フィンランド語は猫の言葉 の商品レビュー
この本をまさにヘルシンキへの移動中、タリンとの往復の機内で読んだ。筆者の等身大の苦労や経験、それらを面白く昇華できている素晴らしさ、素直に感動させてくれるエッセイであった。これが30年以上の話とは思えないほど新鮮であり、本書の描写と、今日私が機内から見下ろしたヘルシンキから繋がる...
この本をまさにヘルシンキへの移動中、タリンとの往復の機内で読んだ。筆者の等身大の苦労や経験、それらを面白く昇華できている素晴らしさ、素直に感動させてくれるエッセイであった。これが30年以上の話とは思えないほど新鮮であり、本書の描写と、今日私が機内から見下ろしたヘルシンキから繋がるの果てしない森、比べてみても当時と変わらない世界が広がっていた。不思議と心が満たされた気分になるのはなぜだろうか。
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著者のフィンランドでの生活やフィンランド語の勉強方法の難しさが面白く書かれている。フィンランド旅行を機会に購入したが、フィンランドのなるほどなと思うことも多い。勉強しなきゃなと思う1冊。
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留学記としての成功は その人の紆余曲折が描かれているよりも その国の素晴らしさを伝える事だと思う。 その点でこの本は1980年代に出版された のに何1つ色褪せてない。 フィンランドが好きになる。 IKEAやマリメッコではないフィンランドをみせてくれる。 私が気に入ったのは...
留学記としての成功は その人の紆余曲折が描かれているよりも その国の素晴らしさを伝える事だと思う。 その点でこの本は1980年代に出版された のに何1つ色褪せてない。 フィンランドが好きになる。 IKEAやマリメッコではないフィンランドをみせてくれる。 私が気に入ったのは フィンランド人がジャガイモが好きということ。 他の国のジャガイモは何か違うと。
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留学って、素晴らしいことなんだ それとは、反対に困難で苦しいこともある マニアックで、笑ってしまいそうな 著者のハマリ加減がいい! こうやって、さらっと読んでしまうと その時だけの世界だから 読み終えるのが惜しかったなぁ この本は、ちょっと前の時代だから 現在とフィンランドと...
留学って、素晴らしいことなんだ それとは、反対に困難で苦しいこともある マニアックで、笑ってしまいそうな 著者のハマリ加減がいい! こうやって、さらっと読んでしまうと その時だけの世界だから 読み終えるのが惜しかったなぁ この本は、ちょっと前の時代だから 現在とフィンランドと違ってるんだけど いい本だと思います ただ、装丁がちょっと古さを感じて 手に取る人が少ないかも 今流行の北欧テイストを取り入れたらいいのに
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フィンランド語に関心のない方も楽しく読めます。外国語を勉強するということの楽しさ、苦しさが、愉快な文章で綴られ、とても好感が持てました。読後はフィンランド語というなじみのない言葉、そしてフィンランドがぐっと近くに感じられます。
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もう、フィンランドに行って帰って来た気分になった。 フィンランドのサウナと寒さが印象的。 フィンランド人は情が厚いそうなので、会いたくなった。
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2012/04/11:タイトルだけで読んでみましたが、言語学の本というよりはフィンランド留学体験談エッセイでした。70年代にひとりフィンランド留学って大変だったとおもいますが、楽しく読めました。
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読んだのは講談社文庫版。画像がないので親本で登録。勢いでフィンランドに留学した女子大生の留学奮戦記。とんでもない(?)フィンランド語をめぐるお話しが中心。「猫の言葉」というのは、彼の地の人々が相槌をうつときの「ニーン、ニーン」が著者に猫の鳴き声のように聞こえたから。著者はその後、...
読んだのは講談社文庫版。画像がないので親本で登録。勢いでフィンランドに留学した女子大生の留学奮戦記。とんでもない(?)フィンランド語をめぐるお話しが中心。「猫の言葉」というのは、彼の地の人々が相槌をうつときの「ニーン、ニーン」が著者に猫の鳴き声のように聞こえたから。著者はその後、フィンランドを日本に紹介するような、いろいろな仕事をしている模様。
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北欧は、ヨーロッパで最後に訪れるべき場所だという。これといって見るべきものがなく、それでいてやたらと物価が高いからだ。私も、バルト三国に行く途中にフィンランドに立ち寄ったことがあるが、正直、あまり興味が湧かなかった。でも、もし前もってこの本を読んでいたとすれば、その印象は全く違っ...
北欧は、ヨーロッパで最後に訪れるべき場所だという。これといって見るべきものがなく、それでいてやたらと物価が高いからだ。私も、バルト三国に行く途中にフィンランドに立ち寄ったことがあるが、正直、あまり興味が湧かなかった。でも、もし前もってこの本を読んでいたとすれば、その印象は全く違ったものになっていただろう。 芸大の学生だった筆者は、フィンランドの美術史についての卒論を書くために、単身渡芬(トフン)する。1970年代末、今から30年以上も昔の物語。現在に比べれば、ヨーロッパは遥かに遠く、外国の情報も限られていた。当時、日本語で読めるフィンランド語の学習書は1冊しかなかった。 筆者は、言語学を専攻していたわけでもないのに、ヘルシンキ大学のフィンランド語科に入学する。右も左も分からないような状態で飛び込んでいって、苦労しながらフィンランド語の方言や古文までもを学んでいく。フィンランド語があまりにも難しくて、ぽたぽたと大粒の涙をこぼしたこともあったが、最後は・・・。あまり書くとネタバレになるので、この辺でやめておこう。 日本についての記述がたまに出てくるのだが、その部分はさすがに時代を感じさせる。けれども、この本は時代を超えた普遍性をもっている。ひたむきに努力を重ねる姿の清々しさは、今も昔も変わらないからだ。そして、この本を読めば、きっとフィンランドのことをもっと知りたくなるだろう。タイトルも秀逸である。
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意外なことに猫が全然出てこなかった。それはともかく、内容はただの滞在記ではなく、かなり必死に勉強した留学生の記録。言語学の人たちが何をやっているのか、ちょっとうかがい知ることもできます。 著者が滞在の最後の方に暮らした家(お城!)の隣人であるおばさんとの交流とか、どこにいてもこ...
意外なことに猫が全然出てこなかった。それはともかく、内容はただの滞在記ではなく、かなり必死に勉強した留学生の記録。言語学の人たちが何をやっているのか、ちょっとうかがい知ることもできます。 著者が滞在の最後の方に暮らした家(お城!)の隣人であるおばさんとの交流とか、どこにいてもこういうことが出来ればいいなと思う。 本文も面白いのだけど、20年以上たってから振り返って復活出版されたこの版のあとがきがまたいい。 滞在を延ばすときに、お父さんが贈ってくれた「娘の冒険」を応援する言葉。著者自身が、留学時代を振り返った言葉。 ほとんど知られてなかったフインランドという国が、いつの間にかシベリウス、ムーミンばかりでなく、アラビアの陶器や、映画「かもめ食堂」、そして今は教育関係者の視察がひきも切らないようす。 けっこう評判になった本だったのが長く絶版だったらしい。 それが電子書籍化で復活し、さらに、著者自身が「猫の言葉社」という出版社を作って再版。この辺の事情もなかなか興味深い。
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