棘 の商品レビュー
8作品、短編集はどのお話も死とエロスがテーマになっている。日常に潜むエロスに興味が尽きない。勝目梓、お気に入りの作家になる。
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49点。かつては「文藝首都」に関わるなど純文学作家であったが後に娯楽小説へと転向。「ハードバイオレンス」あるいは「官能」小説家として確固たる存在を築いた先生(らしい)。キオスクとかにおいてあるちょっとエッチ系の表紙なイメージ。 長編自伝小説『小説家』の評価が高くちょっと気になって...
49点。かつては「文藝首都」に関わるなど純文学作家であったが後に娯楽小説へと転向。「ハードバイオレンス」あるいは「官能」小説家として確固たる存在を築いた先生(らしい)。キオスクとかにおいてあるちょっとエッチ系の表紙なイメージ。 長編自伝小説『小説家』の評価が高くちょっと気になってるんだけど、この本に関しては性愛描写やシチュエーション設定が紋切り型で面白味に欠けた。で「官能」を背景あるいは舞台にした小説として読んでみてもオチがないし共感できない。年寄りの年寄りによる年寄りのための官能小説、か。
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