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「成功」と「失敗」の法則 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2012/12/22

ふと読み返したくなる名著。風呂に浸かりながら一気読み。心身ともにリフレッシュ。実りある人生を送るには哲学が必要。一生懸命、誠実、知足、利他の精神などなど。心が洗われました。また今日から頑張ろうと思う。

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2012/11/25

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の人生観をまとめた本。 常に謙虚な姿勢が大事だということ。「足るを知る」ということを肝に命じていきたいと思った。

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2012/08/29

稲盛さんはとてもとても尊敬しています。「生き方」をはじめ、他にも出版されてますが、そのなかで比較すると、これは文章が短い。だから読み終わった後でも、ふとしたときに、手にとり開けたところ一つだけ読むという使い方できます。

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2012/07/15

成功と失敗。。。その違いはなんだろうか? 時に、失敗はないと言う。 しかしながら、 それをひとつのきっかけとして、 失敗と呼び、反省して次につなげられるといい。 そして、そんな目線を持てるとき、 それは失敗ではないと言う。 成功と失敗は、きっかけという視点から表裏一体であ...

成功と失敗。。。その違いはなんだろうか? 時に、失敗はないと言う。 しかしながら、 それをひとつのきっかけとして、 失敗と呼び、反省して次につなげられるといい。 そして、そんな目線を持てるとき、 それは失敗ではないと言う。 成功と失敗は、きっかけという視点から表裏一体であると思う。 著者の言葉から、 成功と失敗の違いに注目するのではなく、 その境目を知り、その分かれ道をどう選ぶのか? そんなきっかけをくれる。 書かれていることは、もしかしたらいづれかで聞いたことがあることのように感じるかもしれません。 しかし、それをいつもどこかで振り返ることは難しく、 また、すっと入ってくる振り返りはあまり機会がないように思います。 さっと、スッキリ読める一冊で、 自分の中にある成功へのきっかけを振り返ってみてはどうでしょうか? 追伸:読み返すときに、留まる言葉はその時その時で違うのかもしれません。。。 自分のこと時に留まった言葉は、 「努力して、煩悩を押させることが必要です」 ということ。 良いことやチャンスは自然とやってくるのではなく、 チャンスが舞い降りてきやすいように、 周りを整えておく必要があるのだと改めて心したいと思いました。 焦っているとき、やることがいっぱい詰まっていると感じるときに、 そんな時こそ、深呼吸のように読んでみるといいかもしれません。

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2012/05/20

試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる人、 さらには、人生とは心を高めるために与えられた期間であり、 魂を磨くための修養の場であると考えられる人-。 そういう人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、 周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができるのです。 と...

試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる人、 さらには、人生とは心を高めるために与えられた期間であり、 魂を磨くための修養の場であると考えられる人-。 そういう人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、 周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができるのです。 という、冒頭のメッセージ。 本書に書かれている17つの人生訓は、 どれも美しく素晴らしいもので、心に響きます。 文章は長くはないければ、言葉ひとつひとつが厳選されていて、 しかも暖かさを感じました。 自分自身は、本書に書かれた出来た人間ではないですが、 心の軸の中には、こんな思いをもって、 毎日を大切に過ごすことが重要だなぁと思います。 この本は、ずっと手元に置いておこうと思いました。 第1章 人生の目的 第2章 思いの力 第3章 自らを慎む 第4章 道をひらくもの

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2012/05/07

人生には成功や失敗はつきものです、多くのチャレンジをしている人ほど失敗をしていると思いますが、最後に成功する人は失敗を活かしている人ではないでしょうか。人生そのものを試練の修行場と考えれば、自分に起きた事柄が結果的に成功・失敗と言われるようなものになっても、それの捉え方が大事だと...

人生には成功や失敗はつきものです、多くのチャレンジをしている人ほど失敗をしていると思いますが、最後に成功する人は失敗を活かしている人ではないでしょうか。人生そのものを試練の修行場と考えれば、自分に起きた事柄が結果的に成功・失敗と言われるようなものになっても、それの捉え方が大事だとこの本を読んで感じました。 以下は気になったポイントです。 ・人生は、大小さまざまな苦難や成功の連続であり、そのいずれもが「試練」である(p12) ・心のあり方次第で、現実の世界に極楽も地獄も出現する(p21) ・死を迎えるときには、現世でつくりあげた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、魂だけを携えて、新しい旅立ちをする必要がある(p31) ・善き思いを抱けば、善き結果を得ることが出来る理由は、この宇宙が善き思いに満ちているから(p39) ・人間には108の煩悩があるが、この煩悩が人間を苦しめる元凶である、その中でも最も強いものが、貪欲・怒り・愚痴が「三毒」である(p58) ・生きていくうえで最も大切なのは、「足るを知る」ということ、謙虚さを忘れると、成功が長続きしない(p63) ・リーダーとして一番大事な資質とは、常に物事を深く考える重厚な性格であるということ(p105) ・組織を纏めていくには、力で治める方法(覇道)と、徳で治める方法(王道)がある(p118) ・王道とは、徳に基づいた国家政策のことで、仁(他を慈しむ)・義(道理に適う)・礼(礼節を弁える)の3つの言葉で表される(p120)

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2012/02/29

稲盛哲学。宗教的な面が出てくるところは私の好みではないが、それを除けば流石と思える面が多々ある。ただよほど非凡な人でなければ、ここまでパーフェクトを目指すことは出来ないだろうと思う。

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2011/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オススメの一言「成功に特別な方法はない」  洗面所で自分に対して、「自分の馬鹿!」と言ったことはありますか?私は正直に言うと、数えられるくらいはあると思います。前日の飲み会で人に迷惑をかけてしまったり、ああいう言い方、行動は止めておいた方がよかった、と思うようなことをしてしまったりするときにふいに口に出ます。著者の稲盛和夫さんも、時折自分に対し、洗面所で「けしからん!」、「バカもんか!」と責め立ててしまうと著書には書いてあります。ただ、それは私との決定的な違いは自分を「至らない」、「利己的だ」と反省しているところです。  著者の稲盛和夫さんは、27歳で京セラを創設し、後に第二電電(現・KDDI)を創業した技術者です。著書は、雑誌にバラバラの時期に掲載したものをまとめたものなのですが、読んでいると、一貫性があることが分かります。それは、「世のため人のために」と常に考えているという点です。著者は他人を思いやる心や、善き思いこそが善き結果を導くと考えていて、自身が創業した第二電電は私心を捨て、国民のために通信費を下げたい、という思いがあったから成功したのだと語っています。  この本のタイトルに出てくる「成功」。オススメの一言にもあげたのですが、「成功に特別な方法はない」と著者は言います。とにかく一生懸命、成功への燃えるような情熱を持ち、先頭を切って誰にも負けない努力をすること、二宮尊徳の教えに従って実践したことが成功に繋がり、また人生において何が大切かを示唆してくれたそうです。  他人のために、一生懸命仕事をする。最近の自分の行動を思い起こしているとバイトのことが思い浮かびました。私の働いている居酒屋では、お客さんの飲み物がなくなったら次に何を飲むか聞いたり、灰皿の中に吸い殻が溜まったら交換したりすることが決められています。最初の頃は一生懸命やっていたのですが、仕事に慣れてきたせいか、最近ちゃんと出来ていないな、と思ってもまぁいいや、で済ませてしまうことがありました。接客業だからこそお客さんに喜んで貰うために、また不快な思いをさせないために、次から働くときは、基本的なことに加えて、忙しい時だからこそこまめにトイレの清掃をしたり、お皿が汚くなっていたら交換をしたりすることを心がけていきたいと思います。  最近うまくいっていない、自分を見つめ直したいときに、この本を是非読んでみて下さい。はっとさせられる文章があなたの胸をつくと思います。

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2011/07/10

いなもー哲学がよくまとめられた本。手元においておいていつも読み直したい。 利己の心ではなく、利他の心が大事。

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2011/06/18

以下、本文より抜粋 苦難に対しては真正面から立ち向かい、さらに精進を積む。また成功に対しては謙虚にして驕らず、さらに真摯に努力を重ねる。そのように日々たゆまぬ研鑽に励むことにのみ、人間は大きく成長していくことができる。 利己にとらわれることなく、自己犠牲を払ってでも相手に尽く...

以下、本文より抜粋 苦難に対しては真正面から立ち向かい、さらに精進を積む。また成功に対しては謙虚にして驕らず、さらに真摯に努力を重ねる。そのように日々たゆまぬ研鑽に励むことにのみ、人間は大きく成長していくことができる。 利己にとらわれることなく、自己犠牲を払ってでも相手に尽くそうという利他の心を大切にしていこう。心のあり方次第で現実の世界に極楽も地獄も出現する。地獄と極楽の違い。 人格=性格+哲学。哲学という根っこをしっかり張らなければ、人格という木の幹を太く、まっすぐに成長させることはできない。 どのような哲学か。それは「人間として正しいかどうか」ということ。親から子へと語り継がれてきたようなシンプルでプリミティブや教え、人類が古来培ってきた倫理、道徳といえる。すなわち、 嘘をついてはいけない 人に迷惑をかけてはいけない 正直であれ 欲張ってはならない 自分のことばかりを考えてはならない 一般に広く浸透しているモラルや道徳に反することをして、うまくいくことなど一つもあるはずがない。 近代の日本人は、生活の中から編み出された数々の叡智を古くさいという理由で排除し、便利さを追うあまり、なくてはならぬ多くのものを失ってきたが、倫理や道徳もそのひとつ。 人生における労苦とは、己の人間性を鍛えるための絶好のチャンス。そう考えられる人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができる。 毎日、起床時と就寝前に洗面所の鏡に向かい、昨日あったこと、今日自分がやったことを思い返し、人間として恥ずべき点があれば、自分自身を強く叱り、再び過ちを繰り返さないよう戒めるようになった。 反省ある日々を送ることで、際限のない欲望を抑制し、いまあることに「感謝」し、「誠実」に努力を重ねていくーそのような行き方の中でこそ、幸せを感じられるのだと思う。 幸せになれるかどうか、それは心のレベルで決まるーつまり私たちがどれだけ利己的な欲望をを抑え、他の人に善かれかしと願う「利他」の心を持てるかどうか、このことこそが幸福の鍵となるということを、私は自らの人生から学び、確信している。 成功を収めても、謙虚さを忘れず、足ることを知り、すべてのことに感謝し続けること、一方、不運に出逢っても、それを素直に受け入れ、前向きな生き方を続けること、そのようにして素晴らしい人格を身につけるよう、常に心を整え、心を高める努力を弛まず重ねていきさえすればいい。 人間は誰しも完璧ではありえず、ときに間違いを引き起こしてしまいます。しかし、そのたびに素直に「反省」し、再び同じ誤りをしないように懸命に努めていく、その日々の繰り返しが、少しずつ人間性を高めてくれるのではないだろうか。 人は得てして、恵まれた環境にあっても、与えられた仕事をつまらないと思い、不平不満を口にする。しかし、それで運命が好転するわけではない。与えられた仕事を天職と思い、その仕事を好きになるように努力をし、さらに打ち込むのだ。そうするうちに不平不満は消え、仕事も順調に進むようになっていくはずである。そして、さらに懸命に働き続けていくことで、素晴らしい考え方や人格を自分のものにすることができ、結果として物心ともに豊かな人生を送ることができる。 「人間として正しいことを追求する」ということは、どのような状況に置かれようと、公正、公平、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実というような言葉で表現できるものをもっとも大切な価値観として尊重し、それに基づき行動しようというもの。今考えてみると、何の経験もない私が、京セラやKDDIをそれなりの企業に育てることができたのも、このような「人間として正しいこと」をひたすら追求してきたからだと思う。 「仁」とは他を慈しむこと 「義」とは道理に適うこと そして「礼」とは礼節をわきまえていること この「仁」「義」「礼」、三つを備えた人を「徳のある人」と呼んでいた。

Posted byブクログ