1,800円以上の注文で送料無料

尻啖え孫市 新装版(上) の商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/10/28

雑賀孫市の話。 こんなに傾いてたらさぞ、舞台である戦国時代に凄かったんだろうなぁと妄想しながら 歴史小説、読み応え充分。 鉄砲の名手なのは知ってはいたけど、半生に関しては全くと言っていいほど知らなかった 石山本願寺の一向一揆のちょっと前までで上巻は終わり。 こんなに面白い人ならも...

雑賀孫市の話。 こんなに傾いてたらさぞ、舞台である戦国時代に凄かったんだろうなぁと妄想しながら 歴史小説、読み応え充分。 鉄砲の名手なのは知ってはいたけど、半生に関しては全くと言っていいほど知らなかった 石山本願寺の一向一揆のちょっと前までで上巻は終わり。 こんなに面白い人ならもうちょい前から調べておけばよかったなと思っている。

Posted byブクログ

2016/11/17

織田信長の岐阜城下に真っ赤な袖無羽織に二尺の大鉄扇、「日本一」と書いた旗を従者に持たせた偉丈夫がふらりと姿を現した。 その名は雑賀孫市。 鉄砲三千挺の威力を誇る紀州雑賀衆の若き頭目だった。

Posted byブクログ

2013/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雑賀孫市が石山本願寺に入場するまでの経緯。秀吉との絡みが面白い。雑賀孫市については全く知らなかった。戦国にこのような自由人がいたことは面白い。司馬遼風には描かれているだろうが、信長に対して抗った人物として面白い。

Posted byブクログ

2012/09/13

上下巻読了。主人公は戦国時代を生きた紀州の地侍、雑賀孫市。種子島に伝わった鉄砲をいち早く取り入れ、傭兵集団「雑賀党」を率いた。織田信長の朝倉氏攻めや石山合戦で大活躍。多分に創作も入っていようがその人生は華やかで劇的だ。NHKの大河ドラマにしたらさぞ面白かろう。

Posted byブクログ

2012/06/02

今の和歌山市にあった雑賀城の若大夫、雑賀孫市の男ぶりが可笑しかった。雑賀鉄砲武者を率いて戦国の時代恐れられていたが物凄く女好き、かつ皆から慕われる男らしさに好感が持てる。日本サッカー協会のシンボルマーク、八咫烏が家紋だったという事実も面白いし興味深い。織田勢と浄土真宗との戦いに孫...

今の和歌山市にあった雑賀城の若大夫、雑賀孫市の男ぶりが可笑しかった。雑賀鉄砲武者を率いて戦国の時代恐れられていたが物凄く女好き、かつ皆から慕われる男らしさに好感が持てる。日本サッカー協会のシンボルマーク、八咫烏が家紋だったという事実も面白いし興味深い。織田勢と浄土真宗との戦いに孫市がどのような役割を果たしていくのか、下巻を読むのがワクワクします。

Posted byブクログ

2012/05/01

孫市の人柄に惚れます。 小みちや法専坊信照など、脇役も魅力的でした。 鮮やかな鉄砲術が眼に浮かぶようです。 痛快です。 いつか再読したい。

Posted byブクログ

2011/02/05

ゲームで興味を持ち、本書を読んだ。他レビューの通り、主人公である雑賀孫市が生き生きて描かれており、読み進めていく内に瞬く間に引き込まれた。

Posted byブクログ

2011/01/17

雑賀孫市の物語 ある程度戦国時代についてしっており、各大名の最後はほぼ知っていたが 雑賀孫市については知らなかったので純粋なきもちで読めた。 相変わらずテンポがよく読者を引っ張ってくれる司馬遼太郎の本であった。

Posted byブクログ

2010/05/26

内容(「BOOK」データベースより) 織田信長の岐阜城下に、真っ赤な袖無羽織に二尺の大鉄扇、「日本一」と書いた旗を従者に持たせた偉丈夫がふらりと姿を現した。その名は雑賀孫市。鉄砲三千挺の威力を誇る紀州雑賀衆の若き頭目だった。無類の女好きが、信長の妹を見初めてやってきたのだ。孫市を...

内容(「BOOK」データベースより) 織田信長の岐阜城下に、真っ赤な袖無羽織に二尺の大鉄扇、「日本一」と書いた旗を従者に持たせた偉丈夫がふらりと姿を現した。その名は雑賀孫市。鉄砲三千挺の威力を誇る紀州雑賀衆の若き頭目だった。無類の女好きが、信長の妹を見初めてやってきたのだ。孫市を何とか織田方に引き入れようと、木下藤吉郎は策を巡らす。はたしてその姫君とは…。戦国を駆け抜けた破天荒な快男児を描く痛快長編!文字が大きく読みやすい新装版。

Posted byブクログ

2009/10/04

恐らく信長を最もてこずらせた本願寺の戦場指揮官をとりあげた小説。内容的には面白いと言えば面白いが創作的な部分がなんとなく興ざめしてしまう。

Posted byブクログ