1,800円以上の注文で送料無料

ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 の商品レビュー

3.7

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

典型的な立身出世物語。 タリーズジャパン創業者の松田氏と比べるとかなり泥臭い感じがするが、そこがまたよりリアルである。また、あまりスマートさを感じさせないところも、好感が持てる。 少年時代に父親といさかいを起こして東京に出奔し、なりゆきで入った喫茶業界。 そこでコーヒーという...

典型的な立身出世物語。 タリーズジャパン創業者の松田氏と比べるとかなり泥臭い感じがするが、そこがまたよりリアルである。また、あまりスマートさを感じさせないところも、好感が持てる。 少年時代に父親といさかいを起こして東京に出奔し、なりゆきで入った喫茶業界。 そこでコーヒーという、自分の情熱を傾けられる対象を見出した鳥羽氏は、一生懸命働き、実際にブラジルに渡航してコーヒーの勉強をする。 その後「150円の立ち飲みコーヒーショップ」というスタイルにこだわった店を立ち上げ、事業を徐々に拡大して様が描かれれている。 一方で、成功物語としては大変興味深い物語ではあるけれど、創業者の人間としての「深み」を感じることはあまり無かったのが残念であった。 こういった発言をすることが大変不遜であることは分かっているが、感じてしまったことなので敢えて。

Posted byブクログ

2009/12/30

赤面対人恐怖症を克服しての立身。 不得意だから余計に頑張る・・・とても印象に残りました。 社名の「ドトール」の由来は、 社長がブラジルで修行していた時に住んでいた サンパウロのアパートの住所「ドトール・ピント・フェライス通り」に ちなんで付けられたそうです。

Posted byブクログ

2009/10/07

お客様の指示を得られないような企業は成長もしないし、利益も生み出す事もできない。そのうちそこで働く人間まで暗くなる。常に明るく活力にあふれた会社でなければ、個人の能力が高くても企業そのものが活力を失ってしまい、成長を失った時にその能力のある人間まで殺してしまう事になりかねない。だ...

お客様の指示を得られないような企業は成長もしないし、利益も生み出す事もできない。そのうちそこで働く人間まで暗くなる。常に明るく活力にあふれた会社でなければ、個人の能力が高くても企業そのものが活力を失ってしまい、成長を失った時にその能力のある人間まで殺してしまう事になりかねない。だから何が何でも企業というものは成長し、利益をだし続け、常に夢を提供し、明るい状況をつくっていかなければならない(46) レースの時代からゲームの時代---レースには一位、二位と順番があるがゲームは勝ちと負けしかない(47) 治にいて乱を忘れず(105) (大手資本のライバルが登場しても勝てた事に対して)儲かりそうだからやるのか?一杯のコーヒーを通じて安らぎと活力を提供したいと心から願ってやるのか?その違いは必ずどこかで現れてくるものだ(113) 顧客第一主義という言葉を聞いたとき経営の原点はこれだ!と感動した(136) 不況になると質/量を落とさずに価格をさげる工夫をしなければいかないのに、まず質/量を落としてしまう。お客様にいかに喜んでいただくか、得意先をいかに富ませるか?という「富ませるものは富む」(139) 本気や真剣さというものにもレベル、段位がある(146) 今、お客様からの投書はすべて私の所にくるようになっている(153) 「好きずき」という言葉がある。私はこの言葉が好きではない。なぜなら、好きずきという言葉は妥協の産物にすぎないからだ。最高においしいものはみんなにこぞっておいしいと感じてくれる(184) ピカソは初期の段階では模倣をしまくった(219)

Posted byブクログ

2009/10/04

暇つぶしに買った本としては面白かった。 久々の【起業家モノ】の本でしたが 感じ入るところは多々。一杯180円!!の コーヒーを気軽に飲めるのも、先人の不断の努力の 賜物なのだと…。

Posted byブクログ

2009/10/04

ドトールコーヒーの創業者が書いたビジネス本。 基本的な内容は10年前に書かれたものだが、貫かれている基本理念は 現在も通用する内容です。 ただ、同じ話が多いのと、精神論にふりすぎる部分があり 好き嫌いは分かれるところでしょう。

Posted byブクログ