世界は危険で面白い の商品レビュー
学校図書館で借りた本。 ちょっとのぞいたら面白そうだったから借りた。 そこそこ面白かった。 カメラマン目線での世界のあれこれ。 エッセイみたいな感じ。 日本は特殊な国なんだなぁと思いながら読んだ。
Posted by
これがあの渡部陽一さん?と思わせるほどの壮絶さ!あの口調と笑顔しか知らんかったから読み終わった今でも信じられへん。 ほんまに戦場カメラマンなんや…
Posted by
「誰かに強制されたり、評価を得るための行動であるならば、それはビジネスと言い換えた方が適切でしょう。」 この本のタイトルを英訳すると、「World is dangar but interesting」になるだろう。面白いは、funnyではない。 戦場カメラマン渡部陽一さんの本...
「誰かに強制されたり、評価を得るための行動であるならば、それはビジネスと言い換えた方が適切でしょう。」 この本のタイトルを英訳すると、「World is dangar but interesting」になるだろう。面白いは、funnyではない。 戦場カメラマン渡部陽一さんの本。氏は自分の知らないものを見たいと思い、大学時代にアフリカを目指した。そして、そこで危険な目に遭った。以後は、世界の現状を伝えたい、そしてそれを楽しみたいと思い、仕事として戦場カメラマンをやっているのだろう。好奇心が旺盛。 戦場カメラマンは、一歩間違えれば死ぬ。それでも、彼らを戦場に駆り立てる刺激的な情景があるのだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゆっくりな喋り口調で有名になった、戦場カメラマン、渡部陽一。 今まで世界各地で行った数々の取材現場での命がけのストーリーが書かれている。 あまり知られていない世界各地の現状を知る事ができる。 本の初めには、8ページのフルカラー写真が掲載されている。 本文は、アフリカ、中東、アジア、中国・チベット、欧州など、約40のストーリで構成されている。 「米軍従軍最前線取材」「一夫多妻制の天国と地獄」「北朝鮮喜び組との合コン」など。 取材時期は、1993年から2008年頃と幅広い。 終わりには、「背景メモ」と題して、紛争や内戦、自然災害、国の説明が書かれている。 そして取材した時期が一覧になっている「取材経歴」。 とても興味深く、読み始めたら止まらないです。
Posted by
戦場で自らが体験した話が多く書かれています。 コンゴ・ウガンダ・ソマリアの話が個人的には印象深いです。 どれも自分は一生経験したくないことであるのは、言うまでもなく。
Posted by
テレビでは温和でその独特の話し方から人気者みたいな雰囲気の渡部陽一さん。戦場カメラマンというかジャーナリストの体験談の中で、「面白い」カテゴリに入って問題ないものが収録されているイメージ。普通な人ほど厄介とはまさにこういうことなんだろうか。 戦場関連はあまりないので、ライトに旅...
テレビでは温和でその独特の話し方から人気者みたいな雰囲気の渡部陽一さん。戦場カメラマンというかジャーナリストの体験談の中で、「面白い」カテゴリに入って問題ないものが収録されているイメージ。普通な人ほど厄介とはまさにこういうことなんだろうか。 戦場関連はあまりないので、ライトに旅行記として読んでも面白い。マラリアのあたりはゴルゴ13を思い出し、トイレの話は高野さんを思い出し、インパクトのある話は地域によって割とそういうものなのかもしれない。 日本って安全・安心だなぁ。
Posted by
渡部陽一さんが世界の紛争地を駆け巡った体験記。 難民キャンプに支援に来ている人たちの素顔や、餓死寸前のところを救ってくれたジャングルの住民、紛争最前線にいる兵士たちの変わっていく様子など、実際に行ってみないとわからない経験が書かれています。 写真は冒頭に4ページ、カラーで載ってい...
渡部陽一さんが世界の紛争地を駆け巡った体験記。 難民キャンプに支援に来ている人たちの素顔や、餓死寸前のところを救ってくれたジャングルの住民、紛争最前線にいる兵士たちの変わっていく様子など、実際に行ってみないとわからない経験が書かれています。 写真は冒頭に4ページ、カラーで載っています。 渡部さんも怒鳴ったり怒ったりするんだね。 普段テレビで見ているのはおっとりした彼なので、想像がつかなかったです。
Posted by
あとがきが一番おもしろい。職業の決め方が簡単すぎる。著者のような生き方は出来ない。世界を渡り歩いたこの人と握手してみたい。64ページに脱字一箇所有り。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
彼がテレビに出始める前に「本業」として行っていた取材先でのエピソードをまとめた一冊。 テレビでの彼しか知らなかったので、意外にハードな(というか向こう見ずな)撮影を行っていたことにビックリした。 今やカメラマンやジャーナリストでなくとも一般の人々がカメラを片手にwebを通じて全世界に訴えかけることが出来る時代。さて、そこでの彼らカメラマンやジャーナリストの存在意義とは?? そこまでは追及していなかった本書だが、十分に彼の生き様を読み取る事が出来き、なおかつ人類は「戦争」という愚かな行為(ここでは人を殺す事だけでなく他人を思いやれない行為も含む)を止める事が出来ない、これまた「愚かな」存在であることを実感。 早く彼の肩書である「戦場カメラマン」の「戦場」が外れることを切に祈る。
Posted by
戦場カメラマン・渡辺さんの作品。戦場カメラマンと一言で言っても、最初は世界の紛争地域に出かけていって、状況を報道する人だという認識のみでした。まだ読み始めなのですが、内容がスゴイと思いました。何がすごいって、本当に常に命の危険と隣り合わせというギリギリのところに身をおいているとい...
戦場カメラマン・渡辺さんの作品。戦場カメラマンと一言で言っても、最初は世界の紛争地域に出かけていって、状況を報道する人だという認識のみでした。まだ読み始めなのですが、内容がスゴイと思いました。何がすごいって、本当に常に命の危険と隣り合わせというギリギリのところに身をおいているということがわかったからです。そして、渡辺さんは、よく涙を流しています。この涙の意味…。きっともちろん、たくさんの命が理由なく奪われていくということや戦争に対する怒りなども含まれてはいるのでしょうが、印象に残っているのは、今生きていることに感謝しての涙。そして、現地に無事にたどり着くことがこんなに困難なことなのだということも分かりました。紛争地域に取材に行かれる方が、現地で安全に過ごし、無事に故郷の土を踏めることを祈らずにはいられません。
Posted by