信長の棺(下) の商品レビュー
「信長公記」の作者である太田牛一が、信長の遺骸探しで、桶狭間の戦いや、本能寺の変の真相(?)に迫り、「歴史とは勝者の作り話に過ぎない」と語らせるお話。 上巻を読んでから2ヶ月近いブランクが出来てしまったので、上巻の内容を思い起こせるようになるまで少々リハビリが必要でしたが、下巻...
「信長公記」の作者である太田牛一が、信長の遺骸探しで、桶狭間の戦いや、本能寺の変の真相(?)に迫り、「歴史とは勝者の作り話に過ぎない」と語らせるお話。 上巻を読んでから2ヶ月近いブランクが出来てしまったので、上巻の内容を思い起こせるようになるまで少々リハビリが必要でしたが、下巻は色恋のお話もあって、上巻よりはスラスラ読めました。 (2009/1/9)
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本能寺の謎に迫る下巻です。 本能寺の変について、一つの可能性をきちんと描いている作品でした。 今まで、私の全く知らなかった丹波者という存在に着目したり(実際秀吉は丹波に関係があるという説が存在するそうです)。 ただし、ここまで突っ込んだならもう少し視野を広げて欲しかった。もっと要...
本能寺の謎に迫る下巻です。 本能寺の変について、一つの可能性をきちんと描いている作品でした。 今まで、私の全く知らなかった丹波者という存在に着目したり(実際秀吉は丹波に関係があるという説が存在するそうです)。 ただし、ここまで突っ込んだならもう少し視野を広げて欲しかった。もっと要素があるはずなんだ。もうひと味足りないんです。 ただ、これが”小説”というジャンルであって、決して歴史研究書ではないので、その点が歴史研究の材料を探している私には物足りなかったけど、そもそもそのニーズはサポート外なので(…)小説として純粋には良く出来た作品じゃと思われますっ!!
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太閤依頼の「信長記」を書き終えたが、信長にまつわる謎は解けない。信長の桶狭間の謎を追ううちに、さまざまな事件に巻き込まれる中、多志との恋におち、どとうのごとく謎が明かされてくる。さまざまなことの糸口があきらかになり、秀吉の死をピークに多志の叔父権から謎が明らかにされる。加藤廣の空...
太閤依頼の「信長記」を書き終えたが、信長にまつわる謎は解けない。信長の桶狭間の謎を追ううちに、さまざまな事件に巻き込まれる中、多志との恋におち、どとうのごとく謎が明かされてくる。さまざまなことの糸口があきらかになり、秀吉の死をピークに多志の叔父権から謎が明らかにされる。加藤廣の空想の世界からの信長ミステリーであるが、ある程度本当のことかもしれない。歴史の謎はいろいろあるが、点が線になる空想をもたらす歴史ミステリーだ。
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なぜ信長の遺骸はいつまでたっても見つからないのか。光秀はなぜ戦勝祈願の連歌を詠んだのか。秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか。丹波を訪れた太田牛一は、謎の美女、多志に導かれ阿弥陀寺、本能寺、丹波を結ぶ“闇物語”のとば口へと足を踏み入れる。驚天動地の歴史ミステリーいよいよクライ...
なぜ信長の遺骸はいつまでたっても見つからないのか。光秀はなぜ戦勝祈願の連歌を詠んだのか。秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか。丹波を訪れた太田牛一は、謎の美女、多志に導かれ阿弥陀寺、本能寺、丹波を結ぶ“闇物語”のとば口へと足を踏み入れる。驚天動地の歴史ミステリーいよいよクライマックスへ。 2008.9.10 読了!
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