ダーウィンの世界一周 の商品レビュー
ダーウィンの書いた『ビーグル号航海記』から抜粋して,児童向けに翻訳してくれたんでしょうな。『種の起源』も参考にしているでしょう。訳者は『きょうはなんのひ?』を書いた瀬田貞二さん(故人)です。 たったの40ページほどの絵本の中に,ダーウィンの驚き・興奮,思考の流れなどがしっかり...
ダーウィンの書いた『ビーグル号航海記』から抜粋して,児童向けに翻訳してくれたんでしょうな。『種の起源』も参考にしているでしょう。訳者は『きょうはなんのひ?』を書いた瀬田貞二さん(故人)です。 たったの40ページほどの絵本の中に,ダーウィンの驚き・興奮,思考の流れなどがしっかりと書かれていてビックリです。とてもいい本だなあ。本棚に積ん読になっている『ビーグル号探険記』も読んでみるかな。 ところで,この絵本は福音館の『科学の本』の中の一冊です。当時,訳出された海外の科学本は結構あるようで,わたしも,30年ほど前に一括して手に入れました。その中には,本著者のセルサムさんや画家のラビエリさんが書いているものもあります。それらも,探して読んでみることをお薦めします。例えば『島のたんじょう』『人間・アリ・象』などです。 ダーウィンは,ビーグル号の航海から帰ってきて23年後に『種の起源』を著したそうです。ずいぶんと時間がかかっていたんだなあと思います。反論に備えて,とても丁寧に発表したんでしょうね。
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ダーウィンがどの動植物が進化してきたかや、それが地球の変化とどう関わっているのかなど、さまざまな研究をどのようにしてきたかが書かれている。
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