恋愛寫眞 の商品レビュー
もっと早く、この本を手に取っていればよかった。 さすが 市川さんの作品・・・ やっぱり涙なしには 読めませんでした。 たったひとつの恋を、 ただ 彼ひとりに捧げて、 生涯、彼だけを想い続けて逝った彼女。 一途な恋をしていた彼女が すごく綺麗でした。
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『いま、会いにゆきます』の市川拓司さんの作品です。映画もおすすめですよー http://sgk.bz/922COz
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映画も見たのですが、両方よかったです。最後はやっぱり切ないけど、宮崎あおいさんがとてもキレイで引き込まれました。
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切なくてそれでいて美しい作品。市川拓司さんの作品を読んだのはこれが初めてですが、とても引き込まれました。静流と誠人の会話に思わず微笑みが零れてしまうほど、僕が好むふたり。長いエピローグでは一行読むたびに涙が込み上げてきましたが一気に読み終えてそのあとただ泣きました。
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市川さんの恋愛小説は蝋燭のようだ。 静かに燃える。 消えそうで消えないぎりぎりのところがいい。
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2004年8月1日読了。以下、過去の日記から抜粋。 広末・松田をメインに映画化された作品へのオマージュ。 ということは映画ありき、で、映画とは別物ということ。 決してこの小説を映画化したわけじゃないのですね。 だから、映画の評価がことごとく低かろうと、小説には無関係。 むしろ小...
2004年8月1日読了。以下、過去の日記から抜粋。 広末・松田をメインに映画化された作品へのオマージュ。 ということは映画ありき、で、映画とは別物ということ。 決してこの小説を映画化したわけじゃないのですね。 だから、映画の評価がことごとく低かろうと、小説には無関係。 むしろ小説の評判は上々のようです(さすが注目の作家!)。 ストーリーは、ある時点で成長がとまった少女が、 ふとしたきっかけで恋に目覚め・・・ラストは内緒。 別に目新しいネタではないのでしょう。 ただ世界観の作り方が上手なので、引き込まれます。 「女は恋をして美しくなる」とはよく言ったもので、 主人公の少女はまさに恋をして、大輪の花を咲かせるのです。 ただ、「命短し 恋せよ乙女」との言葉もあって、 美しい花もいつかは散るのだという諸行無常のこの世の理。 (嗚呼、これはネタばれですね)
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とても素敵な小説。 いつの間にか文庫になってた。 ハードカバーの時に買って読んだんやけど。 何回も読んだ。 一言一言が素敵だった。
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まるで水彩絵の具で彩られているかのような 透き通った小説は初めてです。 話自体は平凡でどこにでもありそうですが そこには純粋な愛があって 読んでいて感動ではない、 なにか別の類の涙が流れてきました。 出てくる言葉のひとつひとつが名言で 作者の能力に圧倒させられます!
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読んでいる間は澄んだ穢れの無いまっさらな空気に包まれているような感覚でした。それは物語の中に出てくる情景描写が美しかっただけでなく、登場人物たちの純真さゆえだと思います。 そう、登場人物が皆そろって純粋で思い遣りのある、いい人たちなんですよ。そこがいいとこであり、リアリティの無...
読んでいる間は澄んだ穢れの無いまっさらな空気に包まれているような感覚でした。それは物語の中に出てくる情景描写が美しかっただけでなく、登場人物たちの純真さゆえだと思います。 そう、登場人物が皆そろって純粋で思い遣りのある、いい人たちなんですよ。そこがいいとこであり、リアリティの無さに繋がってるとこなんでしょうね。途中からこの話、小説というよりお伽話を読んでる気分になりましたもの。それが悪いと言うわけではないし、感動もしたんですけど。 あと、主人公の魅力が客観的にあまり描かれていなかったので、なんでこの人がこんなステキな女の子たちにすかれてるの?と疑問でした。
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最近のツボ「市川拓司」モノ。 映画も良かったけど 原作もやっぱり好きだな~。 サラリと読めて ストンとくる感じ。
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