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蛇王再臨 の商品レビュー

3.5

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2023/12/23

2008年発行、光文社のカッパ・ノベルス。さてここで最大の敵役が復活? しかし敵方も比較的詳細に描写されるのはなんか違うような気がする。もちろんそのようなやり方もあるのだろうとは思うのですが、それとやっぱり国際政治はちょっと比率が高いような気がします。

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2023/11/25

第13巻は、有力なキャラクターが二名も無くなって、いよいよ物語のクライマックスに向けた流れを感じさせる。 一番悲しいのは、何気にアルスラーン戦記一のヒロイン?のエステルが不良の事故で脚に傷を負い、壊疽になって無くなってしまうこと。今際の際にアルスラーンと会えたのが唯一の福音だっ...

第13巻は、有力なキャラクターが二名も無くなって、いよいよ物語のクライマックスに向けた流れを感じさせる。 一番悲しいのは、何気にアルスラーン戦記一のヒロイン?のエステルが不良の事故で脚に傷を負い、壊疽になって無くなってしまうこと。今際の際にアルスラーンと会えたのが唯一の福音だったろう。そして、同行したドン・リカルドが、パラフーダとしてアルスラーンに仕え、アルスラーンの十六翼将の最後の一人となる。 十六翼将になったのも束の間、ザラーヴァントが魔物に成り果てた従兄弟に情けをかけたために殺されてしまう。 この巻の最大の見どころは、ナルサスのペシャワール空城の計。これはパルス側の戦線を縮小して戦力集中を図るとともに、戦略要衝のペシャワールを餌として、シンドゥラ、チュルク、魔族のど真ん中に投げ出して共倒れしてもらおうという策。策自体がダイナミックだが、断絶感を感じていた人間界の戦いと魔族との戦いを一本の糸に纏めていく仕掛けとしてとても鮮やか。

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2023/06/24

前巻をいったい何年前に読んだのか、全く思い出せず、それでも読んでみた。何となくそんなこともあったなあ、こんな人もいたような、っていっているうちに死んでしまったり。やはり、続き物は続けて読みましょう。

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2022/01/12

ついにザッハーク降臨した・・・ しかしエステルの死にかたとアルスラーンの態度・・・悲しすぎて泣くかと思った

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2021/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに16翼将が揃った! やはりルシタニア人だと思ってたんだよね〜 とまあ誰でもわかるか 伏線ぽい話はたくさんあったもんね で遂に揃ったと思ったら… さあ蛇王再臨でこのあとは本格的な戦いになるんだろうけどそこに諸国の王たちがヒルメスがどう絡んでくるのかな

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2021/07/07

[墨田区図書館] なんと懐かしい! 図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。 でもそのきっかけで、...

[墨田区図書館] なんと懐かしい! 図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。 でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。 このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「カッパ・ノベルス」シリーズで、既刊の10巻を2巻づつまとめたもの。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに第一部の終わる8巻あたりまで読み進んだが、11巻から2巻編成でなくなるらしい。 なので実際に11巻から手にしたのは山田章博さんによる「光文社文庫」シリーズだったが、本来の天野喜孝さんとは異なるものの、まだ丹野忍さんによる「カッパ・ノベルス」シリーズの方が自分の感じていた世界観に近いので、こちらも読了として載せておこう。

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2020/11/16

タイトルだけはたぶん、30年前くらいによこくされてたはず。正直、実際に読める日が来るのを、半分諦めてた。 まあ、タイトルどおり、この巻で、ラスボス登場という感じ。対するパルス軍も十六翼将も揃い踏み。。。したけども。。。 いよいよ物語もクライマックスか。

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2018/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アルスラーン戦記13巻。物語も佳境に入り、悲しい別れが続く。エステルはともかく、まさか16翼将がこんなに早く欠けるとは辛すぎる。 ここ最近なりを潜めていた?ナルサスの謀略も冴え渡り、周辺国を巻き込んで、遂に復活したザッハークとの戦いが始まる。これ以上誰も欠けないと良いのだが…。そして、こうなると、ラジェンドラがオアシスである。

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2018/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エステルの人生を思うにつれて、この作品で作者はどのようなプロットを立てたのかが気になる。 何のためにこの作品でエステルという人物を作ったのか? 敬虔なイアルダボート教の信者であり、正義感あふれる騎士であり、心優しい乙女であったエステル。 彼女はパラフーダを十六翼将にするために存在したというのか。 初恋というにも淡い好意をアルスラーンは彼女に抱いたけれど、作品における彼女の価値はその程度か。 そもそも十六翼将って、必要なのか? 確かにアルスラーンの大事を支えてくれた重要人物ではあるが、一般のパルス人からしたらどうだろう? 多くの無名のパルス人だってアルスラーンのために命をかけて戦い続けたはず。 それが、ぽっと出のシンドゥラ人やトゥラーン人が、しかも最初はアルスラーンの命を狙っていた側の人間がパルス人を差し置いてパルス人を率いるって、正気か? アルフリードやエラム、ギーヴにファランギースだって、戦闘能力の高いパルス人かもしれないが、将軍の器ではない。(翼将って将軍と違うの?) そしていよいよ物語は、アルスラーンの治世の下り坂にさしかかる。と思われる。 なんだか翼将の翼って文字が、堕ちていくための翼のようでこの先を読むのが辛い。 しかも十六人揃ったのがたったの二十日だなんて、作者の満足のための処遇じゃないか? あと蛇王って、蛇神じゃないから宗教とは無関係なの? 再臨するけど神じゃなくて人間なの? パルスの国内だけに影響力があるって、どういう存在? 神さまなら、人間が作った国境を無視したっていいはずだよね。 残り巻数が少なくなってきて、タハミーネの実子の話も、ギスカールの話も進んでいないし、ヒルメスも足踏み状態。 イルテリシュもどうしたいのか、いまいちわからないなあ。 でも、蛇王が再臨したので、次は話が大きく動くのか?

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2018/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十六翼将の集結、ペシャワール城を放棄するというナルサスの奇計、蛇王ザッハークの再臨…と重要な事件の多い巻。けれどそれら以上に、第一部から登場していたキャラクターの退場が続き、全体的に重苦しい。特にエステルの死はあまりに呆気なく、そのぶん印象深くもある。

Posted byブクログ