容 ] 決算書(財務諸表)が読めるかどうかでビジネスマンの力量が決まる。 決算書とは「損益計算書」と「賃借対照表」と「キャッシュフロー計算書」の3つ。 どれだけ売って、いくら稼いだかは「損益計算書」でわかり、何をどれだけ持っていて、それをどうやって手に入れたかは「貸借対照表...

[ 内容 ] 決算書(財務諸表)が読めるかどうかでビジネスマンの力量が決まる。 決算書とは「損益計算書」と「賃借対照表」と「キャッシュフロー計算書」の3つ。 どれだけ売って、いくら稼いだかは「損益計算書」でわかり、何をどれだけ持っていて、それをどうやって手に入れたかは「貸借対照表」でわかり、現金がどれだけ増え、どうやって現金を増やしたのかは「キャッシュフロー計算書」でわかる。 本書は、「100円ショップ」の儲けのカラクリを決算書から読み解いていきますが分かりやすい具体的な数字を挙げながら、なぜ儲かるのかが解き明かされていきます。 「100円ショップ」と比較する形で、立ち飲みや屋VS高級バーはどちらが効率のいい商売か、また家電量販店の値段の安さの秘密、1000円理容室QBハウス急成長の謎なども取り上げ、興味在る読み物になっています。 本書を読み終わると、決算書を構成する決算書を読み解くための基礎知識が自然と十分身に付いているという仕掛けになっています。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/12/04

わりとわかりやすいんじゃないのかな。相場知らないからなんとも言えんけど。最後の毎月つけてくのはなかなかいいんじゃないかな。黒字倒産っていうのはこういうことかーいう。

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2010/07/21

100円ショップ、「99プラス」は「キャンドゥ」よりも利益率が低い。 原価が下げづらい生鮮食品を扱うことで伸びてきたがゆえの宿命。 雑貨が儲かる。 つい買う行動に対応するために品揃えを多くする必要があり、 店舗も広くなる。 最近のビニール傘の単価は10円。 ショップ・イン・シ...

100円ショップ、「99プラス」は「キャンドゥ」よりも利益率が低い。 原価が下げづらい生鮮食品を扱うことで伸びてきたがゆえの宿命。 雑貨が儲かる。 つい買う行動に対応するために品揃えを多くする必要があり、 店舗も広くなる。 最近のビニール傘の単価は10円。 ショップ・イン・ショップは基礎情報豊富でやりやすい。 バイキングは人件費安いし、無駄な在庫がないので儲かる。 立ち飲み屋は現金商売なのでカードが利いてしまう 高級バーよりも立ち回りやすい。元手ゼロでやれる有利さがある。

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2010/04/11

儲けのカラクリは財務諸表に現れる。 そのテーマをもとに100円ショップの 儲けのからくりを会計的な視点で解説してある。

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2009/11/12

この本は、誰もが疑問に思っていることに、徹底的に答えてくれる、そんな内容の本です。  自分は、100円ショップがどうなっているのか気になったことが、何回かあります。会計を学ぶようになってからは、尚更気になるようになってしまいました。皆さんも一度は気になったことがあるんじゃないでし...

この本は、誰もが疑問に思っていることに、徹底的に答えてくれる、そんな内容の本です。  自分は、100円ショップがどうなっているのか気になったことが、何回かあります。会計を学ぶようになってからは、尚更気になるようになってしまいました。皆さんも一度は気になったことがあるんじゃないでしょうか?自分はこの本を読んで、その疑問がすっかり解消されました。会計に触れたことのある人は、さらによくわかるんじゃないかと思います。内容のほうに触れたいと思いますが、知りたい人に対してのネタバレになってしまうので、ここではあえて控えさせていただきます。  気になる人は、ぜひ一度読んでみてください。

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