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平等ゲーム の商品レビュー

3.4

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2021/08/19

瀬戸内海にある誰もがみな平等という理念の 理想郷「鷹の島」で生まれ育った青年が、一般社会に暮らす人々と関わっていくうちに少しずつ変わり成長していくお話。 面白かった、宗教ではないけれど生活を共にする共同体での暮らし。ヤマギシの村を思い出し、少し比較したり重ねて考えたりしてみる。...

瀬戸内海にある誰もがみな平等という理念の 理想郷「鷹の島」で生まれ育った青年が、一般社会に暮らす人々と関わっていくうちに少しずつ変わり成長していくお話。 面白かった、宗教ではないけれど生活を共にする共同体での暮らし。ヤマギシの村を思い出し、少し比較したり重ねて考えたりしてみる。人が集まって暮らしていく限り、完璧に理想を求めるのは難しいんだな。 ラストはちょっと「ん?」とは思うけど。それにところどころ「で、あの人はどうなった?」と思う登場人物も残っている、なので面白かったけどもうひといき!!

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2018/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

富の再配分と投票決議で誰もが平等で均質に暮らせる島への移住説明を通して、平等の良し悪しを描いた物語。 要は共産主義国家なのでは?と思うのだけど、島の価値感に疑いを持たずに生きてきた主人公の平坦な情緒や感受性には共感ができて、彼が外界と接することで成長する心理面や絵画への取り組み方がどこへ向かうのかが興味深く、けっきょく平等のための独裁という夢に行き着くのも皮肉に感じれて面白かった。 窮屈はあるが生きるのには困らないというのは最低保障であって、それって日本では監視のゆるい監獄暮らしでは??と思うので、そこに魅力を感じれるかどうかは自分の状況次第というのが怖いところだなと感じた。

Posted byブクログ

2018/09/02

平等、公平、正義。一つ一つのテーマに、個人的な生活レベルの視点から切り込んだ作品。大きなテーマを、小さな視点で扱い、感情移入させられる。壮大になり過ぎず、蔑ろにし過ぎず。所詮は愛すべき人間たちの織りなすゆるーい概念上の発想だから、平等も公正も正義もゆるい。それでも、清廉な道を歩み...

平等、公平、正義。一つ一つのテーマに、個人的な生活レベルの視点から切り込んだ作品。大きなテーマを、小さな視点で扱い、感情移入させられる。壮大になり過ぎず、蔑ろにし過ぎず。所詮は愛すべき人間たちの織りなすゆるーい概念上の発想だから、平等も公正も正義もゆるい。それでも、清廉な道を歩みたい主人公が自分の島を、仕事を、卒業していく様はそんな経路を経て、少し汚れていく。腐敗というより、泥まみれになるような汚れ方。それってそんなに悪いもんじゃないなって思わせてくれる一冊。

Posted byブクログ

2018/08/25

島の人全てが平等という設定が面白い。実際にはあり得ない非現実的なことだらけだけど、お話として面白い。何でもかんでも「平等じゃないと不公平!」と訴えるPT○のママたちに読ませたらどう感じるかな?

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2016/08/12

「ーただ、スポットライトは当たってると思うよ。全員に。今もかおりさんに当たってる。自分では気付いてないだけだよ」 ー芦田耕太郎 平等=正義。とは限らない。

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2015/08/18

魅力的であろう人物に描かれている船乗りが客に無理を言う物腰の低い迷惑な人 コテコテの関西弁の人物が言葉で悩むのも、他の地方の登場人物達同様標準語で喋れば良いのでは?と共感出来ず(作者は関西の人だけは方言を直せないと思い込んでいるの?) 作者がこう受け取って欲しいと書いてあるの...

魅力的であろう人物に描かれている船乗りが客に無理を言う物腰の低い迷惑な人 コテコテの関西弁の人物が言葉で悩むのも、他の地方の登場人物達同様標準語で喋れば良いのでは?と共感出来ず(作者は関西の人だけは方言を直せないと思い込んでいるの?) 作者がこう受け取って欲しいと書いてあるのは分かってもなかなか素直にはそう読めませんでした

Posted byブクログ

2015/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。そこでは島民1600人が、全員平等。現代社会の歪みを是正するために生まれた、究極の楽園。人々は、嫉妬や私欲にかられることなく、何不自由ない豊かな生活を約束されている。まさに、天国。の、はずだった―* 理想の社会、究極の楽園を体現したはずの、島。ところが、その理想郷でさえも人の心の裏は変えられず・・・と言う設定は面白かったが、あまりにもあっさり主人公が追放されてしまう顛末にはがっかり。尻すぼまりな読後感でした。

Posted byブクログ

2015/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すべてが投票で決まる平等の島。 人にはそれぞれ感情があるのだから、すべてが平等にとはいかないと思う。 だからこの本のように平等にしようとして何か細工をしてしまう。

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2014/12/31

Tue, 28 Oct 2008 小説なんですが, 主人公は平等が約束された「鷹の島」という瀬戸内海の島の住人. 鷹の島では,皆が平等を約束され,仕事はくじ引きで配分される. 主人公は1600人が定員のこの島に欠員が出ると,本土の希望者を回り勧誘するという勧誘係をやっているの...

Tue, 28 Oct 2008 小説なんですが, 主人公は平等が約束された「鷹の島」という瀬戸内海の島の住人. 鷹の島では,皆が平等を約束され,仕事はくじ引きで配分される. 主人公は1600人が定員のこの島に欠員が出ると,本土の希望者を回り勧誘するという勧誘係をやっているのだが, この島の生まれ育ちで純粋で,妬みや欲を知らない. まぁ,この時点でつっこみたくなる. 第一,社会制度が平等になるように作られてるからって妬みや嫉妬を覚えないというのはナイデショウ. 鷹の島では学校でも順位をつけない,運動会は手を繋いでゴールだそうで,この辺りは実際に日本で起きている小学校教育の実情を軽く叩いていて面白い. それが,本土での出会いの中で,徐々に達成感や嫉妬を覚えていくことで,そういう人間くささを含めた部分に目覚めていくのだが・・. 一方で鷹の島が本当に理想的な場所だったかというと,そうでもなかった(そらそうだ)と, 腐敗などがあったことが終盤明らかになっていき・・・. というストーリーなのですが, なんつーか,折角,仮想的な平等の島を創るのなら,もうちょっと穴の無いように骨太の制度設計をして欲しかったと思うのが僕の感想. こんな制度じゃ,そーなるの「アタリマエダヨーーー!!」ってことで「理想的だ」とは読者としてもとても思えないものである.

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2014/10/16

2014/10/16 読了 思っていたストーリーとは違ったけど、「平等ってなにか」ってことや、すべて平等だと社会はどうなるのか、とか、あらためて平等について考える機会を得られた。

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