ホームレスどっこいお気楽名言集 の商品レビュー
主に東京周辺のホームレス99人にインタビューして拾った“名言集”。99人の言葉を集めるために声をかけた相手は300人以上とのこと。それぞれがどんな人生を送ってきて今どのように暮らしているか等が簡潔に書かれている。 読んだ感想としては軽いひまつぶし程度の内容。じっくり考えれば...
主に東京周辺のホームレス99人にインタビューして拾った“名言集”。99人の言葉を集めるために声をかけた相手は300人以上とのこと。それぞれがどんな人生を送ってきて今どのように暮らしているか等が簡潔に書かれている。 読んだ感想としては軽いひまつぶし程度の内容。じっくり考えればかなり重い話になりそうだが、一人につき1ページなのでさほど深い掘り下げではない。 ダメな奴も悪い奴もいるけれど可哀想な人もいる。賢い人はいないが、善良な人はいる。これから、もっと増えるのだろう。
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全然気楽じゃないホームレスな方々の名言というか生き様。 戻れる家がある人は良いが本当に追い詰められた人の履歴を見ると笑えない。
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ホームレス、というと何を連想するか。可哀相だとか、不潔だとか、段ボール暮らしだとか、リヤカー引っ張っているだとか。いや、それは間違ってはいないのだ。確かにそれは彼(彼女)らの状態を指摘しているのだが、だから彼(彼女)らを頭ごなしに否定してもいい、ということにはならないだろう。 ...
ホームレス、というと何を連想するか。可哀相だとか、不潔だとか、段ボール暮らしだとか、リヤカー引っ張っているだとか。いや、それは間違ってはいないのだ。確かにそれは彼(彼女)らの状態を指摘しているのだが、だから彼(彼女)らを頭ごなしに否定してもいい、ということにはならないだろう。 著者は冒頭、現代を「相対性の時代」と呼び、こう分析している。 「…何でもかんでも人と比べてしまう時代である。情報が発達しすぎて人のことを知りすぎてしまって、これを比べずにはいられないのだ。人と比べて、幸福である(気がする)。人と比べて、良い人生である(気がする)。自分より上にいる(気がする)者は妬み、自分より下にいる(気がする)者は蔑む。…」 そして、相対性比較の時代からリタイアしたホームレス99人の生の声を紹介している。もしかしたら僕らのホームレスを見る目は、相対性時代の偏った空気に曇らされてはいないだろうか。そんなことを考えさせられる1冊。 それにしても、過酷な労働に体を鞭打ち、自分達が造ってきた東京の街で、段ボールを敷けることだけが唯一の報酬、だとは。なんだか、いやな時代である。
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[ 内容 ] ホームレスの人たちの、飾らない生の言葉が胸を打つのは、そこに単に憐れや、悲惨が滲み出ているからばかりではない。 格差や貧困が声高に語られる今の世に、いつなんどき、自分もそうなるかもしれないという不安を掻き立てられるその一方で、人間どどうやっても生きていけるものだとい...
[ 内容 ] ホームレスの人たちの、飾らない生の言葉が胸を打つのは、そこに単に憐れや、悲惨が滲み出ているからばかりではない。 格差や貧困が声高に語られる今の世に、いつなんどき、自分もそうなるかもしれないという不安を掻き立てられるその一方で、人間どどうやっても生きていけるものだという、楽天家の反骨精神のようなものを思い出させてくれるからである。 「自分のほうが上」「あいつのほうが下」と、何でも人と比べてしまう「相対性の時代」、ホームレスを見るあなたの目は、時代の偏った空気に果たして曇っていないか。 この言葉を聞け。 99人の証言者が路上に落とした、どん底の言の葉たち。 [ 目次 ] 第1章 昔はよかった、なんでこんなになっちゃったんだ―懐古と悔悟の章 第2章 ホームレスは気楽な身分ときたもんだ!―処世の章 第3章 いまのままで十分満足してんだよ―自由の章 第4章 バカにすんじゃないよ!―矜持の章 第5章 会わせる顔がないんだよ―恥の章 第6章 ひでぇ世の中になったもんだ!―憤怒の章 第7章 何もかもうまくいかないんだよ―不如意の章 第8章 なにがなんだかわからねぇ―譫妄の章 第9章 あとちょっとの辛抱よ―希望の章 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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