新選組 幕末の青嵐 の商品レビュー
文章が淡々としていて、さわやか。 登場人物それぞれの思いがじわじわ伝わってきます。 山南さん切腹のところは泣きました。 新選組の本のなかで一番好み。
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新撰組の話では現時点で1番おもしろいと思う(といってもまだ全然冊数読めていないが) たぶん読みやすいから。読んでて飽きない。
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この人は本当に新撰組の全部を見てきたんではなかろうかと思うぐらい、全員のことが描かれていて何度も読み返してます。 特に沖田と斉藤の透明ぶりは本物です。あれ凄い。改めて沖田と斉藤は異質だと思った。
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まさにタイトルの通りの内容だったと思う。勿論史実に沿い何人もの隊士が命を落としていくのだけれど、どの話も読み終えた後は悲しさや遣る瀬無さの中にもどこか爽やかさを感じる、まさに激動の幕末を駆け抜ける青嵐のような話であった。
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新選組関連のものでは一番好きです。500ページくらいありますが、章ごとにメインになる主人公が変わるので、飽きずに読めてしまいます。
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本当にいろいろな視点で幕末を見られて楽しい。一編一編は基本的にさわやかだけど、読み終わってなんだか考えさせられるものがある。土方さん好きは、函館に行くあたりの土方視点の話がお勧め。
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なんだか妙におしゃれな装丁と短いエピソードを積み上げてゆく構成で読みやすい本。誰が主役、という感じでもないので誰のファンでもOK。ただなんとなく作者は斎藤さんと土方さんのファンな予感がする。
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隊士達の迷いや苦悩がすごく良く描かれていると思います。人間関係の描写が深いです。また、章ごとに主人公が変わっていくという構成も良かったです。沖田さん視点で語られる山南さん切腹のエピソードが切なかった…。晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるラストも好きです。
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新選組のバイブルは司馬遼太郎の「燃えよ剣」であることは、新選組ファンの共通認識だとは思う。しかし、新選組ファンならば、必ずこの作品も読んで欲しいと思う。この作品自体の知名度はさしたるものではない。しかし、その事実が惜しいと思うほどの名作だと感じた。 この作品が、他の作品に比べて...
新選組のバイブルは司馬遼太郎の「燃えよ剣」であることは、新選組ファンの共通認識だとは思う。しかし、新選組ファンならば、必ずこの作品も読んで欲しいと思う。この作品自体の知名度はさしたるものではない。しかし、その事実が惜しいと思うほどの名作だと感じた。 この作品が、他の作品に比べて抜きん出ていた点は、その切り口か。新選組隊士や新選組に関わる人物十六人の視点から、物語を描いていく。だからこそ、同じAという事象や人物に対しても、人によって全く違う。それは、現実においては当然のことなのだが、一人の作家がここまで描き分け、いずれも生き生きとしたものに仕上げるということは、非常に凄いと思った。というのも、一人一人の信念や思考・苦悩に矛盾がない。16人の人間があの中では明確な意思を持って生きているのだ。しかも、何が凄いかと言えば、一人一人共感を覚えるのが凄い。あぁ、この苦悩わかる、という気持ちに抱かせるのだ。そして、またこの作品の面白さは、人間関係の描き方だろうか。あからさまな態度は取らない、けれど言動の端々からどれだけ信頼しているのか、描いてく。これがまた、たまらない。だからこそ、人と人の絆に涙する。すごく、濃厚で、また斬新な新選組の描きかただと思う。
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各登場人物の視点から描かれています。心情がドロドロしていすぎてちょっと読んでいて嫌な気持ちになりました。
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