三国志(第七巻) の商品レビュー
段々と佳境を迎えつつあり、遂に劉備が蜀へ。視点が三国志演義とは違い、また史実なのか小説なのか、微妙な位置ですね。
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丁斐の逸話には考えさせられる。泣いて馬謖を斬り、信賞必罰を旨とした諸葛亮の態度と曹操の違い。 馬超との戦後、許褚が武衛中郎将となり、武衛の称号がここから始まるとあった。これが本朝での頼朝の呼び名まで続くのか……。
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劉備は荊州四郡を押さえ、戦力は巨大化する。劉備、孫権より荊州を譲られる。曹操、関中に兵を進める。そのまえに馬超との熾烈な戦いが待っていた。戦場に矢の雨が降る. 孫権、曹操と睨み合いながら、劉璋との戦いへ……。 <amazon商品詳細より> 劉備、益州を占拠してついに三国鼎立。 この巻では、曹操の人間力とその魅力が描かれている。 同時に劉備の韜晦さと狡さのようなものも際立っている。 周瑜を亡くした孫権を魯粛が支え、 派手さはないが重要な三国志の一局面である。
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周瑜は急逝し、劉備と孫権の鍔迫り合いが激しくなっていく。孫権の妹が劉備の元から逃げる際に劉禅を連れ出し、趙雲や張飛の船の追跡行の場面がドラマティック。北方では曹操と闘う馬超の存在が大きく。これも吉川三国志とは違う世界が詳しく描かれている。曹操の後継者を曹丕とするか曹植とするかを迷...
周瑜は急逝し、劉備と孫権の鍔迫り合いが激しくなっていく。孫権の妹が劉備の元から逃げる際に劉禅を連れ出し、趙雲や張飛の船の追跡行の場面がドラマティック。北方では曹操と闘う馬超の存在が大きく。これも吉川三国志とは違う世界が詳しく描かれている。曹操の後継者を曹丕とするか曹植とするかを迷う曹操の姿も新鮮だ。
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領土を広げ始めた劉備、跡継ぎ問題に悩みながらも順調に敵を倒していく曹操。そして、周瑜を失い苦戦する孫権。派手な戦いはないが、そこに至るまでが丹念に描かれている。
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三国志武将名鑑的な叙述で、大河小説的(盛り上げ)要素に欠ける。古代中国史から何かを学ぶという点では、有益だと思う。
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前半周ユ(漢字出ない;;)に感情移入して読むと胃が痛くなってきます。 死因は絶対胃潰瘍から胃癌に発展・・・だと思うほどです。 赤壁が終わってもまだまだ見せ場はたくさん有ります。 曹操の話が多いような気がします。曹操ファンの私としては嬉しい限りです。 やっぱり曹操様カッコイイo(≧...
前半周ユ(漢字出ない;;)に感情移入して読むと胃が痛くなってきます。 死因は絶対胃潰瘍から胃癌に発展・・・だと思うほどです。 赤壁が終わってもまだまだ見せ場はたくさん有ります。 曹操の話が多いような気がします。曹操ファンの私としては嬉しい限りです。 やっぱり曹操様カッコイイo(≧∇≦o) 旬イクの死は色々な推論を差し挟まず2ページ程で済ませているところが上手いです。
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BIG IF。 諸葛亮が薦めた通りに 劉備が劉表の跡継ぎとなり、荊州に続いて さっさと蜀も支配下におさめておけば 龐統も死ななくてすんだのかしら。 ここらへんから行く先々に暗い影が見えてくるので もしも説をつい考えちゃいます。つらいなー。
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二ヶ月待って茂原では届かない本が東金ではあっさりと本棚に置いてあって〜赤壁で大敗した曹操は本拠地に戻り,孫権は荊州に居座った劉備に歯噛みしている。周瑜が急死し,荊州を経由して益州を奪う計画が挫折し,西方の馬超が都を陥とそうとして東進するが,曹操自らが迎撃ち,馬超を追って涼州に迫る...
二ヶ月待って茂原では届かない本が東金ではあっさりと本棚に置いてあって〜赤壁で大敗した曹操は本拠地に戻り,孫権は荊州に居座った劉備に歯噛みしている。周瑜が急死し,荊州を経由して益州を奪う計画が挫折し,西方の馬超が都を陥とそうとして東進するが,曹操自らが迎撃ち,馬超を追って涼州に迫る。劉章は益州の危機に劉備に援軍を求めて引き込んでしまい,益州を奪われる結果となり,曹操は呉に進軍するが,淡泊にも引き揚げる〜諸葛孔明の描き方が独特。第三者的な視点を求めているのか。関羽が諸葛亮を嫌っていること,蜀を得る献策を行っていないこと。魏と呉が戦うと蜀が伸びる。曹操が西に動くと孫権が関羽の守る荊州に触手を伸ばす,三竦みの構造が出来た・・・それさえ,孔明の献策が実現したとは云っていない
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諸葛亮に迫害された劉巴〜曹操魏王就任まで。 周瑜や龐統、荀?等後漢末の偉材が散っていきますね。 また相変わらず普段は日のあたらない割とマイナー人物が光を放っているのが良いですね。 特別付録の趙岐も良かった。
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