翼よ、あれがパリの灯だ(上) の商品レビュー
50年近くぶりに読了。まだ飛行機が非力でいろんな知見も蓄積されていない時代、重いものは積めず、人も二人が精一杯、ビジネスとしてはアメリカ国内を郵便物を運ぶ(荷物が軽い)くらいで、それすらも途中で不時着して鉄道に乗せ換えることがままある、というような時代に、ニューヨークからパリに向...
50年近くぶりに読了。まだ飛行機が非力でいろんな知見も蓄積されていない時代、重いものは積めず、人も二人が精一杯、ビジネスとしてはアメリカ国内を郵便物を運ぶ(荷物が軽い)くらいで、それすらも途中で不時着して鉄道に乗せ換えることがままある、というような時代に、ニューヨークからパリに向けて無着陸飛行をする、ということがどんなにか冒険であったか。それを無名の青年が成し遂げたいきさつを描いたノンフィクション。前半はスポンサー集めや、飛行機会社との交渉、等が中心。現代の起業を考える若者にも面白く読めると思う。
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