パパがやいたアップルパイ の商品レビュー
言葉が、どんどん積み重なっていく “つみあげうた“ の リズムにのって流れる詩を、詩人の谷川俊太郎サンの訳による “甘くてあつあつのアップルパイ絵本”
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信州のリンゴ畑の中にあるカフェで、アップルパイをいただきながら読めたことが、なにより幸い(@Cafe傳之丞/山下フルーツ農園 https://yamashita-fruit.com/cafe/ ) 予想外に、「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです。」の一文から...
信州のリンゴ畑の中にあるカフェで、アップルパイをいただきながら読めたことが、なにより幸い(@Cafe傳之丞/山下フルーツ農園 https://yamashita-fruit.com/cafe/ ) 予想外に、「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです。」の一文からストーリーは始まる。もうアップルパイがあることが前提。 そのアップルパイの元になるリンゴ、そのリンゴがなるリンゴの木、木の幹を支える根っこ、根を支える大地、大地へ降り注ぐ雨、雨を生む雲、雲のある空、太陽、そして地球という大自然へと、アップルパイを食べる自分をとりまく環境に思いを馳せる、壮大な物語となっていく。 しかも、繰り返し繰り返し「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイ」が出てくるので、小さい子にも韻をふんだ童謡の歌詞のように、その表現が身に沁みてくるだろうなと思う。 面白かった。
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加工品のアップルパイ。原料のりんごからどんどん俯瞰になって地球になる。最後にアップルパイが誰の為のものか分からり、それを皆んなで分ける。 やさしい娘さん。
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つみあげ歌の絵本。「これはパパがやいた甘くてあつあつアップルパイです」から「これはいのちでいっぱいの地球です」までが繋がります。全ての事柄は世界と繋がっているということが伝わりました。 農場や家の中の絵が可愛い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◆きっかけ クーヨン2014年6月号 2016/6/17 ◆感想 児童館にあったので読んでみた。アップルパイ美味しそう。自分から外へ外へと表現が加わっていく。娘にはまだ早く、無反応。幼稚園にあがってからかな?
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[墨田区図書館] 谷川俊太郎さんの訳にしてはイマイチに感じてしまったけど、谷川さん自身の「これはのみのぴこ」のように旧い文に新しい文が次々と追加されて行く作りの本。 ただ!これこそ日本語と英語の違いか?のみのぴこは次から次に「後ろ」に文章が追加されて行くのだけれど、この本は「...
[墨田区図書館] 谷川俊太郎さんの訳にしてはイマイチに感じてしまったけど、谷川さん自身の「これはのみのぴこ」のように旧い文に新しい文が次々と追加されて行く作りの本。 ただ!これこそ日本語と英語の違いか?のみのぴこは次から次に「後ろ」に文章が追加されて行くのだけれど、この本は「前に」文章が追加されて行く。ねっこを育てる雨のあたりから予想して、「くも」はあたり、「太陽」と「そら」は外れたけど、締めはやはり、その際に予想した「ちきゅう」。そして最後、アップルパイの所有者(誰が食べるのか)は…?
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パパが焼いたあつあつのアップルパイができるまでの行程が場面ごとに増えてくる。りんご→木→根っこ→土って言う風に。でも言葉の最後には必ずパパが焼いたあつあつのアップルパイが載ってくる。読んでるとアップルパイが食べたくなる本。訳谷川俊太郎さんならではですね。
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アップルパイはりんごから出来ていて、そのりんごは木になっていて、その木は根っこがあって… たどって行けば…アップルパイは地球を食べるということ だからアップルパイは地球みんなのもの 「食」から連なる世界観が素敵だなぁ
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パパがやいたアップルパイは、 あつあつで甘くて美味しそう~ みんなで食べるアップルパイ おひさま、そら、くも、あめ・・・ 自然の恵みが繋がって、 美味しいりんごが実っていく生命の壮大さ 心が温かくなっていく絵本です。
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ちいさなアップルパイから大きな地球へ。 みんなつながっている。 谷川俊太郎訳のせいか文章のリズムが良い。
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