冬の喝采 の商品レビュー

黒木亮【著】

2023/02/12

箱根駅伝選手への道
筆者の実体験をもとにリアルに描かれるランナーの挫折と栄光
ランナー小説のオリジン

2021/02/12

著者の経済小説を読んだ直後だけに、箱根ランナーだったとは！駅伝小説は数多いがこれ以上のリアリティと作家ならではの文章力を併せ持つ作品は無いだろう。陸上ファン必見です。

2019/11/08

瀬古や新宅と同じ世代。箱根駅伝出場。スター選手ではないが血の滲むような努力をした陸上競技者から描いたリアルな自伝的小説。「若い頃に流さなかった汗は、年老いてから涙となって流れる」とも申します・・。（中村清）

2019/05/13

　北海道出身の筆者を金山雅之としての自叙伝。中村清監督の元、瀬古利彦らとともに箱根駅伝
を駆け抜けた思い出が綴られている。
　筆者の詳細な練習日誌の内容もベースになっている。
　私の遊び呆けた大学時代とは違う、陸上に打ち込む大学生の生活が見えるようであり、
弟も連想され、楽しく読めた。

2018/11/23

著者と面識はないが、自分と同時代の同窓生で、舞台の下宿も同じ駅とは。ラジオ番組でこの作品を語っていた著者が泣きながら語っていて、読んでみた。いい作品だ。

2018/09/02

2018.09.02
箱根駅伝は大好きで毎年欠かさずに見ているが、こんなに大変な練習をしているとは！中村監督がこのような人だったとは、ちょっと想像とは違った。今更ながら瀬古は凄い選手だったのだと思う。期待を裏切らない綺麗なフォームの走りだった。実に面白い一冊だった。

2017/01/12

1月-3。3.5点。
作者の自伝。高校から早稲田競走部、箱根駅伝出場の物語。
淡々と書かれているが、その分記録のすごみが際立つ。
瀬古のすごさもよくわかる。

ランニングしていない人には、かなり厳しい小説の気がする。

2016/07/01

著者の自伝。箱根駅伝の内幕やランナーたちの等身大の姿を覗き見れるという面白さはあるが、随所に散りばめられた著者の自慢や言い訳が鼻につく。

2016/02/06

瀬古と同学年で一年遅れで早稲田競争部に入った金山雅之の自伝。
高校2年から大学1年まで怪我のため満足に走れなかった選手が大学3年では、瀬古からタスキ受けるまでになる。ここまでの話が中心。競争部に入ってからの話は監督中村清の変態性があまりにも凄くてそれしか頭に残っていない。

2015/07/01

大学長距離選手のトレーニングの厳しさ。レースへ挑む姿勢、レース展開、次のレースでの記録目標。自分も同じ長距離選手だったからか、主人公を通してあらゆる場面での気持ちが痛いほど伝わってきた。