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空腹について の商品レビュー

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2013/08/18

単純に、脳や身体に必要な栄養が いき渡ればいいわけですが・・・ その栄養が手に入らない場合、 どういう方法を、とるでしょうか。 どこまで、やるでしょうか。 この本は、人間の空腹という生理現象から、 人間の満たされる感覚を考察し、 満たされることのなかった人たちの食生活、 満た...

単純に、脳や身体に必要な栄養が いき渡ればいいわけですが・・・ その栄養が手に入らない場合、 どういう方法を、とるでしょうか。 どこまで、やるでしょうか。 この本は、人間の空腹という生理現象から、 人間の満たされる感覚を考察し、 満たされることのなかった人たちの食生活、 満たされることのない場所で、 人間がとった、倫理観をともなう行動、 目や耳を塞ぎたくなるような、 過酷な歴史を、紐解いていきました。 僕のもっていた、食に対する考え方が、 とても甘いものだという認識を 持たさざるを得ませんでした。 それと同時に、食に溢れたこの状況に たくさんの命に、生かされていることに、 深い感謝の気持ちを、抱かずにはいられませんでした。 まさか、ここまでの本とは、思いませんでした。 過酷な現実を、突きつけてくれる本だと思います。

Posted byブクログ

2010/04/06

【ジュンク堂書評】 身体のうずきから世界の貧困まで なぜお腹は空くのか。なにが美味しいのか。路上で、ときには戦場で、空腹な人たちはなにを食べているのか。飢えたら殺して食べていいのか。人食いはどうしてタブーなのか。食糧は人口より多いのに飢餓はなぜあるのか。

Posted byブクログ