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資本主義ロシア の商品レビュー

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2024/08/19

この本を読んで私はロシアがとにかく恐ろしくなりました。 ソ連崩壊後の利権をめぐる闘争、治安の悪化は私の想像をはるかに上回るものでした。 この本が書かれたのは1994年ということでかなり前のことではありますが、今のロシアも基本的にはこの時の政治経済事情と繋がっています。ロシアに...

この本を読んで私はロシアがとにかく恐ろしくなりました。 ソ連崩壊後の利権をめぐる闘争、治安の悪化は私の想像をはるかに上回るものでした。 この本が書かれたのは1994年ということでかなり前のことではありますが、今のロシアも基本的にはこの時の政治経済事情と繋がっています。ロシアに対する見方が変わってしまうほどの実態でした。 ロシアの政治経済が「共産主義が崩壊して資本主義へ」という単純なものではないことを痛感します。

Posted byブクログ

2009/12/04

自動車産業はソ連時代作ればすべて完売という殿様商売をしていた。注文は何年も先の分まであった。競争がないからモデルチェンジは怠慢。売り手市場だから胡坐をかいていればよかった。ソ連解体と貿易の自由化で一気に破産した。 ソ連は自殺者がものすごく多い。離婚率も高い。

Posted byブクログ

2009/10/07

 ソ連崩壊後、資本主義国に移行するロシア国内の混乱状態を様々な視点から、主にニュースソースを元に、元時事通信社記者がまとめた新書。中澤氏は、ロシア研究の大家でもあるが、本書は資本主義移行、そしてエリツィン政権の94年までの動きをエピソードで理解出来ると言う点が良い所だろう。

Posted byブクログ