三毛猫ホームズの推理 長編推理小説 の商品レビュー
軽く、たのしく読める。 様々の凝ったミステリが書かれる現代からすると、犯人の正体もトリックもそれほど驚きに値するものではないし、『マリオネットの罠』などのほうが個人的には好みだが、猫とのやりとりを中心としたユーモアと、歴史的な重要性という観点からいえば、やはり傑作なのだろうとおも...
軽く、たのしく読める。 様々の凝ったミステリが書かれる現代からすると、犯人の正体もトリックもそれほど驚きに値するものではないし、『マリオネットの罠』などのほうが個人的には好みだが、猫とのやりとりを中心としたユーモアと、歴史的な重要性という観点からいえば、やはり傑作なのだろうとおもう。
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暇な時に軽く読める本が欲しくて、読みやすいと聞いた赤川次郎さんのこちらの本と、同シリーズをネットで安く大量に買いました。 ちなみに私は、今年あったこの作品のドラマ(相葉くんのシリーズ)は一切見てないので、三毛猫ホームズシリーズはこの本が最初となります。 中学生の時に一冊だけ赤川さんの本を読んだ事がありましたが、今読んでみると更に読みやすくてテンポも速くて良いですね。(その代わり次々に人が死んだりしますが…) 結構登場人物が多いなと感じましたが、最終的にはその全員が結びつきました。 犯人に関しては、灯台下暗しと言ったところかな……。 スイスイと苦痛なく読める文と、トリックなども衝撃を受ける程のネタではなかった、良くも悪くも”軽い”作品という印象を受けました。 表現が重たいシーンもあったけど、内容的にもっと重たい作品はありますし、赤川さんの本はそういう重たい本やインパクトの強い本、癖の強い本、そういった本を読み続けるのが疲れた時に手に取ると、何も考えずに、ただ単純にミステリ本として楽しめますね。 三毛猫ホームズシリーズをたくさん買ったので、またこれ以降の巻も気軽に読みたいです。
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中学生の時に初めて読みました… 27年ぶりかー(/- -)/ 結末を覚えていたってことは、かなりの衝撃だったんでしょうね… 途中で思い出した時、思わず息を飲みました。 シリーズもまた読んでみようと思います(^^)d
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非常に読みやすい。話的には重いがそれを感じさせない軽快さがある。合間合間のホームズの動作を想像すると可愛いなと思うのだが、それらに意味があるのが面白い。
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トリックは面白い。二重三重にひっくり返る真相は確かに読ませる。しかし救いのない深刻なのに 薄いストーリー展開はいただけない。
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赤川次郎作品を活字で読むのはたぶん初めて。たぶん・・・ とりあえず、1作目を読んでみようと読み始め、入り込むまで少々時間がかかったものの、通勤電車の中でかなり入り込んでしまいました。途中、中だるみを感じたところでは、思わず結末を先に読み(エピローグの部分)、あら?意外な展開になっ...
赤川次郎作品を活字で読むのはたぶん初めて。たぶん・・・ とりあえず、1作目を読んでみようと読み始め、入り込むまで少々時間がかかったものの、通勤電車の中でかなり入り込んでしまいました。途中、中だるみを感じたところでは、思わず結末を先に読み(エピローグの部分)、あら?意外な展開になったようだということがわかって、もう一度後戻りして読み始めると後は一気。よくもまあ、これほどまでにいろいろな出来事が次から次へと起こるものだと思います。最後に黒幕とわかる人間の物語途中での、あれ、これって犯人の行動の定石じゃないかと思ったくだりはあったのですが、本当に犯人だったとは、びっくりしたのも正直なところ。
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発売当初、読みました。 ドラマにもなりましたね。 今回、嵐の相葉さんが主演で 再び、ドラマ化されると聞いて 懐かしく 赤川作品を読み返しています。 ドラマも楽しみです。
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(裏表紙より) 体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか、時々物思いにふける癖がある。だがひとたび事件がおこると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。その名も『ホームズ』。 そして、コンビの片山は、血を見るのは大嫌い、アルコールは駄目、女性恐怖症と三拍子そろった独身男性。一応刑事だ。 売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と2人(?)のまわりには事件がいっぱい。 *** ベストセラーだったのですが読んだことがなかったので、やっと手にとることが出来ました。 推理小説の王道といっても良い内容ですが、三毛猫ホームズが良い味を出していて、主人公とのタッグも絶妙です。もっとファンタジー色が強いのかと思いましたが、そんなことはなく、内容は本格ミステリーになっています。 意外な犯人に、意外なトリック、意外な結末。最初から最後までどきどきさせられっぱなしです。売春、密室殺人、女子大生連続殺人、賄賂問題、たくさんの事件が絡み合う中、どうやって解決に導くのかと後半まで全然分からなかったのですが、まさかこの人が…!!という感じで、本当に面白かったです。 ただ、自分的には★は3つ。メイン登場人物の少なさ(いなくなる人が多すぎて)と、思ったよりホームズの活躍が少ないところ、感情の描写が少ないので感情移入できないところ、それから続編を読みたいと思えないところ…。 でも、ベストセラーなだけあって十分面白い作品でした。
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<ブックレビュー> 驚くべき密室トリック。心理トリックと機械トリックを組み合わせたびっくりする方法。意外すぎる凶器。まだ、こんな密室の作り方があったなんて。。
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数ある赤川次郎さんの傑作シリーズのなかでも もっとも知名度のある名作、三毛猫ホームズシリーズの第一作目です。 赤川次郎さんというとライトで読みやすいミステリを想像される方もおられるかと思いますが、 これは読後びっくりすること受けあいの本格派です。
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