ウィキペディアで何が起こっているのか の商品レビュー
2008年時点での日本語版ウィキペディアの実情、ウィキペディアで起きた事件。 ある意味まだ、混沌とした状況。
Posted by
「誰でも気軽に参加できる百科事典」 ウィキペディアの実態を詳細にまとめた一冊。 ウィキペディアによる 企業・行政の不公正な書き込みの実態、 2ちゃんねるさながらのユーザーの書き込み、 ウィキペディア記事を裁判の証拠資料とした事例の記述など、 ウィキペディアに関する数々の事例が紹介...
「誰でも気軽に参加できる百科事典」 ウィキペディアの実態を詳細にまとめた一冊。 ウィキペディアによる 企業・行政の不公正な書き込みの実態、 2ちゃんねるさながらのユーザーの書き込み、 ウィキペディア記事を裁判の証拠資料とした事例の記述など、 ウィキペディアに関する数々の事例が紹介されており、 現在のウィキペディアの課題を浮かび上がらせている。 ただし、この著書は 「記述内容の信頼性に問題」 「プライバシーを保護できないシステム」などと ウィキペディアの現状・課題を ただ語って終わるのではなく、 権力やメディアに関する話に踏み込んで 論が展開されており、 メディア論の著書としても 非常に良質なものになっているように感じた。 (特に、表面的にはインターネットと対立する 企業・マスメディアが 社会情勢の変化に合わせて融和していくとした 著者の分析は秀逸だと思う) もちろん、この本は学術書ではないので、 学問的な妥当性については疑問の余地があるが、 適度な読みやすさと内容の深さの両方を兼ね備えているので、 ネットの問題、メディアの問題に興味がある人は 一度呼んでみることをお勧めしたい。
Posted by
- 1
