きみが見つける物語 十代のための新名作 恋愛編 の商品レビュー
それぞれの作家ぽさが出ていた面白い短編集でした。キュンとくる恋愛ものというよりは、ミステリーぽい、ファンタジーぽいお話が多かったような印象。 10代の時の恋愛って本当に一つ一つの出来事が初めてで、大事件で、大騒ぎして、あの時はもうそれが世界の全てのような気がしてたけど今思うと甘酸...
それぞれの作家ぽさが出ていた面白い短編集でした。キュンとくる恋愛ものというよりは、ミステリーぽい、ファンタジーぽいお話が多かったような印象。 10代の時の恋愛って本当に一つ一つの出来事が初めてで、大事件で、大騒ぎして、あの時はもうそれが世界の全てのような気がしてたけど今思うと甘酸っぱいですね(笑)
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#読了 好きな作家さんが数名居たので購入からの読了。 短編集ではあったけど、すごく面白かった。 そして読んだことない作家さんも他の作品も読んでみたいと思わされたので負け(ある意味勝ちかも?)
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これで乙一を知った。いい話だよね 東野圭吾のやつも山田悠介のやつも好き。1個目も恋愛脳の女子中学生出てきて好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初の『あおぞらフレーク』みたいな青春感あるのが続くのかと思ったら、そうでもなかった。『植物図鑑』は主人公ビッチかよってちょっと思ってしまった。『小さな故意の物語』の「洋子は何も言わなかった」のはダジャレ言ったからだと思う。どれも面白かったから、それぞれの著者の本も手に取りたい。
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短編小説集で5人の作家さんが書かれていますが、特に東野圭吾さんの「小さな故意の物語」が個人的に好きでした!恋愛とミステリー。登場人物の心情が繊細に描かれていました。 同じ恋愛がテーマでもそれぞれ全然違う作品。読んでいて楽しかったです!
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高校生の頃に買った本だが、本棚の整理の時に見つけて再読。 梨屋アリエ「あおぞらフレーク」 乙一「しあわせは子猫のかたち」 山田悠介「黄泉の階段」 有川浩「植物図鑑 Paederica scandens var. mairei」 東野圭吾「小さな故意の物語」 以上5つの短編が収録...
高校生の頃に買った本だが、本棚の整理の時に見つけて再読。 梨屋アリエ「あおぞらフレーク」 乙一「しあわせは子猫のかたち」 山田悠介「黄泉の階段」 有川浩「植物図鑑 Paederica scandens var. mairei」 東野圭吾「小さな故意の物語」 以上5つの短編が収録されている。 一番好きなのは「しあわせは子猫のかたち」だが、『失はれる物語』に収録されていたものを最近読んだので、感想はそちらに。 「植物図鑑」も文庫を読んだので同様。 それら以外でよかったのは、「小さな故意の物語」。 ミステリーだが、ただ謎を解いたり、トリックを暴くだけではない作品だ。 人間の複雑な感情を見ることができる。 この短編が収録されている『犯人のいない殺人の夜』を買ってみようと思う。
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青空フレークはいまいちだが、全体的に面白い話が多かった。 「青空フレーク」梨屋アリエ 美人の美野里は恋を知りたくて下級生を観察する。下級生の心でフレークできたり、踏切音したりという不思議エピソードないほうが面白い。 「しあわせは子猫のかたち」乙一 家を出て、遠くのおじの家で一人に...
青空フレークはいまいちだが、全体的に面白い話が多かった。 「青空フレーク」梨屋アリエ 美人の美野里は恋を知りたくて下級生を観察する。下級生の心でフレークできたり、踏切音したりという不思議エピソードないほうが面白い。 「しあわせは子猫のかたち」乙一 家を出て、遠くのおじの家で一人になりたい気持ちを持った主人公がそこにいた幽霊のような存在と係わるうちに不思議現象のなぞが解っていったり心がほぐれていったりする。ネコがからむのも良い。 「黄泉の階段」山田悠介 恋人を失った主人公がもう一度本当の恋人だけが会える神社に行く。恋人と、主人公の関係になにかあるようなネタふりで、それも解けつつ話進む。 「植物図鑑」有川浩 主人公がイケメンのイツキを拾って一緒に過ごし始めるまで。 「小さな故意の物語」東野圭吾 学校の転落死の謎を友人の達也が解いていく。解き方とかが初期作品とはいえ東野圭吾っぽかった。
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色々な作家さんの作品が読めるので、好きな作家さん探しにいいと思います。 個人的には乙一さんが良かったです。ミステリー要素がある恋愛は楽しいです。
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越谷オサムさんの陽だまりの彼女っていう作品の上野樹里さんに一目惚れしてしまって、もうなんだかあの映画泣けてきて仕方なかったのですが、こういうのをきっと恋愛小説っていうのでしょうね。 なんだかよく似た作品がたくさん入っていて、玉手箱のような短編集でした。10代のための新...
越谷オサムさんの陽だまりの彼女っていう作品の上野樹里さんに一目惚れしてしまって、もうなんだかあの映画泣けてきて仕方なかったのですが、こういうのをきっと恋愛小説っていうのでしょうね。 なんだかよく似た作品がたくさん入っていて、玉手箱のような短編集でした。10代のための新名作ということでワタシよりももっと若い人たち向けのものではありましたが。
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サブタイトルは「十代のための新名作」、著者は角田光代、恒川光太郎、万城目学、森絵都、米澤穂信のアンソロジー。 垣根、万城目、米澤と好きな作家が多いアンソロジーと思って飛びついたら、再収録ばかりだった。ただほとんど覚えていないことが幸い?して結構楽しめた。 (Ⅽ)
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