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花よりも花の如く(6) の商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2022/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西門とのエピソードがとても良い。 ふたりが悪いわけでもなく誰が悪いわけでもないのに ギクシャクしてしまうのがかわいそうだけれど 仕方のないことだとも思うし、関係が少しでも進展して良かった。 舞台上で面が割れても集中しているところがすごいけれど それをきっかけにテレビドラマのオファーが来るのも運命だなと思う。 ドラマを見ていて詳しい人が見るとおかしいことばかりというのは 能だけに限らずよくあることだと思う。 その道のプロが撮影協力していても色々な都合に流されて 修正されないこともよくある話。 気持ちだけ作っていってお任せするのは プロ同士だからこそ成り立つのだろう。 選んだのは向こうなんだから考えなくて良い、 あとはおまえが選べばスタート という芳年さんの言い方がらしくて好きだったし 考え方としてすごくクリアだ。 憲ちゃんとしてはいつもどおりなだけなのだろうが ”外”の人に手をついてきっちり挨拶する姿が綺麗。 彼が出演することで先生も会も監修として参加するというのが なるほどなぁと思った。 関わるなら徹底的に関わらないと、中途半端なものになるし 関わりたいといってくれる先生、 そしてそれを受けてくれるドラマスタッフサイド それぞれの度量があるからこそクオリティの高いドラマに仕上がる。 だからこそ『向こうもこちらもそれぞれに玄人 手加減無用』が成り立つ。 左右先生が、チョイ役だったらやらせないつもりだったかと憲ちゃんに訊かれて 「まあな、今頃気づいたのか?」 と返すのが恰好良い。 他の業界の人とクオリティをぶつけられる環境にいる憲ちゃんと対比するように 葉月さんがピアノの腕は普通でもセクシーな格好で来て欲しいを言われることもある というのを芳年さんから聞かされる構図も深い。 つっぱねる自信もなく痛いところをつかれたのだろう 葉月さん、気持ちは理解できる。 ピアニストでなくとも、女性はこれに近い経験をしたことがある人は 多いのではないだろうか。

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2013/01/24

以前から気になっていた本をやっと購入。 能は観たことが無いけれど、一度、行ってみたいと思わせる内容。

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2012/09/18

これを読むと、実際に能楽堂で能を見てみたいと思うようになります。特に、作中で主人公「憲人」が演じた曲などはある程度内容もわかるので古典が苦手な人も楽しめるはず!!

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2009/10/04

一つ一つのコマを丁寧に描かれていて、見ていてうっとりするくらい。 また能へのの愛情もすごく伝わります。

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2009/10/04

マンガは足を洗おうと、いったんはふっ切ったつもりでいたのに、結局買ってしまった。 1〜5まで一気買いして、次に買った6巻目。 お能の事はわかりませんが、じっくり読めて面白いです。 実際にお舞台を見たいと思わせます!

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2010/07/25

憲人君にドラマのオファーがあって、それが動き出すまでの話で半分くらい占められています。 新キャラとしてほーねんさんの妹さん、葉月さんも出てきていますが、ほーねんさんあんなんなのに、妹さんは普通だ…(激しく失礼) でもおにいちゃんだなー、ほーねんさん。 いつも迷いと直面している憲...

憲人君にドラマのオファーがあって、それが動き出すまでの話で半分くらい占められています。 新キャラとしてほーねんさんの妹さん、葉月さんも出てきていますが、ほーねんさんあんなんなのに、妹さんは普通だ…(激しく失礼) でもおにいちゃんだなー、ほーねんさん。 いつも迷いと直面している憲人くんですが、今回も全面そんな感じ(笑) でも、月見座頭の話は切ないです。この人は座頭ということで、こんな目に合ったことは一杯あったんだろうな。それも全て受け入れて生きて行く中には、諦めも多くあったんだろうなと思うと切ない。 しかし二面性のある男は、あんなことをして楽しいのだろうか。 悪戯心かもしれないけれど、後味の悪さってないものかなぁ。 さて、次の巻は憲人くんのドラマ話です。 ホントに別人っ!て感じなので、楽しみです~。 以前読んでいても、やっぱり楽しみv

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2010/08/23

葉月さんが出てきて、ぽわーんなのび太くんにも、いよいよ恋の季節が……。みたいな展開になっていくのかな……。 しかし、こんな顔していても、本当は、西門のにいちゃんだからなぁ(笑) でも、西門に、 「おにーいちゃん」 と呼ばれるのは、ちょっと怖いかもと思うわたしであった。

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2009/10/04

気を遣ってしまう西門と、意識過剰で上手に受け取れない憲人、 「おにーいちゃん」に涙ぽろり。 複雑だ、複雑だけど、家族だなあ〜〜;; 葉月との意識の違いに迷いが吹っ切れて、爆笑するとこ好き!

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2009/10/07

テレビ編への序章。葉月も登場。 能のことを全然知らなくて、読むのに時間かかってしまうのだけどその分じっくり読み応えのある作品だよねぇ、これは。 面白いです!続きがかなり気になる!!

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2009/10/04

前巻で登場した芳年さんがこの巻でも登場。 そして憲人に新たな出会い。なかなか好みな展開です。 この女性も、こざっぱりしてて良いのですわ。 憲人のTVドラマ出演が決定。 で、ここからは「たわごと」として聞いて欲しいのですが、 NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」を連想してしまうので...

前巻で登場した芳年さんがこの巻でも登場。 そして憲人に新たな出会い。なかなか好みな展開です。 この女性も、こざっぱりしてて良いのですわ。 憲人のTVドラマ出演が決定。 で、ここからは「たわごと」として聞いて欲しいのですが、 NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」を連想してしまうのですよ。 能と狂言の違いはあるけれど、 「憲人のTVドラマ出演」でもっぴーを思い出し、 芳年さんの「真顔でボケかまし」に四草を思い出すのですよ。 茂山さんも虎ノ介さんもマンガのキャラとは共通点が少ないのはわかってるんですけどね。

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