隻眼の狼 時の剣 の商品レビュー

赤城毅【著】

2022/10/05

ひりひりするような刺激がなければ生きていけない柳生十兵衛は、ようやく落ち着いてきた太平の世を再び動乱の世にしようと、妖術師と手を組み、父の柳生宗矩を殺して江戸柳生を乗っ取り、尾張柳生に手を伸ばしてくる。迎え撃つのは、宮本武蔵でさえ勝てなかった無斬祭之介。異形の者たちとの戦いがメインになるのだが、物語の構造は単純だし、登場人物たちもなんだかステレオタイプだしなあ。

2020/06/28

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2004/12/post_3.html

2018/11/12

柳生十兵衛が主人公じゃないところで、ちょっと失敗してしまっている気がします。
こっちを主人公にして、暗黒小節っぽくしても良かったかも。
ま、オリジナルのキャラクターを主人公に持ってくるには、敵のネームバリューが高すぎましたね。
柳生兵庫の活躍の方がわくわくしたりして。(^^;
全般的に中途半端な風太郎？って印象があります。
この作者と時代小説はいまいちあっていないんじゃないかな？