覚悟のすすめ の商品レビュー
広島カープで11年、阪神タイガースで10年活躍し、1492試合の「連続試合全イニング出場」の世界記録を持つアニキ・金本が2008年に出した手記。今でこそ「鉄人」と呼ばれる金本氏だが、プロに入って2年間は全く芽が出ずクビを覚悟していたほど。自分自身を「いい加減で怠け者で、ビビリ」な...
広島カープで11年、阪神タイガースで10年活躍し、1492試合の「連続試合全イニング出場」の世界記録を持つアニキ・金本が2008年に出した手記。今でこそ「鉄人」と呼ばれる金本氏だが、プロに入って2年間は全く芽が出ずクビを覚悟していたほど。自分自身を「いい加減で怠け者で、ビビリ」な人間と分析し、「やれば出来る」と自らを叱咤し続け、ゲームで失敗する不安を消し去るためにひたすら練習を重ねる。それがたまたま結果につながったと回想するように、「天才型」とは真逆の「努力型」で、雑草から這い上がってきたという意外な事実に驚かされる。広島から阪神に移籍したばかりの2003年、就任1年目の星野監督の元で力強くチームを引っ張ってリーグ優勝に導いた男が、仕事や人生に対する「覚悟」を語る。
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プロに入り周りのレベルの高さにめげることなく練習することを習慣化できた金本選手だからこそ、世界記録を達成できたのだと思う。怪我をしても試合にで続けるメンタルの強さは本当にすごい!
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覚悟を決めれば自分の限界超えれるかもしれない。 覚悟を決めればぶれない。 サラリーマンの私にも自己啓発として為になる本。
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鉄人金本の自伝的な内容の一冊。 本人曰く、決して体が強くないながらも連続出場記録を達成したというその言説は説得力があった。
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金本の現役時代の経験をもとに書かれている。彼は連続フルイニング出場の日本記録を持つ、文字通りよ鉄人であるが、そうした彼を支えたのは強い覚悟であった。一度覚悟を決め、行動しさえすれば、すぐに成果は出ないかもしれないが、後々になって大きな功績となる可能性がある。 最初は嫌々でも、やっ...
金本の現役時代の経験をもとに書かれている。彼は連続フルイニング出場の日本記録を持つ、文字通りよ鉄人であるが、そうした彼を支えたのは強い覚悟であった。一度覚悟を決め、行動しさえすれば、すぐに成果は出ないかもしれないが、後々になって大きな功績となる可能性がある。 最初は嫌々でも、やっているうちに習慣づいてくるものだと金本は言う。 しかし、「ゆとり世代」などと言われる現代っ子たちに、このような古き良き時代の日本人的考え方が本書から伝わるかどうかは難しいということで☆4つとした。
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アニキ・初著書! 覚悟を決めて我が道を突き進む。 連続フル出場の世界記録を更新し続ける鉄人の「リーダーシップ」「精神力」「強靭な肉体」。 (上記は帯紙より) プロ野球選手と同様に、会社員もプロ意識を持つべきだと再認識した。他人の評価が全てだと肝に銘じ、不平不満を持たず、人よ...
アニキ・初著書! 覚悟を決めて我が道を突き進む。 連続フル出場の世界記録を更新し続ける鉄人の「リーダーシップ」「精神力」「強靭な肉体」。 (上記は帯紙より) プロ野球選手と同様に、会社員もプロ意識を持つべきだと再認識した。他人の評価が全てだと肝に銘じ、不平不満を持たず、人よりも少しでも多く努力しようと思った。 満足したら終わり、常に高い目標を掲げて邁進すべし。
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プロフェッショナルの在り方を教えてくれる良本だと思います。 エピソードが所々で挟まれているので、読み易かったです。
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ワンピースで白ひげが黒ひげに 似たようなこと言ってたなあ、と 野球が好きならもっと楽しく読めたかもしれない 部活が辛かった時に読みたかった
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覚悟。 今はダメでも二年後三年後によくなる為の努力をする。努力はすぐに結果が出なくても先をみてする。
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2008年シーズン中に書かれた本、まさか優勝を逃すとは思わなかった年だ。 鉄人金本も1991年入団時は細く、とてもプロとしてやっていけるレベルでは無くあまり期待もされていなかったらしい、しかしそこで覚悟を決め筋トレをはじめまた無理をしてでも食べ体重を増やしていった。因みにこの年の...
2008年シーズン中に書かれた本、まさか優勝を逃すとは思わなかった年だ。 鉄人金本も1991年入団時は細く、とてもプロとしてやっていけるレベルでは無くあまり期待もされていなかったらしい、しかしそこで覚悟を決め筋トレをはじめまた無理をしてでも食べ体重を増やしていった。因みにこの年のドラフト4位は他にイチロー、中村紀、桧山がいる。 レギュラーを掴みかけた時の新たな覚悟は絶対に変えられない選手になるだ。怪我は試合に出て治す、外野守備で迷惑をかければその分は打って取り返す。実際にケガの後で集中力を増し良く打っている。フル出場にこだわって準備をしたことが結果として鉄人を作りあげた。本人は元々肉体的にも強くないし、意志も強くないというが要求水準が高く普通の努力はして当たり前だと思っているようだ。 だから阪神移籍後監督が星野から岡田に変わって自主性に任された途端サボり出したチームメイトに幻滅したと言っている。前年には金本に影響され休みたがらない選手が増えたと思ったのに結局監督が怖いからやってただけかと。一方でやらされることは否定していない。自分がやってることもケガをしたくないからである意味やらされているからだと。その後チームは自発的に立ち直り2005年に優勝したのは嬉しかったらしい。 金本が誇りにしている記録に1002打席併殺打無しがある。常に全力疾走を続けた記録だからだ。 21年間お疲れ様でした。
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